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グラスサンドアート&苔テラリウム

coyouです。
今日は仕事についてお話しします。
私はグラスサンドアーティストとしてグラスサンドアートを作成したり、ワークショップを開催しています。
また、苔テラリウムクリエイターとして苔テラリウムを作成しています。いずれは苔テラリウムもワークショップを考えています。
今日は、これまでの記事でもグラスサンドアートと苔テラリウムについて記載していましたが、それぞれ具体的に説明しますね。

グラスサンドアートとは

グラスサンドアートとは、透明のガラスの器に
カラフルな色のついた砂(カラーサンド)を積み重ねて模様を作る作品のことです。
linonature.net参照


その作品の中に観葉植物を植えたり、造花やプリザーブドフラワーのアレンジメントしたり、多肉植物を植えたり、フェイクを配置したり、ジェルキャンドルを流し込んで、キャンドルにした作品もあります。
それに加えて、苔を入れた作品も作りました。
それが写真の作品です。
グラスサンドアートの苔テラリウムになります。

テラリウムとは 

テラリウムとは、「地球」の意味をもつ「terra(テラ)」と、「場所」を意味する「-arium(アリウム)」が合体した言葉で、ガラスの容器などで陸上の生き物を飼育するものです。

テラリウムの歴史は古いんです。
19世紀のイギリスで生まれました。
ウォードの箱って聞いたことがありますか?
腐葉土をガラス容器に入れていたところ、数ヵ月後に腐葉土から種や胞子が発芽していたそうです。
ウォードは、この方法なら当時のロンドンの汚染された環境でも植物が育つであろうし、何日も水を与えずとも栽培できる、遠隔地からの運搬も成功率が上がり、手間もかからなくなるだろうと考えたのがきっかけです。
この時代は、植民地から様々な植物を運搬するプラントハンターと呼ばれる方が活躍しました。
テラリウムが登場したことにより、植物の運搬は格段に楽になり、成功率もあがりました。
また、大温室を作らなくても、テラリウムで熱帯植物を栽培できるようになり、シダ栽培も流行しました。今ではポピュラーとなった熱帯性の観葉植物を栽培することもこの頃から始まっていると知って驚きました。
話はそれますが、熱帯雨林のような高湿度の環境で
「陸地と水辺両方に生息する動植物を取り入れた飼育環境」をパルダリウムと呼びます。熱帯性の観葉植物を栽培される方も増えてパルダリウムに苔を入れることもあります。

苔テラリウムとは

苔テラリウムとは、苔をメインに使ってテラリウムを作成することです。
密閉されたガラス容器の中では、水分が循環するため、長期間水を与えずに植物を育てることができます。小さな温室のようになります。
土の水分蒸発や植物の蒸散からガラスが曇り結露し、水滴が土に戻り、循環します。
苔テラリウムの土の部分が乾かないように水を入れてフタをすれば比較的手入れは簡単なんです。
苔の種類によっては、霧吹きで直接水をあげると綺麗な状態が続きます。
苔は根がなく、ほかの植物のような維管束もクチクラ層もないんです。
苔は苔の表面全てから水分をそのまま吸い込んでいます。
苔は他の植物以上に周囲の湿度の影響を受けやすいものです。乾燥状態では仮死状態になります。
季節や置く環境でも異なるので、土が乾燥していないか観察して水をあげてくださいね。

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https://linonature.net/how_to_make/


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