個展について

前前回の投稿で本当は3月に始まる個展の事を、と思ってたのに書き進めるうち普段の制作の思考というか裏話みたいな方面に行ってしまった。

なので今回こそ個展の話を。

ご縁があって3月から渋谷東急BunkamuraにあるNADiff modernさんで1ヶ月半展示をやらせて頂ける事になった。

会期中、ナディッフさんの隣のBunkamuraミュージアムでは「くまのプーさん展」が開催されているので、その流れで自分の事なんて全く知らないたくさんのお客様が、もしかしたら作品を見てくださるかも…。

こんなラッキーなタイミング、もう二度と訪れないかもしれないので今回の個展は初めましての方にも分かりやすい様に、今までの総括的なものにしようと思っている。

個展は過去に何度もやっていて、いつも作品そのものというよりも見せ方が課題だった。

ブローチ自体がとても小さいので、ただ卓上に並べたり壁に貼り付けるだけだと展示というより新作ブローチ販売会みたいになってしまう。

そこで3年前、10周年の個展をやった時は色々考え「帽子に刺繍しよう」となった。

でも、ただ帽子本体に刺繍するだけだと普通すぎるので「それにプラス、ブローチが付いていて本体の刺繍とブローチが2つ合わさった時、初めて一つの作品に出来たら面白いし新しい!これはすごい発明だぞ!!」と。

その作品を「ブ帽」と名付けた。

展示方法は帽子を天井から全部吊るしてUFOに見立てて「突如宇宙からの使者「ブ帽人」が地球に襲来した。宇宙と一体になったブ帽を被って彼らと友好的に交信し、ブ帽人から地球を救うミッションを開始しなければならない・・・」みたいな説明文をつけた。
(これまた作品にレイヤーを3重くらいかけていて非常に分かりにくいけれど、この設定がとても重要だったりする)。

結果個展自体、たくさんお客様に来ていただいて東京だけでなく昨年大阪でもやらせてもらった。


そして今回、改めてどういう見せ方をしたら面白いかなぁと考えた。

帽子の展示はもうやったし、結局作品自体を気に入ってくれても被る人しか手に取らない。

そして何より一つの作品に対してかなり時間と手を掛けて制作するので、個展で展示するものに関しては「ファッションアイテム」としてだけでなく、作品として部屋に飾って眺めて欲しいなぁと思った。
というところから今回は
「ブ帽の仕組みを踏襲しつつ、老若男女誰でも絵画感覚で部屋にも飾れる作品にしよう!」と、「額ブち」で決めた。

長くなりましたがそんな訳で、絵画を見に来る感覚で個展を見に来て頂けたらすごく嬉しいし報われた気持ちになります。
(なんか普通の宣伝になってしまった…)

今、ネタ帳から形にして毎日もりもり制作しておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。

Mutsumi Yoshimaru exhibition「額ブち展」
2019年3月1日(金)ー4月14日(日) 
会場:NADiff modern
東京都渋谷区道玄坂2-24-1 BunkamuraB1
TEL. 03-3477-9134
日〜木 10時〜20時
金・土 10時〜21時


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吉丸睦

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