小路で育った。
旭川にある、5.7小路ふらりーと。
大人になる勉強をした。いろんな人に出逢い、お酒のことを知ったり、たくさんのことを吸収した。机じゃわからないことをここで学んだ。
今も変わらない、いつもの店。
いつもの雰囲気と違うのは、昼の出来事だから。
誰も見ないけど、いつも通りの昼の生活がここにもある。
夜に見ることのない、いつもの光射す姿。
ここに夜ばかり通っていると、この光が差し込むことに感動する。
広告に携わろうと、土俵入りしてまだ9か月。
この街は空の隙間が多くて
むかしのままで
いつも新しく広告が切り替わらない街だとおもった。
忙しくない。
こんなものなのかと寂しくなった。
広告の種類はチラシだけじゃない。
この街は外に出る手段をしらないのかもしれない。
本当は飛び出して行きたいのに。
飽きっぽいんじゃなく、みんな同じことばかり続けるから、やめてしまうのかもしれない。
飽きるにも理由があるから、もっとまちを動かしてやりたいんだ。
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