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要・確認

Day 11  自分の嫌いなところ

自分への期待が大きすぎる思春期を過ごしたからか、32歳にもなると自分に変に期待をすることもなくなった。過度な期待は身を滅ぼすことを学んだ。

そんな私の嫌いなところは「確認不足」と「めんどくさがり」だ。例えば実家に帰省するとき、毎回何かしら忘れる。スマホの充電器、クレンジング、コンタクトレンズの洗浄液……などなど。車で約2時間半、のんびり走っているとハッと思い出す。持ってきた? いや、入れた気がしない。無意識で入れた?……そんなわけない。泣く泣く通り道のコンビニやドラッグストアに寄って買い物をするのだ。無駄な出費だなあ、と。

いっそ諦める、という選択ができれば楽なのだけど諦めきれない性分でモヤモヤと気になってしまう。あれで代用できるか? なんとかできないか? と考えているうちにめんどくさくなって、買ってしまった方が楽だし快適だ。という結論に至る。買ったものも結局いつか使うのだから、タイミングが早まっただけ、と考えることだってできる。将来の自分のためになっている。ストックを用意しただけ、というのは少々苦しい言い訳かもしれないが。

そもそも出発前の確認不足が原因なのだから、指差し確認なり、持ち物リストを作るなりして対策できそうだ。悲しいかな、めんどくさい&なんとかなる精神が勝ってしまう。実際、購入することでなんとかなっているし。

ただ「めんどくさがり」はそんなに悪くないと思っている。めんどくさいから効率的に動こうと、創意工夫を凝らすし、パワープレーで押しきったりもできる。嫌いなところは見方を変えれば、日常を変えうるヒントになる。

あまり悲観的にならずに生きていきたいものだ。

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