巷間にはびこる不公平を糾弾せよ!

『今日の「爆報フライデー」に押切もえが出ていて、それで思い出したのだが、10年ほど前にある人の家に遊びに行った時のことである。』

その人から「紀川さん、エビちゃんの写真見ます?」
と言われたのだが、その時僕はエビちゃんを知らなかった。
「えっ、エビちゃん?」と言うと、
「エビちゃんですよ、エビちゃん知らないんですか?」
と言われ「ああ、知らない」と答えた。

今ではもちろんエビちゃんのことは知っているが、
当時エビちゃんはファッション誌の専属モデルで、
大変な人気だったのだそうだ。

そのエビちゃんはK州S業大学の出身で、
僕が訪ねた人は大学でエビちゃんと同じクラスだったのだ。
エビちゃんと同じクラスだったというのが
このエピソードの肝だったのだが、
そもそもそのエビちゃんを知らなかったので、
いまいち盛り上がらず、申し訳ない感じになってしまった。

まあとりあえず、件の、
「エビちゃんの写真」なるものを見せてもらったのだが、
それは大学の卒業アルバムで、
そこには、他の生徒と同じ、証明写真くらいの大きさの、
エビちゃんの写真があった。

ところがその写真一枚だけが、際立っているのである。
僕はエビちゃんという人が
人気モデルだということは知らなかったわけだが、
知らずに見ても、明らかに他の生徒さんとは違う、
一人だけ際立って、「はみ子になっとる」という感じであった。

これは由々しき問題である。
これだけあからさまに、他の追随を許さなかったら、
学内でも、サークルでも、いたたまれなかったに違いない。
文部科学省は、早急に何かの対策を講じるべきであろう。
例えばある程度以上の顔立ちの女性には化粧を禁じるとか、
顔立ちを「平均的」なものにするための、
整形手術に補助金を出すとか。
そうでもしなければ、格差は拡がる一方ではないか!

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