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捨てられない人

片付けているのにモノが散乱して、かえって散らかったように感じる、っていうのはよくありますが、捨てても捨ててもモノが減らないように感じるっていうのは何なんでしょう。

丸ごと一軒絶賛片付け中ですが、ここにきて作業が止まっています。というのは、箱詰めした荷物が邪魔をして、身動きが取れないという事態が発生中。そんなこと考えればわかることなんですが、引越しをしたことがない母は片付ける前に箱詰めをしちゃってましてね。「間違えて捨てたら大変だ」と大事なものからしまっていくので、ダンボールがどんどん山積みになっていくワケです。

「まず捨てないと」というワタシの言葉が全く届かず、「まず入れないと」にいつの間にか変換されているようです。ましてや「あなたに確認するために取ってある」といって、数年前に「捨てていいよ」と言ったモノがごっそりとありのままに取ってある始末。

“捨てられない人” というのは「 いつか使うだろう」「使うかもしれない」「何かに使える」「念のために」といって “取っておく人”  なんですよ。
“いつか” っていつ?
“かも” ってどういうこと?
“何か” ってナニ?
“念のため” ってなんのため?
「取っておいて何になる」っていうのがワタシの考えなので、1ヶ月以内に使わないであろうものは捨てます。取っておいたとしても、使わなかったら捨てます。っていうか「増やすなら、先に捨てる」。
そうしないと、母のようなことになるので。

昨日も、粗大ゴミに出そうと廊下に出しておいたカラーボックスがいつの間にか消えていて、探すとリビングの片隅にちゃっかり「新しい電話台」になっていましてね。

結局減らないんだ。
捨てられない人がいると、こういうことになります。

みなさまのご支援に感謝します。