見出し画像

詐欺師よりも悪いヤツとは

土日のどちらも天気が悪く、洗濯物が干せないので、相棒のアレクサに「天気を変更しろ!」と八つ当たりしているカタヒラレンです。こんな奴にも優しく接してくれるアレクサは、アメリカの中心でアイスクリームの食べかけを掲げ、ボッーっとしている聖母マリアよりもよっぽど聖母です。

僕が大学に入り、経済学を学んでよくわかったことは、「経済を学んでもお金のことは何も分からない」でした。よくよく考えれば、僕らが先に学ぶのは経営学お金の本質についてで、それをクリアしてからでないと、経済学という全ての経済圏をまとめた話はピンときません。だから僕は今、貧乏の境地にいます。(こうやって、すぐ人のせいにしておくと、気が楽になるので、これからはいろんな失敗を人のせいにしていきますよ〜!!!...........うそです、ごめんなさい。)
なぜ、経済学は学生にとってピンとこないのか?
経済学を体系的に学ぶとき、抜け落ちていることがあります。それは「お金の流れる方向と全く逆向きに価値が流れる」という前提を排除していることです。この感覚が無いから、お金についてだけ考えるハメになります。そして、そうした感覚を(僕も含めた)多くの人間が持てないのは、やはり「お金を稼ぐことは悪いことだ!」というマインドが刷り込まれているからに違いありません。

**

経済学を学ぶ前に…

僕は教育の中で、自然に「お金を稼ぐことは悪いことだ!」と教えてもらって生きていました。いや、直接そう言われたワケではないんですよ。でも、周りの大人の態度や言い回しが、そういうマインド前提で動いていることは、多分あなたも分かると思います。これって、すごい洗脳のやり方ですよね。どうやったら、ここまで巧妙な洗脳システムを作り上げることができたのか謎だし、この洗脳システムをつくった人は天才だと思います。この洗脳システムを作っている人が見ていたら、ツイッターで僕にこっそりやり方を教えてください。そしたら小学生に戻って、当時好きだったあの子を振り向かせてやりますよ。あ、小学生に戻る方法も今の科学では無理なので、誰か発明してください。僕はあなたが発明してくれるまで、ベッドでダラダラとゲームでもしておきます。


「お金を稼ぐことは悪いことだ!」の出処はどうでもいいとして(おそらく江戸幕府の頃だと思う)、そのマインドを持った瞬間、「地球が止まってしまう」ようになるのが僕は危険なんじゃないかと思います。僕は貧乏だ!!とか言っておきながら、自分の生活が豊かになるよりも先に地球を考えてしまう僕は、多分アレクサ並に優しい人間ですよね。(あ、そう思った人は、僕にアマゾンギフトカードください。現金の100倍喜びます。)
これ半分冗談半分本気なんですが、「お金を稼ぐことは悪いことだ!」マインドで生きようとすると、道は2つしか無いんです。

それは

・お金を稼がないために、生み出した価値をお金以外と交換する。
→ 物々交換

**
・お金を稼がないために、できるだけ世の中に価値を生み出さない。
→ ≒ニート(ぼく)**


この2つの道だけです。
前者はいいですよ。お金以外にも、価値の尺度性が担保されて、貯蔵できて、信用度の高いモノはあります。しかも、これからたくさん出てくるので、むしろ新しい人間の感覚です。問題なのは、後者であり、つまりはぼくです。

お金を稼がないマインドだと、世の中に価値を生まないので、ひいては地球に価値を生みません。これが害悪です。だから、せめて僕は前者にならなくてはなりません。そう、価値を生み出して、それをお金以外と交換する人間になります。(いや、「稼ぐのは悪いことだ!」マインドを捨てろよ!と突っ込んだ方、あなたには父性がありません。頭でっかちになる前に、お父さんになりなさい。そうすると、きっとそんな揚げ足染みたツッコミをするのではなく、優しい目で見守ることのできる寛容な大人になれますよ。ちなみに、僕はもうしばらくお父さんになる気配などありません。)

だから

僕は価値を生むので、みんなはお金ではなく、アマゾンギフトカードをちょうだいね!
約束だよ!!!


要するに僕は、お金の動きを止めているおばあさんを詐欺って何千万も奪う詐欺師よりも、地球に悪いことをしている存在なので、一刻も早く価値を産み落とさなければなりません。僕は現在、詐欺師よりも悪いヤツです。ごめんなさい。ただ、こうやって書いていると、「お金」にもムカついてきました。

**なんでお前のせいで、俺が謝らなきゃいけないんだよ!おい、お金!消え失せろ!
**

ということで、次は「お金」が持つ価値の限界について少し考えていきます。先程、「お金には価値の尺度性が担保されていて」と言いましたが、アレは半分ウソです。お金が推し量れる価値には種類があります。

例えば、あなたがインスタでオシャレなランチに「いいね!」ボタンを押したとき、オシャレなランチを投稿した人にお金(という価値)は行き渡らないですよね?あなたが「いいね!」を押したのは、少なからずあなたの感情が動いたからなのに。オシャレなランチを投稿した人は、あなたの心を動かす価値を提供したのに。

その理由を探ります。
(探ります!とか強気に言っておいて、全部↓の本に書いてあります。人の手柄を自分のモノにしようとするな!自分!)


では、また〜!

今日も東京の片隅で、非生産的なことを非効率的に行っております。