見出し画像

いかしあうデザインカレッジ2期生その③ギフトエコノミー

ソーヤ海さんのワークショップ、ギフトエコノミーを受けました。

ギフトっていうと、何か作られたモノっていうイメージが強かったのですが、お話を聞いてみると、私たちは当たり前のように接している身の回りのもの全てがギフトなんだなぁと。

太陽、雲、海、空、雨、酸素、川、山、つち、花。

これらはすべてただで、わたしたちは当たり前のようにそのエネルギーの恩恵をうけていますね。

画像2

そうして見てみると、自然の恩恵ってめちゃくちゃありがたい…!

そして、人間だけがお金をつかって生活している。他の生物はそんなものがなくてもへいきで生きているんだよね。

あと、土地ももともとは誰のものでもなかったのに、いつしか誰かが所有するようになったから私たちはそれを買い、住んでいる。

なんとも不思議だなぁ。

画像1

画像3

そして面白かったのは、ギフト活動をしていたけどいつしか疲弊してしまってやめてしまったというもの。みんなでなぜ疲弊してしまったのか考えてみたり、実際にあったストーリーなどを聞いてみると、ギフトする人とされる人に意識の違いがあると、その違いにどうして自分は頑張っているのにもっと欲しがられるのか?なんだか求められるばかりで疲れちゃう…などが発生するよう。

たとえば同じ理念のひとたちがあつまると、そうはなりにくいのかもしれないけれど多様な考えかたのひとたちがいるコミュニティにおいては、そこの意識をあわせるのはたいへんなんだろうなぁ。

そしてギフトの世界は結果がはかれないよね!という話に。例えば、自分たちは分け与えて、それで終わったとしてもそれを受け取った人が違う方でギフトを継承していたりする。でもそれは、渡したひとには見えなかったり感じられなかったりするので果たしてどうか?と感じてしまうけどきっとその先のストーリーにあるのだということ!

これは、先日身の覚えがありました。

熊野市の雨宿りさんにいったときのこと。とあるかたの土地にきれいなお花がたくさん咲いていました。野草を摘んで散歩しているとき、いつも気になってみていたんです。そしたらたまたまオーナーさんがいらっしゃったので、きれいなお花ですね。と聞いて見ました。

すると、最初は上の土地で植えていたお花の種がいつしかここまで飛んで勝手に咲いてるの〜!でも、きれいだから嬉しいわね。と。これはまさに植物のギフト!私が野草アレンジ活動をしていると聞いて、たくさんもっていっていいよ。とおすそ分けしてもらいました。

画像4

画像5

他のお花もすこしわけてもらって、さっそく帰ってアレンジ活動をしてみました。

画像6

画像7

画像8

いただいたお花と、自然のめぐみの野草でアレンジしたものは、お世話になっている雨宿りさんはお渡し。すると彼らはとても喜んでくれました。そして写真を撮ってアップしてくれたり。

こうして2次ギフト3次ギフトに変わって行きました。こうゆうあたたかいギフトがもっと増えるといいのにな…!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?