認知よりも観察

皆さん、こんにちは。

今日は昨今よく聞く認知についてお話したいと思います。
ただ、あくまでも自分の捉え方や考え方なので
『それは違うだろー』とかそういう意見はドシドシ下さい。
自分も勉強したく色々な意見や考察を聞きたいのです。

さて、本題にはいります。
昨今、『認知』という言葉が育成界隈を中心に広がっています。
私は、認知と言う部分を昔から大事にしています。
これは驕りではなく、『認知』という言葉が確立する前から『認知』は子供たちに伝えています。
ただ、私の場合は

『認知』ではなく『観察』

と伝えています。
何が違うのか。言葉の意味としては

認知⇒ある事柄をはっきりと認める事

観察⇒物事の状態や変化を注意深く見る事

となっています。他にも様々な意見があると思いますがスポーツにおける意味として適しているものを抜粋しました。
なぜ観察と伝えるかと言うと自分の中では観察さえうまく行われれば認知は自ずと導けると考えています。
もちろん奇想天外な事やアトランダムな事も試合の中では起きます。
けれど観察と予測がの質が高ければ認知、判断は飛躍的に短くなります。
なのでプレーのなかで感覚的にプレーし、成功するときはほぼ観察と予測で勝負はついてる時です。
なので私は観察に重きを置きます。
あくまで感覚的な部分は状況として見る必要がないところまで自分のプレーや動きで相手を必然的に自分の思惑に実行させる事に成功したら感覚を活かせると思っています。

私は、子供たちに情報はピッチにたくさん転がっている。と伝えます。
タイムリーな情報収集を繰り返し、そしてそこから判断材料を精査し決断する。
言葉にするのは簡単ですがいざピッチで表現するとなると非常に難易度が高いです。
私は、認知のみにフォーカスをあてるだけではなく観察することで先手を取りやすいと考えます。
サッカーやフットサルを始めとしたトランジションスポーツはボール保持側の優位性が高いと言われます。
もちろんその通りですが観察と予測と認知の組み合わせで優位性をより優位に、また守備側は優位性を消せる事は間違いなくできます。
なので私はその観察を認知まで繋げ子供に伝えています。
私のプレー構図としては

観察+予測≒認知⇒判断⇒決断

となります。伝わりにくいとは思いますが私の認識はこの式です。
これらをどう伝えていくかが重要でシンキングスピードは落とさず上記を実行するようにオーガナイズします。
最初は戸惑うでしょう。実際に私もよくトレーニングを止め、細かく伝えました。あとはリアリティのあるトレーニングの中で育まれていきます。
切り取ったトレーニングの中で細部を育み、リアリスティックなトレーニングで実行を促す。
細かく言語化できればいいのですが私にはまだできません。
なのでこれは直接会った方々には伝えさせてもらってます。
良い悪いはその人に任せています。
ただ私はそこが重要と感じています。


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