公害防止管理者水質1種 eラーニング備忘録 part1

前回、資格の概要をざっくりしたので実際に受講した感想等をお話しします。

感想となるとどうしても主観的な話になってしまうので、筆者の簡単な経歴を記すと、
・工学部で化学専攻
・元役所勤務、環境課で公害担当
・計量士(濃度)所持
なので、資格を取得するうえで必要な化学の基礎・環境法令・分析方法に関してはある程度把握している状態です・。・
2つ目に至っては「公害防止管理者の選任して♡」っていう側でした・。。・

私が受講した水質1種の科目及び受講時間はこんな感じです・。・

公害総論・・・・・・・3時間
水質概論・・・・・・・5時間
汚水処理特論・・・・・11時間
水質有害物質特論・・・5時間
大規模水質特論・・・・7時間

1つの動画が3~30分になっており、重要事項及び頻出過去問の解説が行われます。ちなみに受講完了していない動画はシーク及び早送り不可です(ヽ'。`)
期間内であれば何度でも再視聴が可能であり、その時はシーク解禁及び2倍速再生まで可能です。解説のおじいちゃんゆっくり話すから1.5倍くらいがちょうどよかったです(小並感)。
また、各科目は2つ以上の単元に分かれており、それぞれの視聴全てが終わるごとに小テストを受講します。動画内で一切触れなかった部分が出ることもありますが、こちらも期間内なら何度でもやり直せるので気にしないでください。

受講してよかったこと

重要事項をピックアップしてくれているので、効率よく進められる。これが一番でかいですね。
資格試験って割と過去問だけ説いてればどうにかなるのも多いです(この試験とか危険物とか)。
公害防止管理者は、経産省及び環境省の管轄ですが、実際に試験を実施しているのは産業環境管理協会になります。この実施団体が試験・テキスト・過去問解説本のすべてを作成しています。つまり出題される範囲がかなり絞りこめるんですね。過去問見てるとテキストの文章コピペしたようなものも結構出てます。
しかし、私はどうも過去問といて暗記だと断片的過ぎて苦手なものですから、テキストの重要なところだけ説明してくれるのはありがたいです。
ちなみにこのテキストは、通称電話帳と呼ばれているくらい分厚いです。

受講してウーンだったこと

ここからが本番です゜。゜

明らかに映像使いまわししてるんですよね・・・
環境測定の結果だとか、法令の変更点なんかは差し替えてる部分あるのですが・・・
スライドが間違ってる部分、過去問解説で古いデータのまま説明してる部分があるんですよね。対面なら指摘できるんですがeラーニングだとそれもできないです。
あれだけ高い受講料とってるんでもうちょっとどうにかしてほしいところです・。・
やっぱ天下りが実施してる資格ってクソだわ゜。゜

修了試験について

受講後、修了試験に合格しなければ資格認定を受けることができません。修了試験の合格率を見てると、大体6割くらいです。しかし、対面式とeラーニングで分けていないようなので、後者なら期間が長く学習期間は取りやすいです(対面式だと2〜4日講義を受けた後試験です)。
講座の内容を頭に入れて、過去問数年分を学習すれば問題なく合格できるレベルです。
本当は修了試験の出題内容書きたいけど、受講時に公表したら訴える可能性ありますよと記載あるので書けないです゜。゜

はい・。・
何の役にも立たない感想です。
正直、会社の金で受けられる or 試験が厳しい ってのがない限り普通に受験したほうがいいと思います・。・

次回、勉強方法書くかもです。







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