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母の介護記録

3年前一人で母を介護していた父が根を上げたので、
僕が福岡の実家で一緒に暮らすようになった。
まずは夜中のオムツ替えから始まった。


夜中に3回は起こされるからと
脅されていたので、
チャイムが鳴ったわけでもないのに、
自然に目が覚めてしまって眠れない。
母の寝息が聞こえている。
「まだ生きているよ」という
アピールにも聞こえる。
何か夢を見ているのだろうか、
せめて楽しい夢だったらいいんだけど。

母を起き上がらせて、
立たせて身体の向きを
変えさせるだけで一苦労だ。

母は足が悪く、
ほとんど寝たきりなので、
足の筋力が落ちていて、
オムツを脱がせる間、
立っておくことも難しい。
すぐにベッドに座り込んでしまう。

父はこの作業をしながら、
「座り込んだらひっぱたくからな!」と、
強い口調で言う。
そして時々「パシッ」という、
音も聞こえてくる。

母は声をあげるでもなく、
様子を覗きに行くと、
悲しそうな表情で黙っている。

今日もオムツを替えたあと、
ベッドに座り込んでいる母に、
「よく頑張ったね、
お父さんに叩かれないように
また頑張ろうね」と、
声をかけたら、
黙ってうなづいていた。

父の苦労もわかるので、
あまり強く注意もできない。
この文章を打っているうちに、
母は寝息をたて始めた。

訪問してくれた介護施設の人に、
「お母様と似ていますね」と言われて、
そういえば高校生くらいの時から
そう言われていたなと思った。
いまはショボショボの、
スカスカになった婆さんだけど、
やっぱり僕と母は似ているのか、
まあそれが親子というものだなと思った。

ついに熊本に住むうちの奥さんが
遠隔霊視してくれて、
原因は母の母、
故みさをばあちゃんだと、
突き止めてくれて、
そのみさをばあちゃんを
霊界に上げてくれました。
これで色々うまくいくそうです。

我が家のカオスについて、
本日の夜に色々わかったことですが、
まず僕がここ数日、
母のオムツを替える時に、
なぜか母の両足の太ももに、
内出血ができていて、
これは何だろうと思っていたのです。

その真相が今日わかったのですが、
母はほとんど寝たきりの状態で、
足の筋力が弱っており、
オムツを替える間も、
立っていることができず、
途中でベッドに
座り込んでしまっていたのです。

それを父が立たせていたのですが、
父も老人なので腰が痛く、
あまり力が出ないので、
母の両足の太ももをつかんで、
立ち上がらせていたのだそうです。
その時に内出血ができていたのです。

それともうひとつ、
今日聞いた話なんですが、
僕の妹が赤ちゃんの頃、
僕の母の母、
つまり僕たちのおばあちゃんの
みさをさんという人が、
僕や妹の面倒を見たりしてくれていたのですが、
ある日父が仕事から帰って来ると、
妹を背負っていたみさをさんが、
父の目を盗んで背中の妹の足を
ギュッとつねって、
妹が「ギャー」っと泣き出すと、
「おお、よしよし、どうしたの?」と、
いかにも育児をしてますアピールを、
したのだそうです。

妹は一年ほど前に、
父からこの話を聞いて、
かなりショックを受けたそうです。
僕も今夜父からこの話を聞き、
早速奥さんにラインで知らせました。

すると奥さんから返事があり、
今の一連の揉め事は、
どうもこのみさをばあちゃんが、
関わっているようで、
みさをばあちゃんは霊界に上げておいたから、
これからは状況が、
良くなっていくと思うよ。
ということだったんです。

うちの奥さんの霊能力、
ハンパないですよね、
かつてみさをばあちゃんが、
妹に対してしていたことを、
今は父が母に対してしているのだそうです。

まあこんな感じで母は2022年の8月に亡くなったのだが、
その過程で色々あったわけです。






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