見出し画像

ボクがイベントをやる理由

なんでイベントをやるかって?

それは、
「ミライを創っていく感じ」を肌で感じられるからだ。

「なんだそれ?自分に酔ってんじゃねーよ!」って思うだろ?だったら、モチベーションの高い若者を50人集めて、空間演出から、トーク内容、何から何まで、頭を回転させて、やってみるといい。

意味が分かるから。

...
僕はたしかに「映像クリエイター」だって肩書きを社会からもらってしまったけど、
なんのために映像を作っているかといえば、
自分の表現のその先にある"人の行動"が、目的だったりする。

つまりは、自分のクリエイティブで、
影響を与えて、人を動かす。

この「人を動かす」ってのが、
"社会を動かすこと"だと思ってる。

映像を楽しんでもらうだけでなくて、
それを通して、商品を手に取ったり、
海外へ行ってみたり。やはり僕の表現への興味の入り口は、「広告」と同じだ。

たしかに、「映像」をつくって
お金をもらってる。

だけど、お金をもらうためにやってない。「自分の中にある"人生への価値観"や"旅の魅力"なんてのを表現して、誰かの一歩につなげるため」に映像を今日も撮っている。

イベント参加者のみんなには、1mmでも、1%でも、"刺激"を感じてもらって、
「行動する糧/人生を豊かにする素材」
なってくれればいいなと思ってる。

これを"核"に置かなければ、僕にとって、イベントを起こす意味は本当にない。

どんな方法でもいいよ。
「人生の自由度の高さ」だったり、
「自分らしく生きることの意味」だったり、自分が世界から教えてもらった大切なことが伝われば。

それが映像であったり、文章であったり、写真、イベント、コミュニティの形成であるだけなんだ。

...思い返せば、大学4年生のとき。
周囲が一生懸命 就職活動をしている中、僕が思い描いていた「将来」は日本の社会になくてさ、

僕が内定を断って世界一周の旅を決意したとき、それを肯定してくれる大人も社会もなくて、

自分だけ 真っ暗闇の宇宙にぽーーんと、
投げ出されちゃったような孤独を感じたんだよね。

まぁ正確に言うと、その"選択肢"を当時の僕は知らなくて。

自分が「やっぱり旅に出たい!世界一周してみたい!」と言うと、それを応援してくれる人たちは凄く少なかった。

「人と違う選択をすること」が良くも悪くもネガティブなイメージに繋がる我が国・日本。

個性を殺そうとしている空気が当時の僕にとって"孤独"をより感じさせた。

だけど勇気を持って"えいっ"と世界に飛び出したら、世界は想像していた以上にもっともっと広いことを感じた。

まるで僕は穴の中の「山椒魚」だったわけだ。

外の世界を全く知らなかった。

そして旅を通して思った。

僕の周りに選択肢がなかったんじゃない。
僕はただ"選択肢を知らなかった"んだと。

だから僕は、僕みたいな選択肢も
世の中に存在する。そして、変人とか、
変わり者だって言われること、
人と違う選択をすることは、何も悪くない。

"僕らは、僕らの人生を
一生懸命 生きてるんだ。"
ということを
心から伝えたかった。

それは、当時(世界一周前)
周りに仲間がいなかった
過去の僕が1番求めていたことだったから。

俺は、若者が「やりたい!」
と言うことを応援できる大人になりたい。

その若者の「やりたい!」という夢を、
変、変わってる、非常識、違う、etc...
という言葉で片付けていまうのは凄くもったいないな。そう感じる。

僕らが生まれた小さな島国では、
「人と違うこと」をネガティブに捉えてしまう空気感がある。

でも「違う」って、そんなに悪いことかな?

僕は"変わった人間"がいないと、世の中に劇的なイノベーションは起こらないと思ってる。

本当は、同じ人間なんて1人としていないのに、道を外れる若き冒険者たちを”違うもの”と位置付けてしまう世の中。

当時、大学4年生だった僕は、
「いつかこの空気感を変えてやりたいな」
そう思っていた。

...
「えいっ」と 思い切って、海の外に出てみると、世界は想像してた以上に広くて、壮大で。

今まで見たことも感じたこともなかった日々の連続だった。

世界は果てしなく広く、海の外には 気のあう奴らや自分を受け入れてくれる「仲間」が必ずいる。

そういう仲間を集めたくて、
今回のイベントを、
これまた変わったメンバーで
創ってみた。

僕も今回ゲストだったアンジュも、
「人と出会うこと」で、
人生がより豊かになっていった。

人と出会うことで、元々見ていた「世界」を広げる感覚。とても素晴らしいものだと思う。

それは、旅や冒険の日々のように。

...
そして、人は結局 ひとりで生きていけない。人と人とがソーシャルで繋がる世の中だからこそ、

何か"暖かみ"のある、でいて、依存しない。
「オフライン」の可能性を感じている今日この頃。

"なにか"人生を変えたくて、
イベントに集まった50名。

参加者同士 繋がってまた新しいコミュニティや繋がりを持ってくれたらいいなと思う。

それがトークライブと同等か、それ以上に"価値"のあるものだと思って運営している。

僕がイベントを起こすタイミングは、
「自分がレベルアップしたタイミング」だ。

理由は2つ。
常に同じ話はしたくない。「またその話?」なんて、なるだけ思って欲しくないし、常にアップデートしたことをシェアしたい。

2つ目は、自分が「イベントの運営」に依存してしまう。オフラインとオンラインの行き来が僕の多動力には不可欠なんだ。

それに毎月行っていたら、
参加者もイベントに依存してしまう。

これまた数を重ねると分かるのだが、
質の高いコミュニティは大切だけど、コミュニティに依存して欲しくないっていう気持ちも上がってきてしまう。

僕に会いに来てくれる人はとても嬉しい。たまに息抜きに、悩んでる時に、刺激が欲しい時に話を聞きに来てくれれば、こっちのモチベーションも上がる。

だけど、コミュニティに依存してしまうと、
結果 "自分を変えるきっかけ"の瞬発生が失われてしまう。

だから、何か"アクション"を起こしたら、
シュッと集まって、パッと解散できて、
それぞれがレベルアップして、イベントを中心にモチベーションに火をつける。そんなコミュニティは最高だ。

