着物選びの際、
ポイントとなるのが「柄」
着物には様々な柄があります♪

特に植物の柄、多いです。
それは先人達が自然を愛し
共に過ごしてきた証です。

植物の柄をお召しになる際は
少し注意が必要です。
通年使用できるものもありますが
季節を意識された方が良いものもあります。

ポイントは「先取り」
つまり満開を迎えている花の柄は
着ないということです。

先取りの背景には、
着物がどんなに素敵でも
一番美しいのは自然そのものであり
自然の美しさには勝るものはないという
自然に対しての敬意と謙虚な気持ちからです。

日本文化が大切にしているものは…
☆感謝の心
☆相手を思いやる心
☆あらゆるものに敬意を払う
☆謙譲の精神

自然に感謝し、自然への敬意、
そして謙虚な気持ち…
日本の民族衣装である着物は
まさしく日本文化を体感できるもの。

文様を通して、
自然に感謝と敬意を払いながら
ぜひ季節を楽しんでいただきたいです♪

よくご質問いただく
『桜』の着物も同じ…
特に桜は私たちがとても愛する大切な花♡
「満開の桜のもとでは桜の柄は着ない」

枝付きなど写実的に描かれた桜は、
つぼみの膨らみ始めから
3分咲きの頃までに着るのが
おしゃれとされています。

着物初心者さんで難しいと感じられる方は
植物の柄の着物以外を
選ばれることをおすすめします。

理由としては…
☆季節を間違えない
☆季節を気にせずに着ることができると
　億劫にならずに着る回数が増える

一番大切なことは
難しく考えずに着物を楽しむこと♪