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接客業であるバーテンダーが教える口臭が気になっている人ができる対策決定版!

こんにちは。

バーテンダーのtakumiです。

美容業、飲食業、営業などの仕事をしている方は日ごろから他人と近い距離で接することが多く、また積極的に声をかけていく機会も多いことから口臭が出ないように意識している人も多いと思います。

しかし一般的にできる口臭ケアといえば毎日の歯磨きはもちろん、せいぜい臭いのでる食べ物・飲み物を控えて、場合によってブレスケアのようなものを使うくらいしか思いつかないという方も多いはず。


じつは口臭ケアは必ずしも口の中だけをケアすればいいというものではなかったりします


本投稿では仕事柄口臭ケアにも意識を高く持っているバーテンダーである僕が実践している「接客や人と話すときの口臭が気になっている人が意識すべき対策」についてまとめていきます。

日頃さまざまなものを召し上がっているグルメなお客様たち(歯科医などの専門職の方も含む)とも情報交換をし、ベストな口臭ケアを探っていきます。

口臭はなぜ起こるのか?

口臭の原因は大きく分けて「口内」と「体内」のふたつに分けられます

口内を由来とする口臭は主に直前の食事、食べかす、口内の雑菌の繁殖などが原因で起こります。

<口内が原因で起こる口臭の原因として考えられるもの>

・虫歯・歯周病
・歯垢(歯の汚れ)
・舌苔(舌の汚れ)
・口内の乾燥
・食べ物

対して体内を由来とする口臭は消化不良、加齢、体内での雑菌の増加などが原因でです。

<体内が原因で起こる口臭の原因として考えられるもの>

・全身の諸病
・胃腸の不調
・加齢


消化器官をはじめとした不調によって臭いの元が体内で生じ、呼吸と共に口外へと発せられ口臭として感じられてしまいます。

口臭が気になる場合はまずどのようなことが原因で口臭が悪化しているのかを予測することが大切です。場合によっては口内・体内両方に原因があるかもしれません。

口臭のほとんどは口内を原因とするもので、基本的には毎日の正しい歯ブラシでケアしていれば大きく悪化する事はありません。

しかし蓄積した汚れや加齢や体質による雑菌の繁殖が起こっている場合は意識的なケアが必要です。

口臭が気になっている人が日常的に意識すべき対策

口の中のケア

①歯ブラシの仕方を見直す
まず口内ケアをする上で最も大切なのは毎日の歯磨きを見直すことです。

<歯ブラシで意識したいポイント>

・正しいブラッシング
・食後の定期的なブラッシング(2~3回/日)
・歯ブラシのケア
・定期的なフロス
・タフトブラシを使用
・舌ブラシを使用

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正しい歯磨きの仕方や頻度については歯医者さんの定期健診でじっさいに教わるのが一番かと思いますが、今なら動画でもプロのブラッシング技術を簡単にチェックできます。

もう一点、今日からでも意識したいのは通常の歯ブラシのほかにフロス、タフトブラシ、舌ブラシ、電動歯ブラシなどを併用するということです。

フロス
歯間を磨ける糸のような歯ブラシで、通常のブラッシングでとれない食べかすなどを取り除く。
→この食べかすが時間をかけて臭いのもとになってしまう

タフトブラシ

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歯並びの悪い部分や奥歯の奥に届く先端の尖った歯ブラシ。
→通常のブラッシングで残った汚れ(臭いのもと)を取り除く

参考:「親知らずから歯の隙間までをキレイにできるワンタフトブラシの使い方・磨き方」


舌ブラシ
→舌苔を取り除くための専用ブラシ


電動歯ブラシ
→人力ではめんどうなブラッシングも電動だと楽しく確実に綺麗にできる


僕はこれらのブラシを日々のブラッシングに取り入れるだけで接客の時に口臭を気にすることが減りました。

自信がついて自然と声も大きくなり、自信のある顔つきになったといわれたこともあります。

経験上フロスと舌ブラシは知っていてもタフトブラシは知らない人も多いようですが、個人的にはこのなかでは一番効果を実感してます。

あと意外にできていない人が多いのが歯ブラシそのもののケア

歯ブラシを使い捨てにしている人は少ないと思いますが、使い終わったあとにケアできていないと雑菌が繁殖してむしろ口内環境を悪化させることに繋がります。

歯ブラシのケアは使い終わったら①きちんと水気をきって乾燥させる②アルコールなどで除菌するがおすすめです。

参考:「【お手入れは完璧?】歯ブラシの正しい洗い方や除菌方法をマスター」

②洗口液を使う

ブラッシングを完璧にしたあとにダメ押しで使いたいのが洗口液・・・有名な製品としてはリステリンなどが知られていますね。


この手の製品は刺激が強いことも多く使うのを敬遠する人も少なくありませんが、しっかりと歯ブラシをした後に使うことでより高い効果を得ることができます。


洗口液は簡単に言うと口の中を消毒して口臭や虫歯の原因になる菌を減らして健全な口内環境を保つための除菌剤です。

基本的にはどれをチョイスしてもらってもいいと思うのですが、いろいろと使ってきた結果ここではコンクールFという商品をオススメしておきます。

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コンクールFのメリットは除菌力はじゅうぶんなのにとにかく刺激が少なく、使うのに全く抵抗を感じない点にあります。

