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初の合同展示会を終えて

もう、ずいぶんと前になってしまったけど。
2022.9月、はじめて合同展示会なるものに
出店したお話しです。

Crop/実りのアクセサリーとして、少しずつではありますが、ヒカリエさんやスクランブルスクエアなど、素敵な商業施設でPOPUPなどで数日店頭に立たせて頂くことが増え、いろんな方に手にしてもらえる機会を与えて頂きました。

はじめて出会いも沢山あり、はじめての実りのアクセサリーを見て、驚き、真剣に説明を聞いて下さるお客様との時間はとても楽しく、ますます作ることに意欲が湧きました。
とはいえ、意欲が湧くものの、店頭に立つ時間が増えると、制作する時間が取れない。。。

うーむ、困ったな。。。

いや、でもまだまだなんとかやっていけるし、いろんな方に知って頂きたいし、どんどん宣伝を兼ねてPOPUPに積極的に出ていこう!!
そんな風に思ってた矢先。。。

父が倒れ、介護期間を経て、他界。

私自身の環境が大きく変わりました。

お話しを頂いていた、百貨店でのPOPUPを全てお断りしてしまったので、今後の見通しゼロ。

さぁ、今後どうしよう。。。

このまま、またPOP UPなど復活させる?
いや、気弱になってる母を1人にするのは心配。。。
うーむ。。。委託??
沢山のアクセサリーの中に、並べて販売してもらう。。。うーーーん
それも違んだよな。。。とか
モヤモヤとひとりで悩んでいました。

でも、ちゃんと来るんですね
ステキなご縁が。

今後どうしていこう。。。
そんな風にぼんやり悩んでいたある日
ファッションの合同展示会のスタッフさんからDMが届いたのです。
『ファッションのブランドが集まる展示会なのですが、その一角でアップサイクルに注目したコーナーを展開したいので、ご一緒しませんか?』と。

いつもなら、いやいや、そんな大それたイベント無理無理!!とか、騙される??とかネガティヴに考えることが多いのですが、ご連絡下さったスタッフさんが、思っていた以上にしっかりとCropのInstagramなどしっかり見て下さっていて、作品をとても理解して下さって、そしてこのnoteまで読んで、父の他界のことまで把握した上で、いろんな形で寄り添って下さったのです。
そのスタッフさんの人柄に押されて、よし、やってみよう!!チャレンジしてみよう!!そんな気に。

目の前には外国のブランドさん!
スタッフさんはまるでモデル!!

いちブランドとして、ひとりで乗り込むのは
怖くてできなかったかもしれません。
でも、私が出させて頂いたのは、廃棄貝殻を活用したネイルブランドさんや、サンドウィッチにしたパンの耳を活用して作るビールのブランドさんなど、アップサイクルをテーマにしたコーナーとして、チームとして参加だったので、心強かった。スタッフさんもご一緒した方もとても親切で心地の良い2日間でした。
そして、とても刺激的な2日間でした。

アップサイクルに興味を持って下さる方はとても多かったので、と 興味深くお話を聞いて頂きました。いろんなものを見てきているバイヤーさんたちに、クオリティやブランドコンセプトを褒めて頂けたのは、とても励みに。
そして、自分でも驚いたのは、ディスプレイを褒めて下さる方が多く、とくに百貨店さんからは、この世界観を丸ごと持ってPOP UPに来てほしい!!と何社もお声をかけて頂き、自分なりに考えたディスプレイに太鼓判を押してもらえた気がして、とても自信がつきました。

とはいえ、POP UPは今回はお断りする!!と心に決めていたので『しばらくはPOPUPお断りしています。制作に集中したいのと、今は環境が整っていないので、委託などお預かり頂く形か、もしくはこの実りアクセサリーのイメージの合うショップさんなどでお取り扱い頂くなどのご縁を見つけたくて、今日ここにいます!』と素直につたえました。

本当に沢山の百貨店さんから、お声がかけてもらえたので、もったいないことしたかな。。。と少し後悔しつつも、いやこれでいい!と自分に言い聞かせたりしながら、会期を終えました。

早速次の日から!!!
いろんなご縁が動きはじめました!
ギフトサイトでのお取り扱いや、サスティナブルな商品を扱うお店でのお取り扱いが決まったり、在店しないでも良いので、POPUPをやりたいと百貨店さんからお声をかけて頂いたり。

『正直に今の気持ちを伝えてみて良かった』

伝えたことにより、ちゃんと求めていたものが
動き出した瞬間でした。

そこからは納期に間に合わすよう、精一杯制作と向き合い、年内のことで精一杯で進んだ3か月!!あっという間だったなぁ。。。
とホッと一息するも、
あれ?来年私どこで何するんだ??と
来年のことを何も決めてなかったことに気がつき、頭を来年に切り替えたとたん、ちゃんと来年のお話が動きはじめました。ホッ♪

なんだか、本当にありがたいことに
いいタイミングで、いい形のものが
すーっと投げてもらえるようになってきて
これも、合同展示会にチャレンジしたことで
変わってきたのかなと思うと、
あのとき、あのタイミングで声をかけてくれた
あのスタッフさんには感謝が溢れてしまう。

スタッフのYさんに本当に感謝。
そしてあの時チャレンジした私!
良くやった👍という合同展示会の記録でした。

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