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リクルートを経て、インターン先に出戻った25歳・2児の父の話

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※2019/05/23公開の記事です。

こんにちは。たけのぶです。

2019年4月からカウンターワークスで「adpt(アダプト)」という体験型店舗 & 店舗行動分析サービスを立ち上げています。

タイトルにもある通り「出戻り組」でして、以下のような流れを辿っています。

創業期のカウンターワークスで1年半ほどインターン
新卒はリクルートに
3年後、再びカウンターワークスにジョイン
今回は、「楽しかったリクルートを辞めて、カウンターワークスになぜ出戻ったか」お話しできればと思います。

少し長いですが、もし「色んなことをやっているけど、なんだかモヤモヤしてる人」が見てくれていたら、お付き合いいただれば、うれしいです。

自己紹介


改めまして、たけのぶです。
新卒でリクルートに入社し、3年間で主にこんな仕事をしてました。

1年目:TOWNWORK Appディレクター
2年目:TOWNWORK, FromA navi Appプロダクトオーナー
3年目:アルバイト・中途採用領域 分析チームリーダー
主に、

分析・企画・モック作り
プロダクト開発やプロジェクトのディレクション
他チームとの連携・交通整理
などを担当しつつ、事業とチームのために状況・状態を分析・理解しながら、
必要なことをコツコツ解決していくお仕事をやってました。

▼ディレクター・プロダクトオーナー時代に作った新規機能たち
(開発チームが素敵に改善してくれているので、ぜひDLしてみてください...!)

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また、タイトルにもありますが、大学在学中に子どもを授かり結婚し、現在、5歳と0歳の2人の子どもがいます。

そのため、リクルート入社前、生活費を稼ぎながら力をつける為、IT系ベンチャー複数社で、営業やったり、マーケとしてSEOや運用型広告の運用などのインターンをしてました。

カウンターワークスとのはじめての出会いは、そんなインターン時代に遡ります。

はじめての出会い


2014年10月、以前インターンしていたFreakOutの先輩から、インターン先紹介のDMをいただきました。

「FreakOut一号社員の人が独立して、ビジネスサイドのインターンを探してる」
「マーケ×テクノロジーだけど、アドテクではない」

そんなメッセージに興味が湧いて、話を聞く時間をもらい、代表の三瓶さん(以下、三瓶さん)とあったのがきっかけです。

オンラインストアだと商品を見て検討できず、多くの人は知ってるものしか買えない。
しかし、リアル店舗を出そうとすると交渉に時間がかかる上、数年の間、数百万はかかり続ける。
EC発の小売ブランドが増える中、そうした方たちがよりリアル店舗を持ちやすくしたい。
そんな話を聞きながら、
「オンライン広告のようにオフラインが変化し、新しいものとより深く出会える世界」
にワクワクしたのを覚えてます。

当時はまだ登記前で、サービスもなかったものの、1人目のメンバーとしてジョインすることを決め、

サービスローンチ前後のスペース掲載営業
カスタマーサクセス
パートナー企業との事業提携・推進
など、インターンとして幅広く経験させていただきました。

▼提携先のGMOペパボ様と開催した思い出深いポップアップストア

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他のインターンも良い経験が積めましたが、事業に向き合い改善し続ける大変さと楽しさを一番感じられたと思ってます。

もしスタートアップで力をつけたい大学生が読んでたら、他ではなかなかできない経験ができるので、ぜひオススメしたいです。


なんで一度辞めたのか


結論から言うと、「家族を説得できなかった」からでした。

当時、個人としてはそのまま入社したいと思っていた上、ありがたいことにカウンターワークスからもオファーいただいており、リクルートはお断りしようと考えていました。

しかし、家族と就職先の話をしていく中で

会社としては2期目
色々働いてたとはいえ、まだ22歳の大学生
子どもがまもなく幼稚園に入る
ということもあり、「新卒・スタートアップ」に対して、どうしても家族に心理的な安心感を持ってもらうことができず、折り合えないまま平行線に。
2年間、少しでも実績をつけられるよう働いたものの、信頼が足りなかったことを、当時は悔しく思いました。

