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「クリエイター同士が集い、それぞれが備えているクリエイティブを伝え、学び合うコミュニティ。」渋谷にCrevo Academyが誕生しました。

「身につけたい技術があるんだけど、学校では専門的すぎて教えていない」「ピンポイントで学びたいスキルがある」「同じ悩みを抱えるクリエイター仲間と出会いたい」「自分が身につけたこのスキルを誰かに伝えることで、もっとクリエイティブ業界を盛り上げたい」などなど。日々たくさんのクリエイターと接する中でよく聞くこのような声をいかに解決することができるか。一つの解決策として私たちはCrevo Academy(クレボアカデミー)を立ち上げ、第一回を先日開催しました。

Crevo Academyとは実際の仕事で活用できる実践的なスキルを、クリエイターからクリエイターに伝え合い、お互いに学び合うコミュニティの創設を目的につくられた場。動画に関わるクリエイターの価値をより高めるための価値創造インフラの構築を目指すCrevo(クレボ)の「クリエイター経済圏」の実現に向けた施策の一環としてこれからも継続的に行っていこうと考えています。

第一回目の講師は、学生時代に制作した自主制作『オオカミとブタ』が、YouTubeの10日間の再生回数100万回を突破し、世界中で話題となった日本を代表するコマドリ作家の竹内泰人氏をお招きして、コマ撮りアニメーション入門編として、セッティングの基礎から撮影方法までをお伝えいただく講義を実施しました。竹内氏はCMをはじめとした多数の広告映像を手がけたり、コマ撮りのHOWTO本を出版していたりと経験が豊富。自身のこれまでの経験から大事なことを語っていただきました。(会場は満員でした!!)

講義内容は、前半でセッティングと照明の話を細かくしていただきました。「アニメートよりもセッティングに時間をかける」という竹内氏らしく、とても細かな工夫を普段からされていました。受講生のみなさんは聞き漏らさないようにと、真剣にメモを取っていました。またカット割りと演出における相関性においても、目から鱗の話が。「伝えたいことはストーリーのはず」との竹内氏。ヨリとヒキの画との組み合わせて効果的なアングルを生み出すことでこんな演出が変わるんだと、話を聞いていた私たちCrevo社員も納得の内容でした。

休憩を挟み、後半に入ると、Dragonframeのデモンストレーションへ。実際に竹内氏がカメラを用いて撮影し、それを編集していくといった実践!!ピントの効果によっても映像の表情が大きく変わっていくのを目の当たりにして、驚かれている受講生の顔も幾人か見られました。

終わったあとは簡単な懇親会を。寄せられたたくさんの質問の一つひとつに、竹内氏が丁寧に応えてくれたので、ずっと会話が途絶えることなく大盛り上がり!また受講生同士では仕事のことから、レベルアップのためにどんなことをいま勉強しているか、などいろんな角度の話で盛り上がっていました。みなさんの笑顔を見ていると、この場を開催したことは間違いじゃないな、また次回も開催しよう、という気持ちが沸き起こりました。

私たちCrevoが従来行ってきた動画クリエイターへの動画制作プラットフォームや仕事のマッチングだけではなく、動画クリエイターがスキルを身につけ、働き方や生き方について学ぶことで、新しいクリエイティブやイノベーションを生み出す原動力になることができる。そう実感できる夜になりました!竹内氏、受講生のみなさん本当にありがとうございました。私たちも多くのことを学ばせていただきました。これからも、Crevo Academyがクリエイター自身の価値を高める場所となることを目指しています。がんばるぞ!!

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