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AV男優 森林原人さんの触れる講習会は「触れることで自尊心が高まる」ことを教えてくれた

しゅーです。

昨日は森林原人さん主催の「触れる」イベントに行ってきました。


すごく心地良いイベントだったので、レポートします。

長い記事なので、学びはまとめに書いておきます。そこだけ読んでもらって結構です。

AV男優森林原人さんの触れる講習会は「触れることで自尊心が高まる」ことを教えてくれた

このイベントでは「触れること」をテーマに進みます。

触れる、それは「他者に触れること」を意味します。

つまり、「他者と触れあることで生まれるコミュニケーション」を軸としたイベントでした。

その日であった知らない人と触れ合いハグする。

そんなことなかなか日常では体験しないですよね。

結論から書くと

人と触れ合う。自分を認め、相手を認め、受け入れることで自尊心が高まる

という発見がありました。


イベントの流れ

大まかなな流れは以下です。順に説明していきます。

1. 最も敏感な人の感覚器はどこだろう

2. 手の触れあいから触れる心地よさを知ろう

3. うんこ便器爆破ゲーム

4. 目を見て握手をしてハグする

5. ハグ&フルーツバスケット

6. 手や目だけで数字を伝えてみよう


1. 最も敏感な人の感覚器はどこだろう

最も敏感な人の感覚器はどこでしょうか?

そりゃ性器だろ!

なんて声も聞こえますが、そんなことないです。

この記事を読むと、手や舌といった先端部に神経が集中していることがわかります。

中学校の頃に読んだ池谷先生の本にもこのマップが乗っており、

人間の体で最も敏感なのは人差し指と舌である

と書いてあった記憶があります。



脳はよく使うところの機能が発達し肥大化するようになっている、とララ・ボイド博士も言っています。


利き腕の方が敏感だし、毎日使う舌は本当に優秀な感覚器なのです。

森林さんの性器が大好きなAV女優さんの引退作エピソードを聞きました。

森林さんに似たサイズの性器を持つ男優を3人集めた。

目隠しして手で当てたら森林さんとSexができる。

手ではすぐに当ててしまった。

目隠しした状態で挿入の時に違う男優にスワップさせてみた。

すると他の2人を森林さんだと勘違いしてよがっていた。

それくらい手と性器は感覚機能に差がある。

手と性器の感覚性能は段違いなんですね。

2. 手の触れあいから触れる心地よさを知ろう

手が優秀な感覚器であることを理解した後、手を使ったコミュニケーションを実践しました。

このセッションでは、

手が触れ合うときにどのように感じるか

どのような触り方が心地よいのか

についてお互いの手を触り体験し、グループで議論する、という流れでした。

会場から上がっていた意見はこちら

- いわゆるフェザータッチ(触れるか触れないか程度でゆっくり触る)を使う

- 手のひらで包むようにすると心地よい

- 相手の腕と手の間にあたたかい空気を挟むイメージ

- 相手と自分が液体になったような気持ちで。手と手が溶け合うようなイメージを持ちながら触る

 



フェザータッチはアダム徳永さんの本にとても丁寧に書いてあります。

僕はもともとアダムさん、森林さん、しみけんさんの書籍を読んだことがあるのでフェザータッチは知っていたし実践していました。

以下、記事は僕がフェザータッチで探した「女性の背面の性感帯」をまとめた記事です。

しかし、液体のイメージを持つことは全く発想になかったので学びでした。

確かにイメージするだけで手が馴染むんですよね。

頭の中のイメージがそのまま相手に伝わります。いやまじで。

実際に実践してみるとすごい違いがわかるのでやってみるのをおすすめします。

休憩中、同じグループの方が

「彼、触るの上手ですよ」

と僕を紹介してくれたおかげで、複数人の女性が腕を差し出してくれました。

これまでの知識や経験が活きてると実感できて、嬉しかったですね。

3. うんこ便器爆破ゲーム

このセッションではうんこと便器を爆破しました。

は?

