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辰年にレッドドラゴンを探してウェールズへ

ごきげんよう!毎月1回旅行する!が今年の目標の、こずーんです。
1月はドバイ🇦🇪、2月はベネチア🇮🇹 へ行ってきました。

3月はイギリス国内&日帰り旅行で、カーディフ(ウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿)へ!
イギリスを構成している4つの国のうちウェールズが未到の地だったので、ここいらで行っておくかと。

こちらから画像引用してます。


ということで、カーディフの感想を写真と共にずらずらと書き残すよーぃ。


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ウェールズといえば、赤いドラゴンとラッパ水仙。
国旗にも描かれている赤い竜は(ウェルシュ・ドラゴン)、建国の伝説にまつわるんだってー。
(詳しくはウェールズのオフィシャル観光サイトへ)

お土産屋さんでもたくさんのグッズが並んでいて、ゲシュタルト崩壊おきそう。

立体的なものから平面的なものまで、とにかくなんでも赤い竜。
お土産アイテムとしてわかりやすくていいけど強い。


日本のゆるキャラと同じくらい存在感強めに街の至るところで発見。

さりげない飾りもドラゴン。1つモチーフがあると街を盛り上げやすいよね。


ラッパ水仙は国花だそう。
英語だとDaffodil(ダフォディル)って言って、ロンドンでも2月末頃からあちこちで咲いていたり、スーパーで売られたりするのを見かける春の風物詩。

今年は3月中ばには枯れてきている花もちらほら。
イースターの飾りつけでも使われることが多くて、黄色が春を彩る感じが心躍る!


わたしがカーディフに行ってきたのは、2024年3月2日(土)。
前日3月1日は「St.David's Day(セント・デイビッドデー)」というウェールズの記念日で(祝日ではない)、ウェールズの人たちにとっては大事な日だそう。

Google Doodleも3月1日はセントディビットデー仕様。赤い竜と黄色い水仙が並ぶとかわいい!

なんかイベントあったり、街中で飾り付けが見られたらいいなと思って行ったんだけど、別になににも遭遇できず。残念。

唯一出会ったのは赤黒いドラゴンの着ぐるみ。

しっぽをぶんぶん振り回すパフォーマンスで子ども達に大人気。
結構迫力あって、わたしが子どもだったら泣いててもおかしくない。


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さて、わたしが行ってきた王道観光地の写真をぺたり。
夕方まで雨が降っていたこともあって、市内の限られたエリアしか行けなかったのが悔やまれる…。

◾️Cardiff Castle(カーディフ城)
カーディフで唯一と言ってもいい観光地。イギリスの城って要塞のことが多くて、日本人が思い描く城の外観してない。

小高い丘の上に建つ要塞。11世紀くらいのノルマン人が造ったものらしい。
↑要塞の最上部からの景色。天気も悪いし、なにが見えるわけでもない。
要塞とは別の建物は日本人の思い描くお城の内装。装飾が細かくて美しい。



◾️The Cardiff Market
結構こじんまりとしたレトロ感のあるマーケット。肉屋魚屋もあり、時計屋生地屋もあり、ごはん食べられる店もあり。

朝早く行っちゃったもんだから開店準備中の店ばかり。昼過ぎに行ったら活気があって楽しめた。
魚屋では無理やり水仙つっこまれたお魚発見。



◾️National Museum Cardiff(国立博物館)
美術館と博物館が融合しているイギリスでも珍しい施設なんだって。

そんなに広くなかったけど幅広い年代の作品が並んでた。ゆったりした空間でよき。
どうやら貴重な化石や動物模型なども寄贈されているらしい。ちびっこたちがワイワイ鑑賞している姿に癒されたー。


◾️アーケード巡り
美しいビクトリア様式のアーケードがいくつかあって、どれもヨーロッパらしい異国情緒を感じられる空間。

昔は上流階級の人たちのための高級なお店が並んでたらしいけど、今はカフェやタトゥショップなどいろんなジャンルのテナントが入ってて楽しくウィンドウショッピングができる。
雨だったからアーケードありがたかったー!土曜日だったから混んでいるところは歩きにくいほどぎゅうぎゅうだったけど。



◾️ベイエリア
産業革命の時は貨物の輸送で大活躍した場所のひとつらしい。ファミリーが多くて、のんびりした空気が流れてたー。

ずっと雨だったのにこのエリアに辿り着いた夕方にになってやっと青空出てきた。



◾️Wales Millennium Centre
ベイエリアにある、名前の通りミレニアム(2000年)に建てられた芸術施設。オペラや演劇やってるんだって。

外観デザインもインパクトあるけど、中のデザインもゆったりした空間になってて素敵だった!



