子育てにゴールはない。あるのはプロセスだけだ(とカッコよく言ってみる)。【55日目】
甥っ子姪っ子保育園と化した実家に滞在したのは、朝の8時から夜の7時までだった。
トータル11時間の保育は、「夕飯食べていきなよ」という母の心遣いに甘え、ドミノのピザを家族で食べて終了した。
子どもたちの好きなギガ・ミートのピザ。
それを次男に取り分けてやりながら、ぼんやりと考える。
「大人がやってほしいことを子どもにさせるのは、かなりむずかしい」
昨晩遅くまでかかって準備した【母の日プレゼント計画】は、綺麗にポシャっていた。
この記事に書いた紙コップでのカゴ作りは、子どもたちに見向きもされなかった。泣
彼らの心を掴んだのは、カゴではなくカラフルな紙コップそのもの。
面白い勢いで紙コップが減っていく。
同時に、大量の魚とタコが増え、甥っ子がダイバーさながらにタピオカ用ストローを組み合わせて作った酸素マスクと紙コップ製の水中メガネを装備して床を縦横無尽に泳ぎ回っている。
彼らに見えているのは、南国の海のようだった。
でもまあ、いいのだ。
子どもたちの想像を刺激し、工作意欲に火がつけられたのなら、それが一番。
綺麗な完成を目指すのではなく、途中経過をみんなで楽しむ。
まさに『プロセスマニア』である。
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散らばった紙コップの間に座り込んだまま、うむと頷く。
ふと隣を見ると、一番下の甥っ子(4歳)が、剥がしたシールを私の膝にひたすら貼っていた。
そんなカオスで愉快な家庭内保育園、今日も開園でございます。
自己紹介はこちら。
今日の投稿は放課後ライティング倶楽部(AWC)の『66日ライティング✖️ランニング』のお題で書いております。
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