ですよね。わかります。

3人1組でうんこと便器になるグループワークです。

2人は両手を繋ぎ(便器)、なかに1人が入る(うんこ)。

これをうんこや便器、両方を指示に合わせて交換するゲームです。

必ず1人が余るようになります。いわゆるババですね。

これめっちゃ楽しいんですよね。

ゲームなので人に触れることをためらっている時間なんてないんです。

だから、知らないうちにいろんな人と触れることに慣れていく。

そんなアイスブレイクでした。


4. 目を見て握手をしてハグする

目を見て挨拶する。

ここまでは日常でも多くの人がやることですよね。では、

目を見て挨拶するしハグする

おそらく、ハグを初対面の人とする日本人はほぼいないんじゃないでしょうか。それも異性と。

それをやってみよう、というワーク。

不思議なものでうんこ便器爆破ゲームをやったおかげでほぼ躊躇いなくハグしにいくことができました。

普段であれば気後れしてしまうような美人な方もいたのですが特に緊張することもなく。

なんでだろう...と思っていたのですが、理由はあとから気づきました。

ここで大事なことに気づきました。

ハグする前に挨拶をきちんとやって話す、というフェーズを踏むかどうかでかなりハグの違和感をなくすことができる。

そうやって、心理的な壁を取り除くとハグも違和感なくできる。

当たり前なんだけど、実際に複数人とやると打ち解け度合いでかなり違うことが体感できます。

面白い。

上半身だけ触れるようなハグは「違和感や寂しさ」を産みやすい

と森林さんがおっしゃっていました。

確かに相手の重心に踏み込むように、上半身と下半身を預けるようなハグをすると非常に安心感や信頼感が生まれます。


5. ハグ&フルーツバスケット

フルーツバスケットやったことありますか?

- 椅子取りゲームの発展版ですね。

- 1人だけ鬼がいてグループに共通する特徴(e.g. 白いTシャツを来ている)を言う。

- 椅子に座っている該当者は強制的に椅子を立つ

-  椅子を奪い合い、あぶれた人が鬼になる

これの椅子がハグになったパターンです。

男性が腕を広げて待ち、女性が胸に飛び込んでくる。
10人近くの女性が自らハグされに自分の胸に突っ込んでくる。

こんな体験ないですよ、まじで。

逆、つまり女性に向かって自分が走るのもやります。

このゲームも面白かったですね。

ゲームに集中しすぎると「ただ抱きついているだけ」になるんですよ。

ハグされていることに注意が向かず誰でもいい状態になってしまい受け止める側はなんとなく寂しい。

だから、指示が出るまではぎゅっとハグするのが大事でした。

これは会話やセックスも同じですよね。

セックス中に集中力なくなったらすぐわかりますよね。

ハグに集中しろ!っていう戒め。


6. 手や目だけで数字を伝えてみよう

次のワークはなんと、手と目だけで数字を伝えるゲーム

体育座りの状態で女性の後ろからハグする姿勢になります。

このあと、女性が手から気を送って男性に0-9の数字を伝える。

そして "せーの" で答える。

僕がハグしていた時に思い浮かべた数字は6を選びました。

ハグした女性は3を選んでいました。

外れたか...

そのあとわかったのは女性が「3/6生まれ」でどちらもイメージしていたとのこと。

意外と伝わるもんですね...ってめっちゃスピリチュアル。

その後も続きましたが、結構な確率で当たります。

接触だけである程度意図は通じると体験しました。


まとめ

とてもいいイベントでした。

何故いいイベントだったのかなーと考えた時、イベント終わった直後に不思議と満足感と高揚感があったからなんですよね。

いっぱい女をハグしたからだろう

なんてこともふと思ったのですが、それもなんだか違うなと。

(言い訳っぽく聞こえるのもわかるよ、たしかに美人さんもいたしね!1人の男だから許してほしい。

多分それ以上に

人に自分を受け入れてもらい、自分は人を受け入れる。

これがとても早いサイクルで回っていたからだと思いました。

自分を受け入れてもらうことはとても自尊心が高まります。

有名なマズロー5段階欲求の「承認欲求」に当たると思います。

赤ちゃんは抱きしめられることで自尊心や自己肯定感を得るそうです。


そして、ハグするには自分自身との対話も必要なんだな、と。

僕は最初から

女性は僕に抱かれて嬉しい、と感じるだろう

勘違いにも取れるくらい傲慢にセルフイメージを作っていました。

このセルフイメージの作り方はアファーメーションというらしいです。


でも、これくらい傲慢でないとビビってしまってその"臆病さ"が相手に伝わってしまうと思ったんですよね。


自分が女性に触れて申し訳ない

と脳内で思ってしまうと、無意識にその気持ちが触れることに出てしまう。

だから、ぎゅっと抱き寄せたり、体を預けたり、体をくっつけたりできない。

女性は機微に遠慮や恐怖、畏怖の感覚を受け取るし、気づいてしまいます。

だから安心感や一体感を生むためには、まず自分に対して「触れていい」と許可を出すところから始まります。


そこからやっと「女性に体を預けていい」と思えるようになる。

そして、女性も体を預けてくれる。

(ともするとちょっと手汗ひどいけどごめんね、みたいなことも言えるようになる)

このイベントにおいて、1番学びだったのは

ハグするだけで自尊心や自己肯定感が上がるし、そもそもハグを気持ちよくやるためには自分を自分で認めることが必要。

ってことでした。つまり、ハグすると自信がつく。

だから不思議な高揚感の中で帰路についたんだと思います。

こんなにハグすることってないんじゃないかな。フリーハグしか思いつかない。

フリーハグはハードル高いですが、このイベントはみんなハグする気持ちで来てくれているのでハードル低いです。

本当におすすめです。



Twitterで森林さんとお話ししたので最後に共有しておきます。

余熱は本当に感じます。1日経った今でも。







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