リステリンなどはどうしても刺激が強いので、もっと気軽にかつ効果のある洗口液を探しているという方にはぜひ一度試してもらいたいですね。

参考:「マウスウォッシュ「コンクールF」が超便利|効果、使い方、口コミを紹介」

③マヌカハニー

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マヌカハニーは喉を使う仕事の人には欠かせないですが口臭対策にも有効です。

抗菌成分の強いはちみつですが保湿効果もあり、風邪予防など日ごろの健康にもプラスなので使ってみて損はないですね。

商品も多く、用途に応じて買うべきものも異なってくるのでマヌカハニーに詳しい人の記事を参考にして購入するものを決めたほうが良いでしょう。

僕も複数のブランドを試しましたが、不思議なもので使い心地が微妙に違うんですよね。

もちろん味も。

参考:「【愛用歴8年】根拠があって信頼できるおすすめマヌカハニーブランドランキング」

体内のケア

体内を由来とする口臭は腸内環境の悪化、加齢、体内での雑菌の増加などが原因で起こります。

特に腸内環境の悪化は腸内で分解され発生する水素ガスやメタンガスが影響して口臭がおなら臭く感じたり、肉食に偏ることでドブ臭いにおいが出たりすることがわかってきています。

人体の構造上、呼吸口と消化口は異なるものなので、胃の内容物の臭いが呼気にあたえる影響は意外にもあまりないものとされています(一部げっぷのような現象を除きます)。

ただし呼気は血液を通して肺から送られてくるもので、ここには腸内で分解され発生した嫌気性のガスなどが含まれているため腸内環境の悪化によって消化に問題が生じると口臭にも影響が出てくることがあるのです。(ちなみにアルコールの呼気検査などもこの理屈を利用して行われているんですよ。)

お腹の調子が悪いと口臭にも影響が出るので、最近では口臭ケアを行う時に腸内環境の改善を重要視することも多くなってきています。

腸内環境の改善には生活習慣や食生活を整えることが重要ですが、それと同時に意識的に乳酸菌などの善玉菌を摂取することもポイントです。

僕は仕事柄生活リズムが乱れがちでお腹も壊しやすいので乳酸菌は意識的にとるようにしています。

なかでも最近気に入ってよく使っているのが知人に紹介してもらったビオラクミンWで、価格と含有されている善玉菌量のバランスが優れていて継続して使っています。

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下手な乳酸菌サプリを月3000円とかで買うならまずコイツを試して効果が実感できるか確認してみましょう。

口臭が気になっている人がその場でできる対策

口臭は日常的にケアしていくものなのでその場ですぐにできることは限られています。

基本的には唾液の量を潤沢にして口内の渇きをなくすというのがポイントになるでしょう。

休憩時間などを利用してこまめに水分補給をして口の中が乾かないようにし、可能であればガムなどを噛んで唾液の分泌を促すだけでも効果はあります。

さきほど紹介したコンクールFやマヌカハニーなどもいつでも使えて効果があるので常備しておくのも悪くありませんよ。

さらにダメ押しの一手で僕がいつも常備しているのがこちらのスッキリ吐息というタブレットです。

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この製品はコーラルアパタイトというサンゴの化石から作られた成分を配合した口内ケアタブレットで、ブレスケアなんかと比べてびっくりするくらい強力な効果を実感できます。

コイツは強力過ぎて僕も仕事前には使えないんです。味変わらなくなってしまうので・・・。

でも多少味覚がブレても大丈夫なときなら即効性という意味では最強の口内ケアアイテムだと思います。

参考:「口臭対策「スッキリ吐息」をレビュー・口コミ!炭酸タブレットで効果が実感しやすい」

まとめ

本投稿では人と話す時に口臭が気になる人のための対策をまとめてきました。

まずは日ごろの口内・体内ケアを、次にその場でできるケアをマスターし、あと一歩完璧なケアをするならサプリメントを利用するというのが理想の形でしょう。

自分の悩みの深さや普段ケアできていない点を考えて自分なりの口臭ケアを実践していきましょう!

なお口臭対策については僕が運営しているブログ「カウンター上のセレナーデ」のなかの『キスするとき口臭ってわかる?気になっている人のための対策を解説』でも解説しているのであわせてご覧ください。

いただいたサポートは将来自分のお店を開店するための開業資金として大切に貯めさせて頂いております。いつの日か皆様とカウンター越しに出会えることを祈って―。