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内向的な人と外向的な人の違い

written by しゅー

最近は「内向的な人、外向的な人の違い」について本を読んでいた。

結論そもそも内向的な人と外向的な人は全くタイプが違う。

他者を見てあなたが無理に変わることは必要ないし、むしろそれぞれの強みがある。

内向的な人は生きづらさや違和感を抱きやすい。

しかし生きづらさや違和感はあなたのせいではない。

あなたがあなた自身の理解をすることでもっと楽になれる。

内向的であることを認める

ブロガーやぎぺーさんが書いた記事を読んで触発された。

やぎぺーさんはブログやyoutubeでこんな発信をしていた。

「自分が内向的な人だと気づくまで随分と頑張ってきた。クラスの中心人物だった外向的な兄を見て”自分も…"と悩む自分が辛かった。ある本を読んでから自分が内向的だとわかった。それからはそんなことは考えなくなった。人にはタイプがある。自分を偽らなくていい。」

この発言に影響された。

内向的を強みにする本

そのある本とはこの本だ。あまりにも気になってすぐに購入した。


自分が内向的か外向的かわからない人はテストをしよう。

上記の本から抜粋した。

当てはまる数が多いほど内向的な人である。

全部で30問ある。僕は27個当てはまった。相当内向的だ。

休息が必要なときは、グループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごすほうが好ましい。

プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い期間を与えてもらうほうがいい。

話をする前に予行演習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモをつくる。

概して、話すより聞くほうが好きだ。

人から、物静かだ、謎めいている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。

祝い事は、大きなパーティーを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。

通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。

たいていの人が気づかないような細かなことに気づく。

ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気を感じる。

何かすると言ったら、ほとんどの場合、そのとおり実行する。

仕事に締め切りや緊急性があると、不安を感じる。

あまりに多くのことが同時進行していると、朦朧(もうろう)としてしまう。

何かに参加するかどうか決めるのは、しばらく見学してからにしたい。

長期的な人間関係を築くほうだ。

他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔されるのも好きでない。

たくさんの情報を取りこんだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。

刺激の多すぎる環境は好きでない。世間の人がなぜホラー映画を見にいったり、ジェットコースターに乗ったりするのか、さっぱりわからない。

匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。

創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである。

たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう。

人を紹介するより、紹介されるほうが好きだ。

人のなかや活動の場に長くいすぎると、不機嫌になることがある。

新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる。

人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きでない。

怖くて折り返しの電話をかけられないことがよくある。

人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになることがある。

ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや、考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる。

ちょっとした知り合いは、友達とは考えない。

きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。

周囲の人に、自分で思っているよりも頭がいいと思われて、驚くことがある。

内向的な僕の好きな時間

僕はどんなに楽しい一時でも人と過ごしたあとは自分の時間がほしい。

喧騒は僕を疲れさせる。特に高い音や人の出す音が苦手だ。

騒がしいところや人の多いところよりは静かな場所で本やブログを読んでいたい。

自分の経験や体験を説明する書物との出会いは素晴らしい。

人々の思いや考えが書かれた文章を読むのは僕にとって無くすことのできない変えがたい時間だ。

じっくり考えることや理路整然とした意見を作ることは自分の理解度把握や自分自身の理解に繋がり楽しい。

一人で過ごす時間は何も苦ではないし、むしろそんな自由な時間の使い方が好きだ。


僕にとってエネルギー補給はそれだ。

世の中は外向的

ところがそんなタイプの人は全体の25%ほどしかいない。

残りの75%は外向的である。

内向的な人は外向的な人が作り上げたルールの中で生きることを強いられる。

それによって行きづらさを感じてしまう人もいる。

僕が実際にそうである。

外向的な人のエネルギー

外向的な人は、人と過ごした時間がエネルギー補給になる。

人と話し、騒ぎ、笑った時間がエネルギーになる。

飲みや楽しい時間がエネルギーを補給させ新たなエネルギーを生む。

人との関わり合いや新しい経験など外部からの刺激への関心が強く、それらを取り組む。

またそれらに強く作用される。

いろんなものに興味を持ち試し刺激を受け入れ経験に変えていく。

じっくり考えることや理路整然とした話は退屈に聞こえる。刺激が弱い。

これは外向的な人の脳がアドレナリンから興奮を生むことが理由だ。

外向的な人は自分の外部へ意識を向ける。

内向的な人は自分と向き合う

内向的な人は自分の感情や思考に関心を向ける。

それらを何度も深く思考し反芻し咀嚼する。

何度も考え、新たな思考や発見に喜びを見出す。

芸術や読書が好きなのは「自分自身の感情や思考が刺激され新たな題材が生まれる」からである。

これは脳内で「思考時に発生するホルモン」が興奮を与えることが理由だ。

脳の働きの違い

内向的な人と外向的な人で興奮するときに利用される脳の経路や脳内物質が異なるのである。

脳の動きが異なるのでもちろん行動や行動原理も変わる。

よって内向的な人と外向的な人は全く違う脳の働きから行動を決定している。

興奮するものも違う。

つまり、性格なんて簡単な切り分けでは区別できない。

それぞれの強み

外向的な人はその場の空気を作ることや人脈を広げること、物事をスピード感持ってすすめることに長けている。

対して、内向的な人は人が拾わないような小さい気付きや結果に基づく新しい視点、緻密な論証による研究、周りのスピードを1段階ゆるめて視点を広げることに長けている。

こう見てみるとそれぞれにそれぞれの強みがある。

つまり、良い悪いの問題ではなく、自分の能力のうち何を上手く使うかの話でしかない。

それに人はどちらか一方だけの気質を持つのでなくどちらも濃淡あれど持っているものである。

使い分けてしまい両面を使うこともできる。

喧騒や過干渉する人とは程よく距離を取れば良い。

他者との関係性は自分で決められる。

まとめ

今日は内向的な人について書いてみた。

生きづらさや違和感はあなたのせいではない。

自分のタイプを明確に理解して行動することで楽になれる。

ちなみに内向的な人だからといって外向的な人と付き合えないわけではない。

僕の彼女のぬーは明らかに外向的な人だ。友人の友人とすぐに仲良くなるし、僕の友人ともすぐに仲良くなる。

タイプが違うからと言って全く付き合えないわけではない。

譲り合う物があってもいい。

そしてその狭間を意識する必要はない。

それは連続している中でどれくらい内向的/外向的に寄っているか距離や位置の話でしかない。

タイプの違いをお互いが理解していれば問題ない。

この文章が刺さったあなたもぜひ読んでみてほしい1冊だ。

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