はじめに

CREFILエンジニアの安里です。
本記事では、Salesforceのページレイアウトを動的フォームにする際に私が気を付けなければいけないと感じたポイントをご紹介します！

この記事で伝えたいこと

結論から申し上げますと、動的フォームにしたオブジェクトの新規作成のレイアウトに”動的フォームで追加した項目が全て表示される”という仕様があります。
そのため、動的フォームかページレイアウトを使用する際の検討ポイントを解説していきます。

実際の画面

分かりやすいように、取引先オブジェクトを例に実際の画面でお見せしていきますね。

1.動的フォームで作成している画面

[詳細]タブを項目セクションで作成

2.[新規作成]ボタンのレイアウト

新規取引先の入力項目が動的フォームで作成した項目が全て表示される

動的フォームの項目セクションで作成した詳細ビューと新規作成画面を比較してみると、新規作成のレイアウトに項目コンポーネントに追加した項目が全て表示されていることがわかりますね。動的フォームの項目を新規レイアウトで表示の有無を設定をすることはできないようです。

ポイントまとめ

お伝えしたいのは、レコードの新規作成時に入力不要な項目まで表示される可能性があるという点です。
本来、ユーザに必要な情報を入力してもらうことを目的としてSalesforceを導入していることが多いと思います。ですが、画面に項目がたくさん表示されることでユーザが入力するハードルを上げてしまいかねません。
入力してもらえないなんて、本末転倒ですよね。

最後に

いかがでしたか？
今回は、動的フォームを使用する際に新規作成にも項目が反映される仕様をご紹介いたしました。
私が仕様を知ったきっかけは、ページレイアウトを一部動的フォームにした際に新規作成のレイアウトが改修前と変わってしまった時です。
当時は焦って調査に時間を使ってしまいました、、なので私の学びを今ご覧いただいているあなたの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました！
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