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入学試験の面接って…

2021年01月26日から
 小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて148回目になりました。
 また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて145回目です。

 今年入試を控えているみんなへ。
 2024年明けちゃいましたね。
 準備はできていますか?

 ちょっと前まで
入試は、学科試験と内申書だったのが
最近では、作文や面接といった
何が出てくるのか
その場にならないとわからない問題が増えてきています。

 それは、学校側が受験生に対し
「この学校についてこれるか?」を判断し、
的確な生徒を探そうとする、あらわれのような気がしています。
 つまり、個々の受験生が校風とか教育方針に
どれだけ柔軟に対応できそうかを、見ているという事です。

 突発的に出される設問には、事前の準備ができなさそうですが
実は、ある傾向があります。

 受験生の日常から本人の性向を探ろうとするため
「過去・現在・未来」が大きな着目点になりやすく、
更に「日常生活・学校生活・学習・社会性への視点」
等を掛け合わせた設問が頻発しています。
 なので、こうした視点で
自分の経験や立ち位置とかを
まとめておいたほうがよさそうです。

 まとめを暗記するというよりは
頭の中で「自分」を整理しておくことをお勧めします。
 では、良い結果をめざしましょう。

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ

 入学試験は、過去問題から大体の傾向が判断できますが
受験生にとって
入試問題は今までの学習を総合的に出題されるように見え、
あまり客観的な視点で、試験内容を見つめ直す余裕はありません。

 そこで、皆さんのような立場が重要になります。
入学試験では、何を探ろうとしているのか、
どんな結果を求めているのかから、
何を準備したほうが良いのかが、見えるはずです。
 また、そのために必要な心構えも考えられます。

 一番生徒に近い存在で、関係性が成立しているはずの皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかと言ったような、
学校で求められている「学力」以外の
個々の生徒を成立させている「知力」を見ているでしょう。

 そんな場所から、
生徒に対する助言を与えてください。

 良い相談相手として、また善き話し相手として
身近にいてくださることを願っております。



03.JAN.2024.ARAI