結局、家族が納得できていない形での入社は難しく、インターンとして数ヶ月働いたのちに退社。
「この規模の企業でしか得られないものを最大限、吸収しよう」と腹を決めて、リクルートに新卒で入社しました。

戻るまで何をやっていたのか


リクルートでは上司に恵まれ、新卒から伸び伸びと任せていただける環境で3年間、前述した仕事を主にしながら働いていました。
人材ドメインの中で1年ごとに担当範囲も広がり、その中でも毎四半期ごとにやることが変わる中で、学べることも多く、楽しく働けたと思ってます。

一方、さまざまな問題をひたすら解いていく中で、2年目に入ってすぐ(一昨年の春ごろ)、なんとなく身が入らないモヤモヤを感じ、人材以外のドメインの会社でお手伝いも始めてました。
退社後も定期的にお声がけいただいていたこともあり、その後、カウンターワークスもお手伝いさせていただいていたのですが、モヤモヤがうまく解消されないまま、3年目を迎えました。

そんなモヤモヤの中で、昨年の夏ごろ、「SHOPCOUNTERとは別の切り口で、小売を支える新規プロジェクトを立ち上げたい」と三瓶さんから話を受け、新規事業プロジェクトが開始。

リサーチや三瓶さんとの議論を進める中で、最終的に

メーカーや小売ブランドが、

・短い期間で出店でき、商品説明・体験を提供できる
・お店に来た、商品を見た・体験したお客さまの行動を解析できる
・行動データや接客時のご意見を出店メーカーが見れる

ようにし、オンライン広告のようにリアル店舗で販促改善を行えるサービス
を検証してみようという話になり、体験型店舗を立ち上げることになりました。

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SHOPCOUNTERでスペース開拓や店舗出店のサポートをしていた上、SHOPCOUNTERチームにスペース開拓やサービス開発、PRを助けていただけたため、当初「どうにかなるかな」と考えていましたが、

出店先企業への出店オファー、調整
店舗内での体験設計、内装検討
複数社の出店準備
店舗内サービスの開発ディレクション
スタッフ採用
その他パートナー企業との折衝
一部取材対応
などの実務を、調整コストを下げながらスピードが担保できるよう1名で行ったため、これまでで最もハードなお仕事に。
店舗スペースの契約上、3ヶ月後に開店することが固まる中で必死に準備を行い、途中 第二子の出産に立ち会いながら、どうにか予定日にオープン。

開店後も店舗改善を行いながら、多くの来店者の方に楽しんでいただきつつ、出店者にも満足いただき、無事に事業検証を終了。事業として正式に事業立ち上げを進めていくことができました。

▼初日の写真


どうして戻ってきたのか
こうしてadptを検証していく中で「中途半端に幅広くやってみる」ことより、「大きく変化していく市場で、作りたい未来のために集中し、徹底的に実行していく」と結局、自分にとってやりがいを持って働けるようになることに気がつきました。

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その上で、リクルートや他のお手伝い先を含めて、どうしていきたいかを考えた時に

SHOPCOUNTERを立ち上げた時以上の速度で、小売市場が変化している
会社として描きたい「小売の未来」に共感でき、実現したいと思った
担当事業をやり切りたいという意思があり、自分のスキルが最も活きる
という3点がバッチリあっているのがカウンターワークスだと確信し、戻ることを決心。
最終的に家族からも信頼して転職先を預けていただいて、見事に出戻ることができました。

(リクルートやお手伝い先含め、たくさんご迷惑をおかけしましたが、暖かく見送っていただいて、本当に感謝してもしきれません...。本当にありがとうございました。)

こうして戻ってきて、1ヶ月。
日々、adptの立ち上げに奔走していますが、adptはもちろん、SHOPCOUNTERでも力を借りたいところがたくさんあります。

「オンラインでサイトやアプリをリリース・改善できるように、オフラインの場にも簡単に出店でき、お店やプロダクト改善していける」
そんな世界を一緒に作っていきませんか?

少しでも興味を持っていただければ、まずは一緒に話しましょう!

株式会社カウンターワークスでは一緒に働く仲間を募集しています

https://www.counterworks.jp/recruit/

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