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危険がリアルに迫ってわかった食物アレルギー児の一時避難食の正解

by cream(4歳と8歳の女の子ママ)

台風19号、私が住んでいるエリアは最終的に危険度5になって、iPhoneに何度も警報が届いた。結果、幸いにも避難することもなく自宅は無事で、台風一過のすっきり晴れた空。

けれど、初めてリアルにこれは子供達連れて避難も最悪あり得るのかなと思って、ずっと放置していた避難用具の点検をようやくやった。非常食は半分くらい賞味期限が切れていた。私は娘が二人いて、下の子は重症の乳製品&卵アレルギー。被災経験のあるアレっ子がいるご家庭の話で、避難所で配られるものに子供が食べられるものがない、あるいは食べられるかどうかがわからなかった(材料に含まれているかどうかがわからなかった)ということはよく聞いていた。なので、水を注いでできるおにぎりやら、アレルギー対応の非常食だけは一通り揃えていたつもり、だった。

台風の最中、子供は子供のリュックに、大人は大人用に荷物を詰めていく。びしょ濡れになるだろうから着替えもタオルもいる。500mlの水のペットボトル、買ってなかった!2Lしかない。買いたさなきゃだね。懐中電灯、マスク、手袋…、自分が今この状況で、家から出て子供の手を引いてどこかへ移動する、そこで1日か2日過ごすって想像すると自然と必要なものが浮かんでくる。そんな中、自分がこれまで用意していたアレルギー用の非常食が2次避難に適したものばかりであることに気がついた。今、バタバタと例えば近所の体育館にずぶ濡れで逃げ込んだときに、整わない環境でもあければすぐ食べられるものではなく、一手間多いものばかり。

開けたら食べられるおやつに近いものやキャンディ、あとはお皿に移さなくてもスプーンを突っ込んで食べられる温めなくてもいいレトルト。このレトルトも液体すぎるとこぼれてしまったりするから、どろっとした形状の...。それでいくつか、アレルギー対応で、一次避難リュックに絶対入れようと思って買い足したものは以下。

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↑にんべんのおかゆは長期保存が効く上に美味しいらしい。そのまんまOKカレーはご飯とカレーが一緒くたになっているカレー。アレルゲン7品目不使用。中辛と甘口があり、うちは甘口にしました。

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↑乳卵不使用、小麦、ごま、大豆使用のカンパン(&氷砂糖)。今買って2024年までだから5年保存だと思います。三立製菓のもの。本当は、缶に入ったパンで乳製品不使用のものがあるといいのにな…と思うけれど、未だ発見できず。卵不使用は発見。

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我が家には赤子はいないのですが、離乳食期の赤ちゃんがいるならこれは(通常時も非常時も)便利。レトルトパウチなのですが、ここから直接食べさせることもできるように、容器ごと立つようになっています。切り口が2箇所あるから短いスプーンでも食べさせやすい。瓶のベビーフードよりぜんぜん軽くてかさばらないから、避難だけでなく旅行なんかにもおすすめです。

ちなみに、意外と忘れがちですが、口腔環境が著しく悪くなるので、避難道具に歯ブラシを入れるのはとても大事、と以前小学校から指導を受けたのを思い出しました。確かにキャンディーやら甘くてエネルギーが取りやすいものを取りがちになるけれど、その時だけ虫歯菌が収まってくれるわけでもないもんな。ということで歯ブラシも追加。

また他にもいいグッズを見つけたらアップします。

#台風19号 #河川氾濫 #多摩川氾濫 #荒川氾濫 #食物アレルギー #一次避難 #危険度5 #緊急避難


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