自分に合ったやり方を見極めるのが大事
日頃競艇をやっていると「俺は本命党で」「私は穴党で」と舟券の立ち位置を示す人が多いことに気づきます。
たまに、「自分はどっちが良いんだろう?」って悩んでいる人も見かけたりすることもあります。
細かい予想手法についての解説は別の機会にするとして、一般的には「本命党」や「穴党」という言葉に分類されることが多いです。
これについては、どちらかを選択する必要は全くないというのが個人的な考えではありますが、自分にはどのやり方が合っているのかを見極めることは大切だと思います。
たとえばスポーツの陸上競技を例にとると、短距離走、中距離走、長距離走、ハードルなど、ただ走るだけでも様々な競技に分かれており、それぞれの競技ごとに必要とされる能力、練習の方向性が違ってきますよね。それと同じようなイメージかと。
どのやり方が良い、というのは個人の性格も出ますし、ギャンブルに用いることのできる資金量やリスクに対する考え方などのバックグラウンドによって取れるやり方が異なってくるので、人それぞれではありますが、
「大きい配当を得たい」とか「手堅く当てたい」という発想だけでやり方を決めるのはあまり好ましくはないと思います。
いずれにせよ、どのやり方が自分に合っているかは自分で見つけていくしかないのですが、本命狙い、穴狙いのそれぞれのやり方についてメリットとデメリットはしっかり考慮しておく必要があります。
一般的に言われているメリット、デメリットは次のとおりです(わざわざ書くまでのことではありませんが一応…)
このほかにも、個人的に思うその他のデメリットとして、例えば本命狙いの場合、硬いと思われる実力上位者を軸にする形になるため、オッズも当然ながら安くなり、控除率通りのギャンブルを戦い抜いていく必要があります。
つまり、的中はするけど少しずつお金が減っていく、という事になりやすい印象。
本命サイドで利益を生むにはレースや点数をかなり絞り、かつ賭け金もある程度積まないといけないので簡単そうに見えて、長い目で見ると実は結果を出すのは一番難しいやり方かもしれません。
一方で穴狙いの場合については、なかなか的中させることが難しい狙い方なので、負けが嵩んでしまった時に希望的観測で無茶なベットを行なってしまったり、あれもこれもと必要以上に点数が増えてしまいやすくなるというデメリットもあります。
大穴狙いなら全く当たらない時もザラにあり、大きく負けることも多いので精神的な強さも要求されます。
また、安い配当を抑え、高い配当も同時に狙いに行くという方法もありますが、これについては個人的には特にオススメしていない邪道だと思ってます。
よく言えばハイブリッドと言えるかもしれませんが、悪く言えばどっちつかず。
穴を狙うなら思い切って安いところを切り、
固いところを抑えにいくなら点数を絞るが鉄則。
あれもこれも賭けてしまうと、何度か当たってもすぐに中途半端な結果に落ち着いていきやすくなります。
他人のやり方にとやかく言うのは野暮かもしれませんが、「自分は『本命党』だ」「『穴党』だ」と決め付けてしまうのは勿体無いやり方だと思っていて、
やり方に固執せずに普通に予想してそれをオッズにぶつけてみた時に、想定よりオッズがついているときは打つ、想定以下であれば見送るといった期待値重視のやり方が最も回収率が安定しやすいと考えています。
穴は開けにいくよりも、自然に空いた時に狙う。
難しいことをせずに、ただひたすらチャンスを待つ。オッズにギャップがあれば狙い、それ以外は賭けもせずに無視、みたいなイメージ。
「期待値党」という言葉もあっていいと思うんですが、、、名前はダサいですもんね。カッコいい名前募集します。
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