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音楽の世界

歌番組がダイスキだった学生時代のことを少し。
当時(1080年代)は全キー局で歌番組が放送されていた。それもほとんど生放送でハプニングあり、放送時間内に収まらないことあり、演者が出ないことがあったり、見てる側もリアルな状況を画面を通して見ることがあるから、今のようにコンプライアンス重視で、見てる側のワクワク感が薄れる内容とはまたちょっと違う緊張感があって楽しめる番組が多かったのが懐かしい。

その時代は楽曲のダウンロードなんてする時代じゃないので、CDを購入する(昔はレコードか(笑))しかなかったんですよね。

そんな、CD、MDの時代に
何個か前のコラムでも書きましたが、テレビ朝日に結構行っていた頃の話。

学生時代の友達がミュージックステーションの制作の仕事をしていて、何故だか、その友達はジャニーズ事務所関連のケアを受けおって仕事してたんですよね。いつも週末近くになると手伝いに来いよ~って軽いお誘いを受けて、通い始めたテレビ朝日(笑)
最初の頃はわけもわからず、その友達にベッタリついてこれやって、あれやっといてと言われるがままに動いただけでしたが、周りにはいつもジャニーズ事務所の方々、出演者、タモリさんなど普通ではお会いすることや経験できなかった事を数年の間にギュッと詰め込められました。

まだ、SMAPさんらが出る前くらいだったのかな?!光GENJIさんがほぼほぼメインで、まだ慣れてない頃は友人に指示され、光GENJIの〇〇さん入るから迎えに行ってと言われ、玄関口(表も裏もあるんですよ)に迎えに行き、到着されたら衣装を何着も抱え楽屋まで行き来することも多々ありました。リハにも何度も立ち会い、雨の中屋上で歌うシーンを撮って、本番では先に屋上シーンを流して、スタジオの生本番に繋ぐとか(屋上は雨の録画なので、生本番は水で少し体や髪の毛を濡らしておくとか)こうやって演出するんだーと感心したこと。当時光GENJIさんらは超多忙な人達だったにも関わらず、リハを繰り返しては本番、時には本番そのまま迎えるとか、この人ら凄いなと感じたこと。たまに話したり、お疲れ様ですと挨拶したり、ちょっとした関係者(笑)を体現していました。

ジャニーズ事務所のタレントさんらの凄いのは、割とリハなんかはダンスや立ち位置なども軽めに合わせる程度なんだけど、本番はビシッと決まる。これにはほんと驚いたこと。

時間がある時には、友人に連れられ光GENJIの方々と遊びに行ったりすることもあり、カラオケよく歌いに行ってましたね。(誰とはいいませんが、何気に歌が上手い)

SMAPさんらは、楽屋でたまにお会いするくらいでしたが、彼らがつい最近まで出続けるトップアイドルになるとは私自身まったく知る由もなかったですよ(笑)

他に驚いた事と言えば、
森高千里さんが出演するときは、見に来る関係者が倍になる(笑)
松田聖子さんは私が言うのもおこがましいですが、マジ歌が上手かったなあ。
たまたま、テレビ朝日の受付エリアのソファで友人が来るのを待ってたときに、目の前に若いお兄ちゃんが座ってたんだけど、その人当日の出演者!Mr.Childrenの桜井和寿さんでびっくり(笑)本番始まって気付きました(笑)

ミュージックステーションは本番が終わると当時は出演者が帰るときに番組のティッシボックスを手渡しするんですが、友人からやっといてと言われやり始め、私の一番好きな仕事になりました(笑)
ほほ全ての出演者に手渡しできるんですもん、そりゃやりますよね!
毎週、21時前にはスタンバイし、お疲れ様でしたと挨拶しながらティッシュをご本人にお渡ししていく、それだけです。
そこで、その時代の芸能人にはほぼお会いした気がします(笑)工藤静香さんの笑顔がたまらなかったですねぇ。

これ、学生時代の経験ですからね。
何年かミュージックステーションに通わせてもらって、社会人になった後はミュージックステーションのスペシャルがあるタイミングなどに友人が見に来れば?と連絡くれて、よく舞浜のNKホール(いまは既にないです)に見に行ってました。

やっぱり、生本番の緊張感、演者の方々の感性、番組構成などたまらない時間を表と裏を見てきた経験はその後もいい経験として役に立ちましたし、自分自身、人を喜ばせる、楽しんでもらうものに携わることが少しでもできる職にいつか付くんだろうなあ。。と、考えていたいた事がありましたね。

その後の経験はまた今度書きます。

今日、日本テレビさんのThe Music Dayを見ていて
(森高千里さんを見て、正にこの歌何十年か前に目の前で聞いていたこと思い出し)懐かしく感じたので若かりしき頃の経験を書いてみました。


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拙い文章となりますがご覧いただき有難うございます。