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出産後の生活

9/25に出産してから早いもので2ヶ月程経ちました。
新生児のお世話は想像していたよりも遥かに大変で、里帰り出産をせずに里が来た(母がきてくれた)出産を通して学んだことを残したいと思います。

出産前に思い描いていた生活

産後一月は家から出ちゃ駄目。産後の体はボロボロ!と聞いていたため、里帰りしない私は下記のような計画をたてていました。

入院で病院に5日間。旦那さんが1週間有給とってくれる。母が1週間お世話に来てくれる。これで3週間凌げるからいけるぞ私!働いてるときも深夜まで働いてそこから飲み行って朝から仕事してたくらいだしいざとなった時の体力には自信あるから大丈夫だ!

とか、このときは思っていたのでした。

実際の生活

新生児との生活は未知のことだらけでした。友達の言葉を借りて言うならば、芋虫に手足が生えた生き物が鳴き声というテレパシーを使って意思表示してくるだけ。
全然わかりません。泣くのはお腹すいた、オムツ気持ち悪い、暑い、寒いかのどれかだなんて聞いてましたが大嘘。お腹からでてきた新しい世界でひたすらにとまどって泣くだけの時間が長かったこと。普通に考えてそうだよな。。

立って抱っこしていないと延々に泣くので本当に何もできませんでした。これが皆のいう高さセンサーか。もちろん背中スイッチも搭載。寝かしつけたと思ってもモロー反射で5分もしないうちに目覚めるので寝ている間に何かしようなんていうのも無理でした。(生後2ヶ月過ぎた今ではほぼモロー反射で起きることはなくなりました)

特に私は分娩時間が長く、我が子が大きかったこともあり傷口が広範囲だったので座ることさえままならず。そこに加えての頻回授乳。新生児の赤ちゃんが1日18時間寝るとか大嘘です。とにかく産後の傷を癒すほうに体力がもっていかれて、かつ全然寝られない。体はあちこち痛い。授乳もはじめ慣れるまでは本当に痛い!病院の授乳室では痛みで泣いている人が多数いらっしゃいました。

余談ですが、出産後1月は安静にと言われたものの産後2週間ばかり引きこもっていたら気が狂いそうになり母にお願いして近くのスーパーにおやつを買いに出たところ、道端でひどい眩暈に襲われて道路脇の柵にもたれかかる始末。本当に産後の無理は禁物なんだなと実感しました。

出産から一月半くらいまでの生活はこんな感じ。

見かねた母が1週間を延長してお世話してくれましたが終わりは必ず来るもの。帰った後がつらかった。トイレ1つ自分のペースでいくことができない。泣き止まなくて途方にくれ、もちろん自分のご飯用意する余裕なんてありません。ストレス半端なかったです。産後のイライラ話はまた別記事で。誰かが面倒を見てる間に誰かが生活をするための作業を行うという阿吽の呼吸で乗り切りました。母には本当に感謝です。

そんな中救われたのは育児アカウントで繋がったInstagramのママ友たち。悩みはみんな同じで夜中の授乳も励ましあいながら、時には愚痴をはきつつ乗り越えました。本当に救われました。instagramのストーリーの授乳励ましあいおすすめです。深夜の暗闇で頑張ってるの自分だけじゃないって思える。(授乳してる時は片手が使えるので携帯は皆さわれる)

旦那さんがとっても協力的だったのでなんとか乗り切り、こんな記録をphotoshopでちまちま作って記事をかけるくらい最近はペースをつかみつつります。といっても単に寝不足になれただけっていうのと、多少は夜まとめて寝てくれるようになったので(4時間。運が良い日は5時間)体も楽になってきました。

とにかく思っていたよりも新生児のお世話はハードでした。現在新生児のお世話をしている人、これからの人。間違いなく絶望を感じると思います。募るイライラと寝不足と謎のテレパシーに悩みお豆腐メンタルだとすぐに涙するかと思いますが、騙されたと思って1月半頑張ってみてください。あれ、この子成長してくれた?なんか少し体感的にも楽になったかもと必ず思えるようになります。これは同じ時期に出産したinstagramママたちみーんな同じこと言ってるので主観ではありません。1月半とりあえず頑張れれば、多少は週末ちょっと出かけたり、友達と会ったりしたいという意欲が湧いてきます。

さてさてこんな生活の中で出産前にやっておいてよかったと思ったことランキング

【1位】コープの契約。
温める。炒める。チンだけでこんなにも美味しいご飯を有難う!本当に慣れるまではご飯作る余裕は皆無です。昼間ワンオペ育児予定の方にはぜひともおすすめしたいです。お子さんいる家庭は配送料無料になります。やったね。ただ注文する時間の確保に初めは苦戦するかもしれませんが慣れます。
【2位】内祝いの準備。
今でこそ寝てくれる時間のペースがつかめてきたので夫婦で会話して何かを検討するという時間ができてきましたが、新生児期は皆無でした。なにせどっちかが相手していないと常に泣いてます。黙らせるにはおっぱい飲ませるしかないくらいです。笑
だいたいの商品の検討と、住所録だけ作っておきましょう。これ本当に大事です。
【3位】役所系&会社系&保育園手続きの事務処理色々
以前の記事にも書きましたが産後は文字が象形文字に見えます。とても細かな手続きの段取りを考えたり、用紙に記入したりなんて気持ちがおきません。予め準備できる用紙や手続きはリストアップ&役割分担と実施時期を明確にして認識合わせしておくことをおすすめします。こんなに大変なのに何でそこまで言わなきゃわかってくれないの!は産後あるあるのイライラの1つです。1つでも多く予め潰しておきましょう。
--番外編--
私の場合里帰り出産をせず母に手伝いにきてもらったパターンでしたがこれは本当に良かったなと思いました。なぜなら一番辛い時期を旦那さんが目の当たりにしてくれるからです。勿論イライラすることもその時期とても多いので気をつけるべきポイントはいくつかありますが、その後のお世話がとっても頼りになります。(特に我が家の旦那さんが普段から協力的であるという前提もあるのですが)
ミルクあげるのも、おむつ替えるのもお手のもの。何なら授乳をしない寝かしつけに関しては私よりはるかに上手です(笑)先日、産後2ヶ月後同僚の結婚式がありましたが何一つ心配することなくお願いして出席することができました。帰ったときには面倒見ながら洗濯を終えて夕飯の支度までしてくれてました。もはやプロですね。そのおかげで産後の骨盤矯正にも気兼ねなく通えていて本当に感謝です。
もちろんそうなるまでにも色々ありましたが先々を考えるとおすすめです。

長くなりましたが、産後の生活はこんな感じでした。母に来てもらって孫のお世話をしてくれている姿を通して、ああ私自身も子供の時こうやって面倒見てもらっていたんだなと実感し、忘れていた子供の頃の記憶も蘇ることが多くジーンと胸にくるものがありました。これまたあるある話らしく、里帰りの時に涙しそうになったというママたち多かったです。実際に号泣したわって言っていた人もいました。子供を産んで良かったと思えることの1つでもありました。

ちなみに産後2ヶ月で読めた本は5冊。加えて経済誌系の雑誌は15冊。全然目標達成できなさそうです。いや、前向きにあの生活の中でよくこれだけよめたと自分を褒めよう(笑)
産後のイライラ話と対策法は別記事でまた書こうと思います。誰かの役にたてたら良いな。さて寝よう!

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