仕事中に熱中症になっちゃって。なんとも情けない。

先日予約の手違いで客先に商品を持ってお伺いすることになり、ドタバタと忙しい最中に社用車に飛び乗って客先に向かった。

社用車にはナビはついておらず、スマホで大まかな位置を確認しておいて、近くまで来てから個人宅を歩いて探し回った。猛暑の中歩き回ること20分くらいかな。

予め伺っていた電話番号に電話をかけるも繋がらず、一軒一軒表札を見てまわる。

おかしいなぁ、この辺のはずなのになぁ。
暑さと焦りで汗がとまらない。

お客様はご在宅である事は確かなので、車があるお宅を探す。

あ、ここだ！

無事に商品を手渡しする事が出来た。
この時視野が狭くなっていた。
フラフラ、、ユラユラする。

社用車に戻る。エアコンから風が吹き出る。
ぅっ寒い。この時車内40度。寒気と同時に吐き気。

早く店に戻らないと。今日は町のお祭りの日。朝一からお弁当の注文殺到で人手も足りてない。とりあえず、お客様も怒ってなかったし、ご迷惑はお掛けしたけれど即座に対応出来た。最善の対処ができてよかった。

そう思い、急いで店に戻る。

店内に戻ると、屋内が涼しくてその気温差が堪えてめちゃくちゃ目眩がした。日差しの強い日中に室内に入ると目が慣れずに光がチカチカして視界が悪くなる。目眩もそのせいでなのかなと思ってあまり気にせずにいた。吐き気はあるけれど、水さえ飲んでおけば大丈夫かなと思い水を飲む。それからどんどん体調が悪化する。

「すぐに冷蔵室に入って全身を冷やすといいよ」
「脇を氷水で冷やすといいよ」
「梅干したべるといいよ」
「塩舐めるといいよ」

言われたことを全部した。

はじめ塩を口に含んだ時に全く味がわからなくなっていたのでびっくりして、塩をたくさんモグモグして口の周りが塩まみれになった。

冷蔵室に1時間くらい入っていたら、今度は急に身体が熱くなってきたので、なんだこれ？暑い！と、驚いて外に出た。

そこでまた目眩と吐き気がしたので横たわっていると、さっき口に含んだ塩の味がわかるようになってきて、めっちゃしょっぺっぺになった。

相変わらず体はフワフワで目眩があったけれど、意識がはっきりしてきたので、その隙に早退させてもらい帰宅した。

その日は頭痛嘔吐目眩、寒気、手足の痺れ、熱中症で言われる症状の全てを味わった。

後日教えてもらったのが、熱中症の症状の疑いがあるときは即病院で即点滴を受けるのが一番安全策らしい。

吐き気や痺れの症状はその日だけだったけれど、数日経った今も暑い時に外に出ると気分が悪くなったらどうしようと思って動悸がする。

あーこれってパニック障害の時と同じ感覚だなぁ。突然また歩けなくなったらどうしよう。意識が遠のいたらどうしよう。気がついたら病院とかだったらどうしよう。とか考えてしまって怖い。

日頃暑さに強くて、むしろクーラーが苦手って言ってるわたしのようなタイプが一番熱中症になりやすいらしい。

あと、梅干しは吐き気がぴたりとと止まったのでとても助かった。が、何度も吐き気を繰り返す場合には逆効果。

今年もまだまだ暑さが続くと思われます。
皆様もくれぐれもお気をつけを。

くりえ。