365日日本の名建築25
本日紹介するのは京都市にある京セラ美術館です。
日本の近代建築を代表する建築物で、レンガの外壁が印象的です。
この歴史的建築物の雰囲気を壊さないように建物前面の地盤を下げてエントランスをつくっているのがわかります。
そこからアプローチすれば歴史的建築物の外観を損なわずにすみます。
「この手があったか!」と、私は思わずうなってしまいました笑
ワクワク感をおさえながら建物の中へ入ると、開放的なエントランスホールが出迎えてくれます。
ここはとても明るくて広い現代的な空間という感じです。
更に先へ進み、チケットを購入すると大階段が現れます。
まるでロールプレイングゲームに出てくるような雰囲気です。この先に強いボスがいるパターンのやつですね笑
そんなことを思いながら階段を登ると巨大なホールが現れます。
昔はこのホールで色々な活動が行われていたのかと思うとなんだか爽やかな気分になります。
このホールにかけられた螺旋階段が印象的です。
なめらかな曲線が魅力的で建築好きな私はすぐに惹かれて登りたくなりました笑
螺旋階段ってホントにいいですね!
ホールの外周部にかけられた廊下から見下ろす風景も圧巻です。
リニューアルされた新しい部分を見せないよう建物前面の地盤を下げて、そこからアプローチさせるという方法はシンプルですがとても理にかなっていて設計者として勉強になりました。
こんな方法もあるんですね^_^
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