「やりたいことをやって⇆集まって⇆やりたいことやって」がいいと思う。

そして単価。
以前、大学で無料のトークライブをやったことがある。120名くらい集まった。

ただ、その120名から
"何か突拍子でもないこと"をしでかした人の噂は何も耳にしていない。

イベントを聞いたその日のモチベーションは上がるが、無料でイベントを打てば打つだけ、モチベーションの賞味期限は短いと思う。

イベントで大切なのは、人数じゃない。
量じゃない。「質」だ。
難しいが絶対に一人一人の満足度を上げることが、「ミライを動かすこと」に繋がる。

だから50人が、トークライブ/コミュニティ形成のマックスだと思う。

単価はこれからのイベントでも絶対に落とさない。もちろん、これだけの金額を頂いているのだから、それだけのことを運営チームとは話し合う。

イベント内容、空間、仕組み。
ブランディングにも影響してくるので、イベント会場は都心で取れば、半分以上のお金は場所代で吹っ飛ぶのが現実だ。(スポンサー探さないとなぁ)

でも本当にすごいのは、18歳とか20歳前後の子が4000円〜6000円の単価を払って、イベントに来てくれること。

俺が18歳の時は、そんな単価を払ってまで人の話を聞こうと思えなかった。

それだけの自己投資ができる。

これってめちゃ凄いこと。
無料で参加してれば、翌日の朝ごはんには忘れてるかもしれないけど、

"目に見える形"で自分に投資したら、
絶対なにか起こしてくれるんだよね。

世界一周するとか、今回のコミュニティ
(旅×クリエイティブ)で新しく出会った仲間と
東南アジア一周とか、バックパック買いに行きました!とか。

とりあえず、カメラ買いましたとか。
何かひとつでも行動に移してくれるんだよね。

そこで映像作りたい同士とか、旅したい同士が繋がって、もうぶっちゃけ、イベントじゃなくて個人で新しいコミュニティを作っちゃっていいんだ。俺らは、金儲けのためにイベントをしてるわけじゃないから。

それが単価を上げる理由の一つ。モチベーション。(もちろん場所とか質とか、経費はかかるんだけどね)

俺がしたいことは、世の中に影響を与えること。でしょ?120人に無料で話して、誰も行動に移してくれないより、意識高い50人に話して、40人は何かをしでかしてくれた。

絶対にそっちの方がいいに決まってる。
俺はそう思ってる。

まぁあとはトークライブの場合、
絶対に人数は定めてる。さっきも言ったけど、マックス50名かな。

今回もリリース9時間で50名のチケットが完売しちゃったんだけどさ、

イベントをリリースして、
即完売になっちゃうと、
必ず「いま見たら売り切れてました〜😭😭行きたかったです」ってDMが来るんだけど、

やっぱり「行動力」や「瞬発力」がある人とない人は掴む量が違うよね。

その「掴む」ってところから、選別は始まってる気がする。

これからもイベントは必ず定員を決めて、掴める人がマッチすれば全体的に盛り上がると思うんだよね。厳しいけど、ミライを創りたいから、掴める奴は最強だと思うんだ。

自分に何もスキルがない場合、
「フットワークが軽い」「持ってる物が少ない」ってことだけでも意識すれば、
だいぶ違う。めっちゃ価値。

これだけで"掴む"可能性がめっちゃ上がる。
物理的にも、論理的にも、
行動しやすいでしょ!極論、世界中を飛び回って、掴む確率が上がるよね。

荷物は最小限にして、タイムマネジメントして、ちゃかちゃか動きまくれる身体と時間があれば、それはもうスキルになるしね!

おっと、お得意のお話が脱線してますね。

とにかく、自分は
「リアルな場」を創るとき、
めちゃくちゃ考える。まだまだ甘いかもしれないけど、"仕組み"をめちゃ練る。

「球をよく狙う」ってよく表現するんだけど、バットを振ってから、狙う奴はいないでしょ?狙ってから振るから、ヒットが生まれるわけだ。

これはオンラインよりも実は難しいと思う。
参加者のみんなから、これだけお金を集めて、これだけの予算があるなら、しっかり狙って、それぞれの人の中で「ヒット(行動を起こすモチベーション)」が生まれて、

これが、色んなところで起こるから、
「ミライ/新しい社会」が生まれる。と思う。

そして、それぞれみんなの人生がより色濃く、なにか変えてやろう!とかアクションに対しての導火線になればいいなと思う。し、人と出会うことで、みんなの人生がより面白いものになったら最高かな。

うん。これが、ぼくがイベントもやる理由かな。少し長くなっちゃったけど、何かひとつでも、リアルの場の意気込みが感じてくれたら嬉しい。

そしてメンバーと話してるのは、
「もう室内から抜け出したいよね」って話。
これはどうなるか分からないけど、より「リアル」を体感してほしいから。

まぁその計画は今度話すよ!
以上!これがぼくがイベントをやる理由でした!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?