今回は行かなかったんだけどカーディフの中心地から割と近いところには公園も多くって、地元に人に愛されてるらしい。

あ、あとウェールズと言えばラグビー強豪国。スポーツに全く興味がないので忘れてたけど街にちょいちょいラグビーの影が。

立体顔はめパネルみたいなやつやりたかったけど3人いないとカッコ悪いね。


そして、ウェールズの本当の魅力は大自然ー!

チェックすべきウェールズの秘密スポット 15 選 から画像引用

絶景ハイキングや、美しい山々の中を走る鉄道の旅がとっても素敵とのこと。
というわけで、わたしはまだ1ミリもウェールズのよさに触れていません。



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ウェールズに行くなら買いたかったものが2つ。
ひとつはラブスプーン
木彫りのスプーンに、ハートやら鍵やらのモチーフに意味を込めて求愛に使ったそうな。(詳しくはこちら→

めちゃめちゃ悩んで1つ安いやつを購入!
高いやつだと200ポンドくらいしたけど、値段が高い方がかわいい。


もうひとつはウェリッシュケーキ
ウェールズの伝統菓子。ケーキってよりはちょっと大きめのほろほろしてるクッキーって感じ。

カーディフマーケット内にあるCardiff Bakestonesというお店で朝ごはんとして購入。
プレーンだと1つ50P(約100円)で、今時イギリスでこんな安い食べ物なかなかお目にかかれない。
Fabulous Welshcakesという別の店でも買って食べ比べ。
そんなに大差なかったな。(舌馬鹿だからかもしれない)


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ウェールズの公用語は英語とウェールズ語。駅や街中の案内板にもウェールズ語が書かれていて、思っていたより溢れていてびっくり。

電車降りてすぐ目に入った駅構内の看板でさっそくウェールズ語。

どうやら法律でこういう標識とかは「英語とウェールズ語同等に扱う」ってのがあるらしい。
ロンドンから海も渡らず電車で2時間移動してきただけなのに違う言語が存在しているのっておもしろい。

中央にあるポスターがウェールズアルファベット。見たことない文字だったー!

でもやっぱり若者を中心にウェールズ語話者は減ってきているらしい。
なんだか寂しいけど、英語もままならないわたしがどうこう言える問題じゃない。


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【その他の旅の思い出】
・2月度のベネチアに続いて、今回も雨。雨って体力も気力も奪われちゃって、全力で旅を楽しめなくっていや。

・行きは電車で2時間(40ポンド)、帰りはバスで3時間半(7ポンド)。まさに時間を金で買うってやつ。

・ウェールズに上陸したくて無理やりのようにしてカーディフ行きを決めたけど、正直セントラル部はイギリス中どこ行っても同じみたいなところある。


ちなみになんで今月は国内旅行だったかと言いますと、日本の運転免許をイギリスのものに書き換え申請中でしてBRPカード(滞在証明書)が手元になくて国外に出られず。

その後無事にイギリスでの運転免許証をゲットして友達とレンタカーでドライブ!(結局わたしはハンドル握ってない)

借りた車が電気自動車で充電にとまどいまくる図

今度ウェールズに行くときには運転して、自然サイドを満喫しに行きたいー!
それまでにペーパードライバーを克服せねば。


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というわけで、こずーんのカーディフ旅行の思い出メモでした。
せっかくイギリスで暮らしているのだから、もう少しイギリス各地の歴史とか風土とかを勉強したいところ。
(って6年前くらいからずっと言ってるけど。)


最後は、レッドドラゴンってことでこの曲で締めたいと思います。


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