馬糞堆肥

大阪市鶴見区と守口市にまたがる鶴見緑地の公園内に乗馬苑があって、そこで馬糞堆肥が無料でもらえると聞いて、行ってきました。

乗馬苑の駐車場内の倉庫に積み上がっていました。香ばしさが立ち込めていました。馬糞におがくずと少しのわらを混ぜていると職員さんに聞きました。

スコップを忘れたので右手だけ使って袋に詰めました。おがくすを掘り起こすと、原型をとどめた糞が出てきます。中の方はすごく熱くなっていました。袋をいっぱいにして自転車に乗せ、左手で押してすぐ近くの公衆トイレに行って手を洗いました。

その足で畑に行って、まきました。深さ10~20センチくらいを意識して手袋をして土と一緒になるように手でかき混ぜました。

畝と畝の間に落ちた糞を粉々につぶしながら、わらなどの繊維質が多いエサを食べる馬は、糞にも繊維質が多いということを実感できた気がします。

馬糞には肥料成分は少ないそうですが、土の中に空気層を作り出して土をふかふかにする土壌改良の効果が期待できるみたいです。ふかふかになるには時間がかかりそうですが、気長に取り組みたいと思います。


そういえば、江戸時代には、馬が落とした糞を拾ってそれを農家に売っていた専門業者がいたそうですね。肥料価格が高騰している中、無料で手に入ったうんちの価値が分かるようになりたいと思いました。



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