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ブルーインパルスがもたらす夢と感動のインパクト

私が所属する関西航空少年団・NPO法人TEAM KIX Aviationが推進するブループロジェクト実現の為、宮城県東松島市にある、ブルーインパルスのホーム「航空自衛隊 松島基地」に行って参りました。

ブループロジェクトとは、3年前の8月25日に開会した、泉佐野市議会主催の第3回みらい泉佐野こども議会で、当時中学2年生だった関西航空少年団の団員の、「関空に一番近いまち 泉佐野の発展をめざして、関空をもっと有名に、もっと盛り上げる方法として、航空祭を開催し、ブルーインパルスを呼ぶことはできないか」という質問に端を発するものです。

そして、2年前の6月5日にコロナ禍において傷ついた航空業界と地域、社会経済にエールを届け、この閉塞感から脱却する起爆剤として、南大阪の空にブルーインパルス展示飛行の招致をめざす事を目的として、空のエールプロジェクト「伍の矢」として放たれたプロジェクトです。

奇跡的なご縁が繋がり、様々な方々からご支援をいただき、2021年10月にプロジェクトチーム「TEAM dreamers」を発足することで、プロジェクトの具現化を図って参りました。

しかし、プロジェクトを推進する関西航空少年団のほとんどが、本物のブルーインパルスを見たことがないという状況でしたので、大空を自由に舞う本物のブルーインパルスを見る為、泉佐野市教育委員会の協定締結市町村体験学習の一環として、復興、防災、減災の学びも踏まえて、東松島市を訪問しました。

当初は、本日から数日後の8月28日に開催される松島基地航空祭に合流させていただくつもりで予定しておりましたが、当時の松島基地のご担当の方に電話を差し上げた際に、「実は今、関西航空少年団さんのブルーインパルスを呼びたい、というビラが私の手元にあるんです!ブルーインパルスを招致しようとしてくれているこども達だからこそ、彼らの為だけに、6機全機を飛ばせる日にお越しいただくのはどうでしょうか?」とのご提案をいただき、1ヶ月前の7月26日・27日に確定したという感動的な経緯もありました。

この活動をより実効的なものとすべく、南大阪の空に関わる関係者として、関西エアポート株式会社、大阪府、泉佐野市の関係者にも同行していただき、地元の岩沼航空少年団にも同行していただきました。

さて、いよいよ当日の松島基地に向かうバスの中、道中に展示されたT-2の機体を見たあたりから団員達のテンションが急上昇し、さらには遠くに戦闘機が飛行する姿を発見してからの車内は大興奮の渦に包まれました。

松島基地の正門に差し掛かったところで、本物のブルーインパルスの機体が駐機している光景を目の当たりにし、「ブルーやーーー!!!」とテンションは最高潮に達しました。

到着してからバス内に松島基地のご担当者が説明に来られ、「本日のアクロ飛行は予定通り行います!本日はみなさんの為だけの航空ショーということで、私たちからの説明は省かせていただきます!」という言葉に、さらに盛り上がる車内。

実は、2日前にコロナ感染急拡大の為、当日の判断で、基地入場をお断りさせていただく可能性もある、という一報があっただけに、プロジェクトメンバーと役員にとってはひとしおでした。

基地内に入場し、観覧席への階段を登る途中で、どんどん大きくなるエンジン音に自分たちの鼓動も高鳴るのを実感しながら、光が差し込む出口を出て、しばらく歩くと、そこには本物のブルーインパルスが駐機していました。

その光景を目の当たりにし、絶句する者、歓声を上げる者、涙する者、それぞれに感動に浸っていました。

しばらくすると1機ずつキャノピー(窓)を開けてパイロットが手を振りながら、観覧席前を通ってくれるのですが、一言でいうとミュージシャンのようなオーラを放たれておられ、その空間はまさにライブ会場の如くでした。

