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新藤佳子 homespun Atelier

愛すべき羊の個性

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ホームスパンをしています。ホームスパンは羊毛を手紡ぎ手織りした布のこと。刈り取ったばかりの羊毛を手洗いするところから始まり、糸に紡いで、機にかけて織っています。

写真の布は染めた色ではなく、羊の天然の色。羊には白以外にも、さまざまな色の羊がいます。色だけでなく柔らかいもの硬いもの、光沢のあるもの、弾力のあるもの、短いもの長いもの……。実にさまざま。

その個性を生かしながら、マフラーやブランケットにしたり、コースターやポットマットをつくったりしています。

暮らしに寄り添う布を

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羊からいただいた柔らかな手触りと温もりが、暮らしの中にそっと寄り添う……。そんな布作りがしたくて、毛を洗い、糸に紡いで、機で織っています。ただひたすらに羊毛と付き合う時間が好きなのです。

羊一頭一頭の毛質の違いを楽しみながら紡ぎます。毛質の違いは育つ自然の多様さ。一枚の布が地球の自然の恵みにつながっています。

作品が使い手さんに渡ったとき、その作品が紡ぐ技や素材の羊につながっていること、そして素材の羊から地球の恵みにつながっていること。つながりが感じられる作品を作っていきたいと思っています。

ものづくりの相棒

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ものづくりの相棒、それはなんと言っても、つむぎ車。もう20年来の相棒です。

布作りの工程でどれが一番好きかと問われたら、迷わず「糸を紡ぐこと!」と答えます。一日中紡いでいても飽きない。それくらい好きです。

気持ちよく紡ぐためには、いろいろな準備段階が欠かせない。きれいに洗っておかなければならないし、丁寧にすいておかなければなりません。紡ぐまでの工程もとっても大事なんです。

ハマっています 〜子どもたちとの時間〜

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子どもたちが学校から帰ってきて、目を輝かせながらその日にあったことを報告してくれる時間が、いちばん幸せな時間です。子どもたちはもう大きくなって写真のようなちびっ子ではありませんが、今でもその時間を大切にしています。

子育てから得たヒント、それは、個性を楽しむこと。
羊一頭一頭の毛質の違いを楽しみながら紡いでいます。