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ミスiDセミファイナルの部屋(第2夜)レポ ~後編~

ミスiDは割と長くみているアイドルオタクです。
主宰の小林司氏が、Noteとの提携にあたって、「『ミスiD』を語りたいたくさんの人たちのために」と書いてるのを読み、観客の側からも、記録かたがた雑文を残しておこうかと思いました。お盆休みでヒマなのでね。

(前編よりつづく)

◆トークショー

本来のメインディッシュであるトークショーについては、なんというか、なかなか感想を書きづらい。

今回はトークがメインではなく、顔見せ程度だ、と事前に説明はされていたので、不満があるというわけでもありません。
ただ女の子の側からすると、せっかくアピールしたいと思っていろいろ準備したり、倒れそうなほど緊張して臨んだのに、ろくな質問もしてもらえず短時間打ち切りで、不本意だったり可哀想なケースもあったように思います。

壇上で目立っていたのはやはりわかりやすいフックのある子で、望月めるさんなんかは過去の不祥事ネタでどっかんどっかん笑いを取っていました。るかぴちゃんの彼氏ネタとかも受けてましたね。イケメンの佑生さん、1曲披露した柿沼なつみさん、女王様のさくらこ様、元バグ・ミィの夏目詩乃さんとか。

これがミスiDである以上は、もっとわかりにくい子達、何者でもない子達の声も丁寧に掬ってほしかったなと思うわけですが、あの酒場の雰囲気とタイトな時間では、とてもそのような空気にはならなかったということで仕方ないかなと思います。

壇上ではうまくしゃべれず涙声になってしまったまいさんが、後日、ここNoteの音声配信で「小林司さんや吉田豪さん、ゲストの方々ともっとお話ししたかったこと」を話してたりして、こういうのはいいなと思いました。みんなやればいいと思います。
https://note.mu/hasex/n/na2d32c9d27ad

◆気になった人

イベント終了後に何人かの方のことはツイートさせて頂いていて、それはその日その時気になった人なのだと思います。

自分のツイートを引用するのもアレですが、いくつか。
おーえるさん
https://twitter.com/critics_in_ny/status/1029040235311583232
さくらこさん
https://twitter.com/critics_in_ny/status/1029038092819214336
舵木まぐろさん
https://twitter.com/critics_in_ny/status/1029035129245581313
エアインさん
https://twitter.com/critics_in_ny/status/1029032768364134402
坂田莉咲さん
https://twitter.com/critics_in_ny/status/1029030562860650496
まいさん
https://twitter.com/critics_in_ny/status/1029028998897065985

おーえるさんはもともと別の場所で縁があり知ってる人で、現代日本社会においては生きづらそうな人ですけれど、生き様自体にエンターテインメント性があり、時々圧倒的にすばらしい日本語を書くので、何らか見つかるといいなあと思います。

数日たったいま一番心に残ってるのはまいさんです。一見すると平凡なのかもしれませんが、陰の部分も含めて、そこはかとない魅力のある人だと思います。お顔は若い頃の毬谷友子さんを彷彿とさせるような上品な猫顔。知性のある会話。何よりもしゃべりの声が心地好くて、音声配信とか、永遠に聴いていられそうです。このミスiDでいかにまいさんが魅力的かということを詳らか(つまびらか)にし、ご本人がまちがって身につけてしまった根強い謙遜を打ち砕いてしまいたい。

おっとレポなのに熱くなりすぎました笑

あと後日配布物やツイート、チアストなど見て一気に気になってきたのは河田梨帆さん。顔に似合わずというかユーモアとガッツのある人なんですね。「5ちゃんねるで河田梨帆を知る」はCHEERZメルマガでも配信されるらしいので、今すぐお気に入り登録した方がいいと思います(笑
https://twitter.com/critics_in_ny/status/1029380365306093568

◆総括

なんだかんだで刺激的で楽しいイベントだと思います。
楽しめるかどうかは、事前の予習を含めて、完全に自分次第ですが。

そして参加者たちは、想像以上に弱くて不安定な立場にあると感じました。
それに対して観客はむしろその場ではとても強い立場にあります。
無視とか無関心という態度も取る自由がある、ということも含めて。
だから優しさは絶対的に必要だと思います。
「ミスiDおじさん」と後ろ指を指されるリスクを負うとしても(笑

女の子たちの世界においておじさんは完全に蚊帳の外であり、時には壁だったり敵だったりもすると思います。
誰もが小林司や岸田メルになれるわけではないですからね。
僕らにも感受性があるという事実は残念ながらほとんど重要ではない。

それでも世界はつながっていて、僕らが日々の仕事や家庭生活の中ではまるで縁のないように思われる彼女たちのことを知ろうとしたり、勝手に心配したり、ジンジャーエールやモスコミュールを差し入れたりすることにも、何かの意味はあるのだと思いたいです。

おわり



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