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タイムのあれこれ【第1回 初心者向け競艇講座】

※この記事は3分程度で読むことができます。


こんにちは、さるすべりです。

まずはお詫びから。
長い間消えてから、またしれっと戻ってきてすみませんでした。一年間くらいずっとパンクしてました。


やっとTwitterやnote、競艇を楽しむモチベーションが少し戻ってきたので、

とりあえず継続することを目標に、ということで簡単に書けるコラム的なものを週一ペースくらいで連載していこうかなと思った次第です。

また初心にかえって
頑張っていきたいと思いますので
温かい目で見守ってやってください。


さて、本題に入る前に。


基本的に予想屋を参考にするのは初心者の方が多いと思います。

星の数ほど?いる予想屋の中から
僕を見つけてくれた、フォローを外さないでいてくれた皆さんに恩返しじゃないですけど、

【初心者向け競艇講座】として、色々頭の中にあるものを無料コラムとして書いていこうかなーと。

ただのお節介ですが、どうせなら自分で予想するほうが楽しいと思うので、皆が自分で予想できるようになった方が良いと思うんですよね。

なので、皆さんのお役に立てるよう、良い踏み台となれるように頑張り過ぎない程度に頑張りたいと思います。

いつもお付き合いありがとうございます、、、!


さて、前置きはこのくらいにしておいて、
記念すべき?第1回目のお題です。

タイムのあれこれ


まず、多くの初心者の方にとって、よく分からないのが展示航走ではないでしょうか?

どうしても目が慣れるまで
「違いがわからない!」
「全部同じに見える!」
って感じではないでしょうか。
僕もそんな感じでした。

今でもそんなに目が肥えてるわけでもないですが。


周回展示の見方については過去にも無料でnoteを書いているので、また参考にでもしていただければと思いますが、、、(絶対読んでね、飛ぶぞ←)


それでも目が慣れないと
全部一緒に見えてしまいますよね。


そういう人は
【オリジナルタイムデータ】も参考にしてみると良いかもしれません。


オリジナルタイムデータとは?

オリジナルタイムデータとは、
展示航走が終わった後に場内や各場の公式サイトに掲載される、それぞれの計測位置で測ったタイムのことをいいます。

昔からある展示タイムについてはテレボートでも見れますが、
この他にもそれぞれのボートレース場において、
直線タイムまわり足タイム1周タイム  
(桐生については半周ラップタイムも)等が公表されています(場によっては無い所もあります。)。

展示航走後に各ボートレース場のホームページを見るとオリジナルタイムデータが提供されていますので、まだの人はブックマークやホーム画面に追加して保存しておきましょう。

僕はこんな感じでフォルダに入れてます📁




では、簡単に基本用語の説明から。

①展示タイム

展示タイムとは、バックストレッチのスタートライン延長線から第2ターンマークまでの150mを計測したタイムです。

スピードがついた状態から測っているため、最高速度を表す 「伸び」の参考となります。

②まわり足タイム

1マークのターン入り口から出口までの区間を計測し、いわゆる「まわり足」(ターン周りの足)の参考となります。

コンパクトなターンが出来ていればタイムが良く、膨らんだターンになるとタイムが悪くなります。


③直線タイム

ターンを周り終わってからバックストレッチ中間くらいあたりまでの区間を計測しており、いわゆる「行き足」が反映されます。

ターンしてからスムーズに加速するとタイムが良く、ターンしてからスピードが出るまで遅いとタイムが悪くなります。


このうち、「展示タイムが出ていれば買い!」と言うようなメディアもあったりしますが、注意点もいくつかあげておきます。

注意点①
まず、伸びを表す展示タイムですが、
これだけを見ていても「伸びも良い」のか「ただ伸びているだけ」なのかの判別は付きません。
(これについてはまた別の記事で詳しく説明します。)
展示タイムは最高速度が出た状態で測っているので、伸び型にしたりチルトを跳ねれば当然タイムが出るようになります。

※注意点②
1号艇は前の艇の引き波の影響を受けないので、周回展示時はそれぞれのタイムが出やすくなります。

※注意点③
まわり足タイムについては、単純なターンミスをするとタイムが落ちたり、選手のターンの仕方や技量にも左右されます。


直線タイムについて

それぞれのタイムについて簡単にご説明しましたが、現代ボートにおいて最も重要な役割を果たすのが直線タイムであると言われています。

これは目展示で言うところの「行き足」の部分に直結します。

この直線タイムはターンの立ち上がりの部分に直結するタイムのため、プロペラが合っていなかったり、エンジンが出ていなければどうしても力の差が出てしまう部分なので、

この直線タイムは選手自身も足が良くなったかどうか等の判断の指標として扱われることもあるようです。

この直線タイムの活用方法として、
例えば、直線タイムが悪く展示タイムだけが出ているような場合では、「中間速(有効な加速)が無いため、後伸びで有効な伸びとして使えないのでは?」とか、

反対に直線タイムと展示タイムの両方が良い場合は、「行き足から伸びにかけて良いんじゃないか?」

等と考えることもできそうですよね。


特に直線タイムと展示タイムが噛み合っていれば、抜群のスリット足に仕上がっている可能性もあるので、それぞれのタイムも馬鹿にできません。


このように、
各種タイムの性質を理解して組み合わせて考えていけば、目展示を苦手とする方でも一定の指標として活用することができます。

ただし、あくまでこれらのタイムは一つの目安でしかありません。

ターンの乗り心地やスタート展示での起こし不良など、それぞれのタイムではどうしても計測できない部分も多くあるので、タイムだけ見てても分からない部分も多いです。


オリジナルタイムデータは参考程度に留めながら、目展示の補完としてうまく活用していくことをオススメします。

✅まとめ

①展示タイム→伸び
(最高速、スリット後の足)

②まわり足タイム→ターン近辺の足
(初動のかかり、舟の向き、舟の返り、安定性、ターンの出口足)

③直線タイム→行き足
(中間速、ターンの立ち上がり)


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第二回はまた来週アップします。
ありがとうございました😊

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