あんまりお見せしたくはないんですけど、母の部屋の今がどんな感じになっているのか気になる方もいるようで、ちょっとだけ公開します。

荷物を入れる前はこんな感じの部屋でした。

同じ角度から見た、今の様子がこれ↓

取り壊し前の家の中と同じ風景です。
で、キッチンは

↑これが、
これだから↓

変な敷物や目隠し用の昭和なレース、使いもしない大量のマグネット、雑巾みたいなタオル達やらがとにかく目につき、ため息しかありません。
棒があればぶらさげるし、場所があれば置いちゃうし、隙間があれば突っ込んで埋めちゃうしで、とてつもなく窮屈な部屋になっています。
毎日全て出しっぱなしで、スッキリしているところを見たことがない、っていうね。
これ、一番片付いているように見える角度で撮ってますから、他はとても見せられません。

「お母さん、衣装ケースを買いたい」と言って、「まだケースがないからこんなんだけどね」と言い訳しつつ見せてくれたクローゼットの中は、こんなんですよ。

絶句。
この量はどう考えても、衣装ケースを買ったとしても入りきらないのは確実です。
タンスが既に３つもあるのにどんだけまだあるんだ、って感じですよ。
大量のダンボールが片付いているので「頑張って整理したんだな〜」と思っていたら、見事に騙されました。

衣装ケースのサイズやらを説明して、「どんな形のものを何段（いくつ）必要なのかをまず決めないとね」と言うと、ものすごくめんどくさそうな顔をしてましたけど、「それがこの状態を招いているんだぞ」と心の中で言ってやりました。
嫌なことでもやらないと、片付くわけがないからね。
片付けられない人の特徴は「モノが多い」んですが、一番の問題点は「めんどくさがる」ことにあります。
「出したらしまう」をやらないんですよ。
そもそも出しっぱなので、「しまう」という行動が身についていないんでしょうけどね。
整理整頓したいなら、モノを減らすとか収納の仕方云々じゃなく、まずは「めんどくさがる性格を直してから」じゃないと無理です。
絶対、無理。
整理できてたとしてもそれは一時的なもので、綺麗な状態を保てませんからね。

７０過ぎのバアさんの性格は今更直せないでしょうから、そこは諦めるとして、害虫を呼び寄せるような状態にだけはしてもらいたくないので、そこはちょいちょい監視しています。
飲みっぱなし、食べっぱなし、野菜切りっぱなし、だけはやめてほしいと切に願います。