誘導路から滑走路に進入し、白いスモークを噴射した後に、ゴゴゴゴゴというエンジン音を放ちながら、1機ずつ発進し、4機が離陸しました。

しばらくすると、私たちがいる観覧席にスモークをひいたブルーが接近し、その真上を通過する瞬間にスモークを切り離し、4機を見送るや否や、後ろの方でエンジン音が鳴り響いているので振り返ると、残された2機が発進するところでした。

その光景が何とも言えないカッコ良さを演出していました。

団員達の心の底から湧き出る興奮、緊張、歓喜等の様々な感情の見えない波動が共鳴し合う観覧席は、一時密室のような空間の様相を呈していましたが、ブルーインパルスが離陸し、飛行するや否や、その空間はダイナミックに拡がりを見せ、自由自在に心が拡がる大空間へと変貌しました。

遠方で曲技飛行する機体数機に見惚れていると、突如横から現れる機体に驚かされたり、感動と驚きが美しくも素早い曲技飛行の技術に追いつけずに翻弄され続けていました。

次々に繰り出される、目を見張る速さの曲技飛行は、一瞬でその場にいる観客の心を魅了、支配するとてつもないチカラを持っていました。

私は、広報担当役員として動画収録に全集中の状態でしたので、ファインダー越しにしかほとんどブルーを見ることができなかったのですが、団員達の歓喜の声、感動の波動、ファインダー越しに見えるその躍動感が、ブルーの魅力はもちろん、それがもたらす物理的、精神的なインパクトの壮絶さを実感することができました。

プロジェクトチームの団員と地元のデザイン会社と共同制作したポロシャツのユニフォーム姿でブルーインパルスを観覧する姿にも、大きな感動をいただきました。

団員達の感動、歓喜の声、そして繰り返される感謝の声が、ブルーインパルスの感動を更なる高みへと引き上げていくのをその場で体感した私たちは、人々の心と社会経済を蝕んできたコロナ禍の脱却、そして大阪関西万博成功に向けた機運醸成を図る上で、南大阪の空にブルーインパルスの展示飛行を招致することが、どれほど実効性があるか、心と体で理解しました。

大空を自由に駆け巡るその姿は、現実的に存在することを知っていたとしても、その非日常的で、既成概念を打ち砕く衝撃的な現実を目の当たりにできた団員達の心には得難い、様々な可能性の種を植え付けたと推察しています。

その感動体験を、大阪府、関西エアポート株式会社、泉佐野市の関係者とも共有させていただき、この感動とそれがもたらす未来を大阪に持ち帰るモチベーションの醸成にも繋がり、大きな第一歩を踏み固めることができました。

観覧席にいたのは、団員達をはじめ関係各位を含めて約30名。

それぞれに抱いた感動と希望は、それぞれの内に秘められた至極の宝物となったはずです。

今後は、それらを改めてブループロジェクトを推進するTEAM dreamersを中心に、参加者から引き出し、共有し、プロジェクトの実現力に変換する作業が必須となります。

団員達が招致をめざしてきたブルーインパルスの本物を体感した今回の活動を契機に、理想と現実の距離が限りなく近づきました。

この好機を最大限活かし、プロジェクトの実現に向けて、邁進してまいります。

まさに天の時、地の利が揃う、重大な転換期を最高のカタチとすべく、私たちは、大阪・関西万博開催1年前の関西国際空港開港30周年記念に照準を合わせ、ブルーインパルスの南大阪への招致に向けてこれからも頑張ってまいります。

ブループロジェクトは、大阪・関西万博に向けた泉佐野市民はもちろん、大阪府民、日本国民の歩みを後押しするとともに、人の和を創出し、天地人を整え、あらゆる物事の繁栄の機運を高める起爆剤となるビッグプロジェクトです。

ぜひご理解とご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ともにコロナ禍を脱却し、飛躍しましょう。

この日の臨場感を収めた動画の撮影・編集を担当させていただきましたので、ぜひご覧ください。

また関西航空少年団としての活動報告もコメント欄に貼り付けておりますので、ご一読いただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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