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得意なことを伸ばすほうが楽しい

written by しゅー

総合職に挑戦してみてわかったことがある。

得意なことを伸ばすほうが楽しい。

技術者をとめて総合職になった

生い立ち

なんとなくこれをやろうと決めて18年が経ち別のことをやってみている。

8歳の頃に「宇宙に行く方法を作る人になる(技術者)」と決めて18年それのために生きてきた。

友達と遊ぶ時間よりもレゴを組んだり本を読む時間のほうが長い子供だった。 

レゴがプログラミングになっただけで今もそれは変わらない。

宇宙ではなくWebプログラマとして26歳を迎え、ここに来て少し迷って別の道、総合職を選んでみた。

得意なことが見えた

環境を変え見渡すと、自分は続けてきたことが得意なんだと知れた。

周りよりもシステム理解の速度は早いし、エンジニアとのコミュニケーションもできる。

欲しいものをツールを使って作る能力もある。

サービスの元ユーザだからドメインの理解も早い。

異動して1ヶ月にしては上出来だと思う。

それが今のチームにおける僕の価値だと思う。

夢の喪失

でも同時に夢を失ってしまった喪失感がふわふわと自分を包んでいっていることもわかった。

日々の業務はほぼ同じ内容を聞く電話の繰り返しと薄く希釈されたかのような定期タスク。

そして時々のイレギュラー対応。土日はどちらかが出勤で業務の殆どはバイトさんがやってくれる。

「これやってて俺何か得意になるんだっけ?」みたいな漠然とした不安のなか毎日の業務をやっている。

日々の暮らしには全く問題がない。

一寸先の闇

しかし、積み上げている感覚もなく、向かう先にワクワクを感じない日々が怖いのである。

僕は愛想がそれほど良くないし、人を笑わせるようなタイプでもない。どちらかというと2人でじっくり話すほうが性に合う。

どうも自分は人間と話すよりも機械と話す方がお金を生めるしそれのほうが楽しいらしい。

そんな事実に異動して気付いてきた。

先輩やこの先のキャリアパスを見てもワクワクしないし、僕はこちら側を生業にすべきでないとなんとなく分かった。

得意なことと伸ばすこと

人間、苦手なことや興味が強くないことに頑張るよりも得意なことを伸ばすほうが楽しい。

興味がある事柄について脳の吸収率が2倍以上になるらしい。

やっぱり興味があることをやったほうがいい。

僕にとってはnoteもそうである。

性やセックスが好きで文章を書くことが苦ではない僕にとってnoteを書くことは趣味以外何物でもない。

得意なことは金になる

だけどありがたいことに見てくれる人や買ってくれる人、紹介したものを買ってくれる人がいるのである。

そして、さらにありがたいことに僕の知識や発信がお金に変わっているのである。先月はnoteの売上で1万円ほど頂けた。

そうやって好きで得意なことがそのままお金になっていく時代なんだと思う。

得意なこと、とは

道を歩いていてすれ違う人よりも優れていることがその人の魅力や価値につながるんだろうなと思う。

街中にいる可愛い女の子のキャッチは「人よりも可愛い」からお金を貰えている。彼女らは僕より遥かに可愛い。

僕は「人よりもコンピュータに詳しい」ということでお金をもらっている。僕は彼女らより遥かに見劣りするがコンピュータには詳しい。

得意なんて多くの人と比べた相対的なものでしかない。

宇宙兄弟が教えてくれたこと

あなたの得意なことはなんてだろうか?

きっとそれは「違う人から2回褒められた事柄」だと思う。

最近読んだ宇宙兄弟にそう書いてあった。

きっとそれはあなたが好きで続けていることだと思う。

だからこそ、得意なことを伸ばすほうが楽しいのである。

夢を捨てないでください。

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