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2019 Xデザイン学校 ベーシックコース #04

#04 質的調査の価値分析
講師:浅野 智先生

#問題はあまりない
#定義と概念化
#意味と価値

4回目は定性分析の手法、KA法をメインにワーク。概念の模索を行い、仮説をたててアイデアを発表するがゴール。

キーワードは
価値を見つける
概念化し、言葉にする

<講義から>
役にたつが意味はない___価格の価値 安
役にたたないが意味はある(比較的高い)___価格の価値 高
役に立ち意味はある___価格の価値 中央

ファッションブランドのall yoursさんの
「着たくないのに毎日着てしまう服。」は役にたち意味はあるなのだなとふと思った。
上記の3パターンのどれが好まれるかは、利用シーンや文化によって割合が大きく変わると思う。

問題とはありたい姿(ビジョン)と現代のギャップを埋める作業だという。


<ワークから>
前回浅草で撮影し、選別した写真に対してワークを行った。
事前に個人で作成したKAカードをグルーピングする際、どこまで細分化するのかで手が止まった。
細分化の粒度や各個人の視点が違うため、
これはこっち、あれはこっちと、グルーピングしたものに対して指摘が入り、何度も移動を繰り返した。
分析の心構えで教わった、共通する生活価値やニーズの分析という点は、
チーム内でも発生している現象であり、各個人の価値が交差するポイントを見つけながらディスカッションしているように思える。
(どこにフォーカスを当て、中心点を打つのかを決め打ちするのがいつも難しい。)

そしてなんどもこの講義で言われたのが、UXパターンから得た情報から、概念化をすること。
これがサービスのもとになるので、これができなかったら無駄!と・・

概念化とは一体何だろう。
・暗黙知の共通のルールを導き出して、それを言語化すること
・接点から物事の本質を抜き出すこと
なのかな、と思った。
ただし、これらをする上で個人的な感情や経験値でみてはいけない。
あくまで俯瞰して一般的な個人として見ることはできるのか、ということがとても大切なのだと思う。
ここがサービスを考える上でのキモ。

概念化は簡単にできる人もいれば、一生できない人もいるらしい。

私はどっちだろうか。
ひとつづつ、心に落としていこう。

#Xデザイン学校  ベーシックコース 2019
#セミログ
#人間中心設計
#サービスデザイン

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