見出し画像

危機管理

やはり、ここ数日のニュースをみていると企業の危機管理、体制、従業者との共通認識など、昨今の世論の傾向を鑑みると必要不可欠なことなんだろうな。
加えて、芸能界、テレビ局、スポンサーとの正しい連携がいつの間にか権力者の考えで塗り替えられているんだなと感じてしまう。

その世界にいる者ではないので、実情はよくわからないが、今回の吉本興業の問題もしかり、変わらなきゃいけないきっかけになっているのは確か。

やってはいけないことをしたなら反省し、改善し、あらたにスタートをきるために何をすべきなのか。ずっぽり身内内で判断するのではなく、第三者の意見も組み込み、最善の判断をするべく早急な対応が必要なんだろう。少数精鋭な企業ならまだしも。日本のパイオニアでもあろうトップ企業があたふたしていては世論は何を信じればよいのか迷走してしまう。

トップは全てを把握し、最終の判断者。
時系列を把握し、何故そうなったのか、何がそうさせたのか、事実が相違した場合でも二の手、三の手を考えながら判断すべきことではないだろうか。自身の保身のために考えるのではなく、従業者ファーストで考えて、次に組織としてどうするのかを会社として判断し方向性と最終判断を行うべきではないか。最終責任者として、自身を犠牲にしてでも正しい方向に導いていくのが普通ではないのか。最後の最後まで逃げてはだめ。

吉本興業の事をネタにしてしまい恐縮ですが、今の時代にまだ昭和な考えでここまでのし上がって会社が存続できているのはすごいことだ。明らかに商品(表に出る人)が優良であり、製造者(側近の裏方)が有能であるだけ。プロモーション(テレビ、雑誌媒体)も優れている構図が出来ていればいいだけだ。ただ、いざと言う時にその会社のトップがしっかりと取りしきれなければちょっとした事で今まで培ったものは一瞬で崩れてしまう。正に、会社として危機管理ができていなかっただけ。昨日も再発防止策の案として、24hホットラインをやりますとか教育を徹底する、コミュニケーションを取ると言った内容が出ていたが、今まで何やってたんですか?って思う。

大企業のトップが、従業者から強い意見を言われたら翌日には考えを撤回すれば事はおさまるんですか?何故、明確な撤回理由を説明できないのですか?
事案を整理して、問題点はいくつあるのか、何が肯定できて、何が会社としては譲ることができないのかしっかり考えたんでしょうか?

結果、自身の保身。
明確な返答ができない。
自身の反省といいつつ、特に痛くも痒くもない期限付き減給。

笑ってしまいましたねー。

ここまで世論からもたたかれたんですから、もうここで全部撤回して、関係者全員辞任。
新しい血をいれるために新組織として新生吉本興業を見てくださいと言えばいいのではないでしょうか。宮迫さん、亮さんらは、あらためて反省をすべく活動を行い世論に認めてもらうように頑張るしかない。

松本さんを批判するつもりはないが、松本さんの一言で会社の意思が変わる体制はよくない。

ネット上では、様々な意見が飛び交っているが、亮さんが会見で話していた、子供が正直なことを言いたいのにそれを拒む親は親ではないという言葉が印象強い。親は言いたいことを上手く伝えるためのサポートをするべきだ。でも、あの責任者の能力だとそれも難しいと分からせた会見でしたね。

これからどうなるのか気になるところだが、企業はしっかりと〇〇ファーストな部分を考えるべきだし、想定外の事に組織としてどうするのかなど、危機管理に関わるフロー構築をしておくことが必要でしょう。また、第三者機構との連携も必要だと感じたここ数日です。

#危機管理 #責任 #吉本興業 #会見

拙い文章となりますがご覧いただき有難うございます。