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オリパライヤーからの脱皮

今日は2022年からスタートする新事業についてご報告させていただきます。
センターポールのホームページにも新事業を開始する旨はお伝えさせていただいておりましたが、noteでは新事業スタートに踏み込んだ経緯や、これから開所までの準備についても綴っていきます。
勿体ぶって何回かに分けて投稿していきます。


そもそもセンターポールの業務内容ってなに?

これは今でこそ、ビジネススキーム(センターポールがどうやって売り上げを上げているのか)の認知がされてきましたが、起業した当初は”何やっているのかわからない団体”として毎回会う人に説明していた記憶があります。
やく10年前に起業した時の状況は過去の投稿からご覧ください。

現在は
1、パラアスリートのマネジメント業務
2、教育機関での障害理解学習(パラスポーツ体験学習)
3、企業、団体へパラスポーツを活用した研修
4、パラスポーツイベントの企画、運営
5、パラスポーツクラスの運営
この5つで構成されています。

当初はパラアスリートのマネジメントからのスタートでした。
パラアスリートを広告塔として起用よりも、彼らにしかできない価値の発信や創造が現在の教育機関での障害理解学習、起業研修、イベントという形に現在は行き着いています。
流れゆく時代、社会に喜ばれ必要とされるよう、変化していかないと会社は死あるのみDeath。

東京パラリンピックを終えてから、じゃあどうする。

2015年くらいから東京オリンピック、パラリンピックに向けての機運が高まってきたように感じます。
企業はパラアスリートを雇用して競技のサポート(いわゆるアスリート雇用)やオリパラスポンサー企業のパラスポーツイベントの実施。
学校には予算が付き東京オリパラまで学習機会が創られるなど、様々なシーンで予算がつき、メディアもパラアスリートやパラスポーツにフューチャーして認知度は格段に上がったのと同時に、パラスポーツやパラアスリートが持つ魅力や価値も伝わったのではないでしょうか。
センターポールもその追い風を受けて、事業を発展させることができました。2019年からのコロナの打撃はとてつもなく大きかったですが、何とか乗り切ってます。
がしかし、僕らが本当に恐れているのはこれからのこと。自国でのパラリンピックを終えてからなのです。

今までは自国でのオリンピック、パラリンピック開催で日常的に普及イベントや報道が行われていましたが、大会を終えた今はだいぶ減りました。
(コロナでそもそも大会やイベントが行えないもどかしい理由もありますが。)
大切なのは大会が終わってから、継承していくことなのです。

パラリンピックサポートセンターのこちらの記事はパラリンピックの歴史やメッセージもわかりやすく掲載されています。ぜひ。


では、パラリンピックを通じて私たちを継承していく必要があるのでしょうか。たくさんの社会課題が日本にはありますが、特に”機会の平等”もその一つですね。
競技性だけではなく、パラスポーツを通じて得られる経験や知識、姿やマインドから得られる価値があるんですね。
社会改題解決のヒントを選手たちは気付きや学びを提供してくれます。
私たちも選手と一緒に現場でパラスポーツを通じた価値の創造や学びの提供に取り組んでいましたが、これからも続けていく必要があると感じています。

そして、東京オリパラ後は、自分たちで環境を作っていく必要があります。

さて、だいぶ前置きが長くなってしましましたが、
オリパラで認知度上がりました!良かった良かった!

パラスポーツっていいじゃん。カッコいいな。やってみたいな!

でも、やれる場所あんまり無いのね。用具、移動、会場まだまだ課題は現場では沢山課題あるぞ。

今まではパラスポーツのイベント色んなところであったけど、オリパラ終わってから少なくなったなぁ。

とこんな状況です。これは非常に勿体無い。

じゃあ、田中お前どうすんねん

今まではオリパラの恩恵を受けていたのは間違いない事実です。
これからは自分たちで環境を作っていかなければいけません!
いざ変化と挑戦の時です。

ではこれから、何を行うかは次回の投稿でお話しします。

続く