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1コースの旋回 Part.1【第4回初心者向け競艇講座】


こんにちは、さるすべりです。

勢いで始めた連載も第4回を迎えました。
すでに自分で決めた毎週火曜日更新という締切に追われ始めています。
ケツ叩いて気合いを入れ直します。

今回のお題はこちら。


1コースの旋回 Part.1
〜差されイン〜


まず、競艇予想における予想のファクターには様々なものがあり、何を重視するかは人それぞれ意見が分かれるところだと思います。

このうち、私の場合は「選手特徴」を重視しています。勿論これが正解とは言えないですが、個人的には重要な項目であると考えているため、その中身について一部をご紹介したいと思います。


インの旋回特徴

ボートレースは1コースが圧倒的に有利だということは誰もが知るところではあると思いますが、この1コースについても、選手によってさまざまな特徴があります。

このうち、いわゆる差され負けの多い選手についてご説明したいと思います。


差され負けの多い選手について見ていくと、基本的にターンに入る初動がはやく、握って回るような傾向にあります。

こういった傾向の選手は、ターンの直前に「レバーを放って落とす」という動作が無く、ターンマークに向かっていく形になります。


そのため、2コース選手はターン直前に舟を内側に向けるスペースが広いため、差しに構えやすくなります。

また、全速で握って回るような傾向のある選手はターンの旋回半径が大きくなる傾向にあるため、2コース選手が回った後も差しを入れるスペースが広くなります。


したがって、2コース選手にとっては艇を差しに向けやすく、回った後のスペースも広いために【1-2】が頻出しやすくなります。


こういったタイプの選手について負け方を見てみると、基本的には「差され負け」もしくは、「捲り差され負け」が多く、捲られ負けが少ない傾向にあります。
セオリーですが、差されて負けるということは引き波には乗らないので2、3着には残しやすいです。


では次に、1コースが差され負けタイプであることを念頭におきながら、次の展示をご覧ください。


次に2コース選手の周回展示です。



それぞれを比較してみるために、これらを組み合わせてみましょう。


透けて見ると、なんだか差さりそうな気がしませんか?

次に実際のレースです。


周回展示と同じように、膨らんだところに2コースから差しが入りました。

こういった差され負け中心の1コース選手がインの場合、2コース選手を牽制するような「落とす」という作業を行わないため、周回展示でターンマークを行き過ぎるような、いわゆる "流れている" ような状態については特に注意が必要です。

追い風やインの舟足が弱い時も同様に注意が必要でしょう。

本番でターンミスから無名の2コース選手の差しが入って高配当、というのも少なくないので、しっかり周回展示を見ておく必要があります。

周回展示の見方はこちらをご覧ください。


基本的な項目ですが、参考になった場合はいいねやリツイートなど、なんらかのご評価をいただけると非常に嬉しく思います😊


















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