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はじめてのクラウドファンディングで7ケタ集まったけどトラブルになった話

どうも、さすらいのクラファン人です。
パートナーと共同してクラウドファンディングをしようとしているキミに聞いてほしい話がある。
3分くらいで読めるから、転ばぬ先の杖として使ってほしい。

なにが起きたの?

パートナーと共同してあるモノを作るために、資金をクラファンで集めたんだ。
みんなのおかげで、サラリーマンの年収くらいの額が2ヶ月以内で集まった。
けど、自分の仕事を納品したら、パートナーが契約を打ち切ったよ!

パートナーと共同でやってはいけないクラウドファンディングには、3つの特性がある

・責任の所在、役割分担が対外的に明確でない
・資金の管理はパートナーだけが行う
・出資者に対するコミュニケーションがパートナーを通してしかできない

ファンドレイジングやリターン品の作成がうまく進行していれば、問題はない。
でも、もし、何かトラブルが起きたら?パートナーが心変わりしたら?
察しのよいキミなら想像できることだろう。

お金が足りないこともトラブルのひとつだけど、
儲かったことでトラブルが起きることだってあるのだ。

じゃあ、トラブルを予防するにはどうしたらいいのか?

これからいっしょにクラファンをするつもりのパートナーに対して、
何かおかしいな?と感じたら、その場で決断をしてはいけない。
そして、こう返事するのだ。
「持ち帰って検討します」と。

SNSの同業者コミュニティなどを使って、情報収集をしてみよう。
かつてそのパートナーと取引した人が見つかるはずだ。
ググってもネガティブな評判がないからと言って油断してはいけない。

契約書は必ず法律のプロにチェックしてもらうこと。
とんでもない条件に書き換えられている場合がある。
契約書は自分を守るために使えるが、万能ではない。
トラブル解決の最終手段として、訴訟を起こすという考えもあるだろうけど、それは甘い。
パートナーが裏切ったら、金や品物を取り戻すには時間がかかる。
その間に手遅れになってしまうこともある。

やりとりはすべて文字で証拠に残しておくこと。
会議の議事録は必ず作る。そして認識をすり合わせる。
ささいな事柄が大問題に発展することだってある。
webページは削除したり書き換えられることがあるから、ログを残す。

クラファンをスタートさせる前にやっておかなければならないこと。
それがリスク管理なのだ。
リスク管理をおろそかにした結果、ダメージを被ってしまうことがある。

ファンドレイジングをどうやって成功させるか、について書かれた記事はいっぱいある。
でも、忘れてはいけないのは、リターンを出資者に届けるまでがクラファンだということ。
リターンが届けられなくなった時、どうするか考えているだろうか?
パートナーと合意しているだろうか?
もし約束が破られたら、キミに打ち手はあるだろうか?

クラファンをやってみて、事前予想とのズレが2点あった

・ネガティブなコメントは全体の1パーセント以下だった
・インフルエンサーに言及してもらうと、ビュー数は爆増したけど、実際の申し込み数は爆増しなかった

ここまで読んでくれてありがとう。
質問にはできる範囲で答えます。

キミのクラファンが成功することを祈っている。


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