野球選手を育成 @COZY

株式会社COZYも一般社団法人日本スポーツサポートベース(JASSBA)にしても、「こんなのあったらいいな」から形にしてきたところはあります。
また、仕事をしながら感じたことや、「こういうことはできない?」という声からそれにお応えしながら枝を作ってきたような部分もあります。

今年から長野県箕輪町でのCOZYアカデミー箕輪のなかに立ち上げた「野球専科」も、そうしたニーズから生まれたものです。
COZYアカデミー

さて、各地で高校野球の地方予選が真っ只中です。特に今年は長野県の高校野球をじっくりと見ていますが、高校野球というのは「甲子園」という大きな目標はありますが、その中にも「何を目指してやるのか?」ということを掘り下げて考えると、結構枝が別れていくものです。
僕自身が思っているのは、COZY的にはミッションの一つでも「世界で戦えるアスリートの育成」という部分に絡んで、日本トップレベル、世界にも出ていけるような素材の選手を育てたいという部分は外せません。
だからといって、そこに固執をするわけではありませんが、私の目指すこと、選手の目指すこと、チームの目指すことなどをそれぞれはっきりとさせてバランスをとって関わっていくことをしなければと思っています。

サポートと育成は似たもののようで、だいぶ異なります。
例えばチームサポートというのは、チームの大枠の方針があり「その中で私たちが貢献できること」という考え方になります。
一方育成とは、基本個人契約から成り立つもので、私たちに大きな責任が出てきます。コンサルティングの領域になります。
選手の目指すこと、現実の力量、そのバランスを取りながら選手の人生を作るお手伝いをする形になります。
したがって、サポート(個人でもサポートという形態はあり得ます。)とコンサルティングを私は分けて考えて仕事を考えることとなります。
そして、その両面(サポートとコンサルティング)が日本のスポーツ向上のためには必要であると認識をしているので、2つとも同時に動かしながらやっていきます。

野球に限らずですが、アスリートを育成しようとした時、まず考えるべきなのは時間軸です。選手は長い時間をかけて、育っていくものですが、どうしても3年間区切りの形が強く、長期的な育成というのは特にチームスポーツにおいては難しいのが現実です。
長期的プランでしっかり練って、見直して、準備をしっかりとしてという流れで育成をしていける事の方が良い。

そう考えると、どうしても小学生期なんですよね。

高度なレベルの専門性を持った指導者が一つの地域に集まりだすと、きっと素晴らしい選手はどんどん生まれてくるのかもしれません。才能だけではないんですよね。仕組み作りを頑張らないと!


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