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祝!8連覇!!

去る21日に、令和2酒造年度全国新酒鑑評会の審査結果が発表されました。
福島県産酒は32銘柄が入賞、17銘柄が金賞受賞に輝き、金賞受賞蔵数としての日本一は8年連続となりました。
ふくしまの地で、日本酒の扉を叩いた身としては、非常に嬉しいことです。
お世話になっている蔵元さんとイベントなどで会った際も、連覇の記録を伸ばしていきたいという話を耳にしているので、この結果にホッとしていることと思います。

さて、なぜこの話をしているのかというと…
例年だと、鑑評会の結果を福島への移動中に入手し、翌日には地元紙(福島民報・福島民友)の買って特集記事を読みながら喜多方へ移動するというルーティンがありました。
そして、喜多方市で行われている「酒蔵探訪のんびりウォーク」という酒飲みが大喜びするイベントに参加するのです。
イベントですから、当然蔵の方もいらっしゃるので、その際に金賞受賞蔵の方にはお祝いの言葉を添えながら、その年の酒造りのこぼれ話を聞いていました。
造りの条件は毎年一致するわけではないので、そうした「生の声」を耳にすることで、例年との違いを感じるためのヒントになりますし、各々の蔵の努力の跡を頭と舌で感じ取ることができます。
お祝いの言葉は、SNSなどでやりとりすることもできますが、直接伝えるに越したことはないと思っています。ですから、こういう「場」って非常にありがたいものだったのだなと、ルーティンを振り返りながらふと思い出してしまいました。

実際、金曜日の発表を受けて、ワタシも「ふくしまの酒」を改めて仕入れています。
日常の行動エリアで買えるモノを把握していることもありますし、蔵元さんに連絡して直接オーダーすることもできます。
とはいえ、全ての人がそうとは限りませんし、この報を見て「ふくしまの酒」に触れてみたいという方もいるかと思います。
緊急事態宣言下ゆえ、日本橋室町にある「日本橋ふくしま館」も臨時休業ですが、店舗セレクトの日本酒セットはオンラインで販売しています。
また、福島県内の酒販店さんでも、地方発送を行っているお店もあるので、この報を機に、お気に入りの「ふくしま酒」を発見して欲しいなと思います。

末筆になりますが、8連覇という「偉業」に関わった、酒蔵の皆様だけでなく、酒米の生産者の皆様、技術指導に関わっている皆様の日々の努力に、この場を借りて御礼申し上げます。

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