新たなカタチで『知る』きっかけに…
着物の代表的な素材…絹✨
絹の着物は、親子三代、約100年、
着ることができる日本が世界に誇るもの!
絹の着物は、
お蚕様2500頭〜4000頭の命と引き換え
お蚕様は人間の手がないと
生きることができず、
もりもり桑の葉を食べて繭をつくりますが、
孵化する前にその命を断たれる儚い生き物。
そんなお蚕様から作られたもの…
絹の着物の美しさは
命の輝きなんです!
昔は農家さんの自宅でも、
養蚕が行われていました。
だからこそ、より身近に命の尊さを
感じておられたのかもしれません。
お蚕様の単位も『匹』ではなく、『頭』です。
単に虫という位置付けではなく、
感謝と敬意の表れです。
大切に大切に着物を引き継ぎ、
着物として使えなくなった後には、
新たなカタチに変えボロボロになるまで
その着物地を使ったのです。
お蚕様の命を頂くものの役割として…
現在、7億枚もの着物や帯が
タンスに眠っていると言われており、
毎月十数トンの着物が
廃棄されていると言われています。
なんか、心がいたい…
なんか、時に悲しくなる時があります。
着物なんか着ない→ポイっと…
ポイっとの前に、
せめて『ありがとう』はしてほしいと
願うばかりです。
着なくなった着物を活用する方法。
着物として利用されないのであれば
別の形でもいい…
私に出来ることは何か…
それはまずは知ってもらうこと♡
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