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【CEOコメント】クラウドクレジットの「5つのP」

「5つのP」という言葉があります。

これは主にアクティブ・ファンドの評価を行う際にみる、「フィロソフィー(Philosophy)=投資哲学」、「ピープル(People)=人材」、「プロセス(Process)=投資プロセス」、「ポートフォリオ(Portfolio)=ポートフォリオの構成」、「パフォーマンス(Performance)=運用効果」のことを指します。

昨年当社のブログにて同じ内容について情報を発信させて頂いているのですが、お客様にクラウドクレジットを見て頂くに際して大切な点ですので、今年も引き続きご紹介をさせて頂きます。

クラウドクレジットの投資哲学は

投資哲学には、企業のミッションのようなものと、技術的にどのように運用で利益をだしていくのか、という2つの観点があると考えています。

当社のミッションについては、Wantedlyというサービスのウェブサイトに掲載をさせて頂いている記事でもっとも詳しくご説明をさせて頂いています。

また、当社がテクニカルに運用でどのように利益をあげていく方針かは、当社のウェブサイトの以下のページにて掲載をさせて頂いています。

クラウドクレジットの人材は

クラウドクレジットでは、取締役、監査役、執行役員および部長を当社ウェブサイトにてご紹介させて頂いています。

当社では役員、部長をポテンシャルで任命することは基本的に一切なく、これはもともと組織運営上のポリシーによるものなのですが、結果として素人が運用会社を運営するということを避けています。

クラウドクレジットの投資プロセスは

当社の投資プロセスは以下のページでご紹介をさせて頂いています。

当社では投資担当者はかなりの量の財務デューデリジェンス、法務デューデリジェンス、税務デューデリジェンスを数か月間かけてこなした上で、最終的には投資委員会で投資の可否を決定しています。

さらに2019年9月現在、生身の人間である担当者が膨大な量の事業・財務に関するデータを読み解く一方で、スコアリング・モデルも審査プロセスに新たに導入することによって、自動的に計算されたデータも参考にするプロセスの導入準備を行っています。

これにより、今後一層審査プロセスを強化していきます。

もちろん、スコアリング・モデルを活用するのはこれから新たに当社が組成を行うファンドのみならず、これまですでにお客様にご提供をしてきたファンドの財務モニタリングにも活用をしていきます。

クラウドクレジットのポートフォリオの構成は

クラウドクレジットの融資先は、2019年9月現在は、全体の約7割がノンバンク、次いで中小企業とトレードファイナンスがそれぞれ約7%と続き、その他、未電化地域に電気を届ける事業者が約5%、マイクロファイナンス機関が約4%と続きます。(その他、不動産担保ローン、不良債権投資、個人向け無担保ローン、オートローンなどもあります。)

地域別にみると、欧州(主に東欧)が全体の約7割、次いでアフリカ、ラテンアメリカ、アジアがそれぞれ約1割と続き、米国へのエクスポージャーも約1%あります。

当社が社会的リターンを具体的に測定することをコミットさせて頂いている「インパクト投資ファンド」は、全体の11%程度となっています。

クラウドクレジットの運用パフォーマンスは

クラウドクレジットでは毎月、お客様全体の損益分布を月次で開示させて頂いています。

当社ではお客様への運用パフォーマンスの可視化を重要視し、金融庁が投資信託の運用会社や販売会社にいわゆる共通KPI(各社の顧客の損益分布等)の開示を事実上要請する前の2017年12月分から開示を始めました。

また、現在は当社のオペレーションの制約から損益分布の確報値の算出に時間がかかってしまっているため、お客様の損益の平均値の速報値の開示を、この7月から月次で直近の月のものまでみていただけるよう開始しました。

また当社では現在運用中のファンドの資産の質(融資先の状況)を5段階に分けてこれも月次で開示をさせて頂いています。

これにより、ご運用をいただいているファンドの運用先が、お客様が知らない間にボロボロになっていた、ということを防いでいます。

また、当社ウェブサイトのトップページにて、「これまでのファンド実績」というところで、5つの段階の資産の質の状況の分布や、すでに償還したファンドのどれだけが、損益がプラスで償還したか、マイナスで償還したかなども開示をさせて頂いています。

◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 加入

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