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認知科学に基づくコーチングとは?〜コンフォートゾーン編〜

みなさんこんにちは、「いろえんぴつ」です。make Life awesome「人生を素晴らしくする」が溢れる世界をつくるためにNoteを執筆しています。この記事が「あなたの人生は泣けるほど素晴らしい」当たり前のことに気づくきっかけになり、未来の人生へのエンジンになれば嬉しいです。今日は、「認知科学に基づくコーチングについて〜コンフォートゾーン(ホメオスタシス)〜」について書きたいと思います。2021年2月に入学を決意し、2ヶ月間自分なりに学習を進めてきたcoachingを学ぶ旅!アウトプット前提のインプットにすることでより理解を深めたいと思い記事を書いています。

前回までの復習はこちら⇩

コンフォートゾーン(ホメオスタシス)とは?

私たち人間には、無意識にとって慣れ親しんだものを維持しようとする機能があります。一定の安心・安全で安定した状態を維持しようとする機能です。この、自分の無意識にとって安心・安全でいられる領域が「コンフォートゾーン」です。

全人類に「コンフォートゾーン」が存在しています。そして、コンフォートゾーンから出ようとすると強烈に元に戻そうとする力(ホメオスタシス)が働きます。ホメオスタシスとは日本語で言うと恒常性維持機能です。理科で習いましたよね?

ホメオスタシスは「ゴムの原理」に似ていて、コンフォートゾーンから遠くに行けば行くほど、ホメオスタシス(戻そうとする力)は強く働きます。

例えば、体温を例に考えてみると、36.5℃が平熱の人が、80℃のサウナに入れば、無意識に汗が出て、体温を下げようとしますし、逆に−30℃の場所に行けば、無意識に鳥肌がたち、身震いして体温をあげようとします。ホメオスタシスの力のおかげで、動物は生きられるといっても過言ではありません。

このホメオスタシス(コンフォートゾーンに戻る力のこと)は、体温のように身体に働くだけでなく、マインド(脳と心)にも働きます。

例えば、結婚間近に起こる「マリッジブルー」出産間近に起こる「マタニティブルー」を例に考えてみます。結婚や出産は女性にとって、人生が劇的に変化する、すなわち、これまでのコンフォートゾーンから大きく飛び出す人生の出来事です。

結婚式の準備や、出産に向けた準備に夢中になっている時は、ワクワクが止まらなかったのに、いざ、全ての準備を終えて、まさに間近になった時にホメオスタシスの力が働きます。もとのコンフォートゾーンに戻そうとする力です。「独身」の自由さが失われることや、家事と育児と仕事の両立に対する不安が急に大きくなるという感じです。それに対して、「もうすぐ結婚・出産するのに、私ってどうしてダメな人間なの、旦那は私のこと気遣ってくれないし、と気分が落ち込んでいく」といった具合です。(✴︎私自身の家族の話を元に、自戒を込めて記しておきます)

これは、マインドのカラクリだということです。人間が本来持っている機能だということです。だから、この力に抵抗しようとする発想ではなく、マインドのカラクリを理解し、上手に使おうというのが認知科学に基づくコーチングだということです。

コンフォートゾーンは1つだけ設定できる

人間の脳は、コンフォートゾーンを2つ設定するということができません。すなわち、コンフォートゾーンを飛び出し、明日から「朝活するぞー!何時に寝て、起きる仕組みを作って、自己管理!」とやっても多くの人は3日坊主で終わってしまう(ホメオスタシスの力により、元のコンフォートゾーンに戻される)ことになります。この力を上手に使うためのポイントは以下の2つです。

【ここがポイント】
①コンフォートゾーンは、ズラすこと・広げることができる
②コンフォートゾーンは、臨場感が強い方に設定される

コンフォートゾーンをずらしたり、広げたりするために絶対に必要なことは、「ゴール設定」です。そして、ゴール世界に臨場感をもつことです。ゴール設定の重要性がさらに理解できますね。

今日のまとめです!

ゴールがあって、エフィカシーが上がって、「決断」することで臨場感・責任感が生まれ、初めて「コンフォートゾーン」はズレるので、ゴールに向かうこと(つまり、ゴール世界に対して、ゴムの原理、ホメオスタシスの力)を使うことができます。

マインドのカラクリを正しく理解し、上手に使うことがゴール達成への道筋です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「あなたの人生は泣けるほど素晴らしい」

✴︎補足(今後追記していきたいことをメモとして残します)
・「コンフォートゾーンの中が最もパフォーマンスが高まります」
・コンフォートゾーンは、自我の重要性関数の上位資質の集合体です。
・コンフォートゾーンの外側は全てスコトーマです。
・コンフォートゾーン≒ゲシュタルト
・ホメオスタシス≒モチベーション

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