7月1日から、精神科デイケアに通っている。

精神科デイケアといっても目的は様々であるが、わたしが通っているところの目的は「リワーク」、つまり「職場復帰」である。

精神疾患等によるメンタルヘルス不調のため、通常の業務ができないため休職をした対象者が、治療がひと段落し、現職復帰するためのアイドリングをすることを目的としている。

治療中は生活リズムが崩れる。体調が悪い時は、朝起きて日中活動して夜は寝る、という普通の生活を送ることすら容易ではない。うつ病の特徴として、午前中は脳の働きが悪いため活動できない。だから必然的に夜型になりやすい。しかし、それでは昼間勤務の仕事はできない。

デイケアに入所して最初に行うのは、生活リズムの調整である。活動記録票をつけて、どんな行動をした時に体調が崩れるか、反対に何をした時は体調がよかったか。自分で自分の生活をモニタリングしていく。

これがなかなか難しい。そもそも仕事がなければ場当たり的に活動していたので、活動に名前がつけられない。

でも発見もいっぱいある。体調が悪かったときの反動で、体調がいい時は動けることが嬉しくて休息もとらず一週間動き続ける。そして、どこかでこと切れたように動けなくなる1日が出てくる。

どうやらわたしは体力のペース配分が下手らしい。絶対的な体力もないのだけれど。

最終的には、自分で自分の行動を観察して、体調悪くなる前兆の段階で気づいて対処し、再休職に至ることなく働き続けられることが目標である。

まだ一週間しか経っていない。デイケア卒業までに平均で3〜7ヶ月かかる世界だ。（そもそも精神科の治療はスパンが長い）

早とちりで思い込みが強くて焦燥感が強いこともわたしの特徴だ。

焦らず、確実に治療していくぞ。決意表明の文章でした。