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好きな色が決めきれないから心のYAZAWAと謁見した ~色柄へのいざない~


……はい。新年、とうに明けております。
今年もどうぞよろしくお願い致します!

年明け早々、セーターを後ろ前に着ていることに気づき、初笑いをしたので、なんだか笑い多き一年になりそうな予感がします。(VネックがVバックであった。そんなデザインもあるけどね)


そしてそして!
今年は幸運にも、自問自答ファッション教室に初めて参加できることとなりました。


(あきやさん、本っ当に!お疲れ様でした!&ありがとうございました!)

まだまだ時間はあるので、そのときまでには(!)暫定コンセプトを決めておきたい。


「3月には春の制服1セット決めてみましょう~」という、あきやさんからの課題はちゃんと頭の中にあるんですが、まだそんな段階であります……。


こうしたグダグダ感はともかく、本当に楽しみです!あきやさんにもガールズさんにもお会いできるっ。

受講前からもう、「次(2回目以降)の自問自答ファッション教室に参加してみたい!」という先取りすぎる未来を思い描いています。

まずはできることをしながら、その日(1回目の教室)に備えます。






気になるテーマカラーを自問自答!


さてさて、この記事↓なんですが。


8000字以上使って発覚したのは、もろもろ「決めきれない」ということだ。


「決めきれないのが私の魔法!」状態。

(同じ打ち消しでも「あきらめない」と「決めきれない」ではベクトルが真逆)


なんだけど……

『推し色』という言葉があるくらいだし、マイカラーがないのもちょっと寂しい気もする。(誰に推されると言うの?)


ガールズさんがご自身のテーマカラーのアイテムを探して奔走しまくり、ついに理想の逸品と出逢ったご報告や、「これぞ自分色!!!」というのがはっきりしてらして、そこに向かって突き進んでらっしゃるお姿を拝見すると、「そういう視点もいいよね!?」と前のめってしまう。


私の場合はどうだろう。買い物場面を振り返ってみると、「この中では、この色」とか「これの、この色」というふうに考えがちだということに気づく。「色」というより、そのものを総合的に見てしまう。

あと、細かいところが気になったりする。「これ好きなんだけど、ここがなあ……」みたいなの。もしかしたら、色もこまかく見すぎて決めきれない部分があるのか?


なので、最初に色を持ってきてそこから絞っていくのは、なかなかハードルが高そうだなということがわかる。


でもねー……。
気になってしまう、テーマカラー!!!

だったら、もう少し自分の好きな色について深掘りしてみよう!


心のDENKAに謁見を賜る!

いつものように、「好きな色はありますか?」と自問自答しかけて、思い立つ。

そだそだ!
私にはもう、『心のDENKA』というマイYAZAWAがいるんだった!


私のYAZAWAはクシャナ殿下


前置きもなく、殿下は切り込んできた。

👑「お前、赤は好きか?」
好きです。


👑「なら、それを自身の象徴とすればいい」
(え、早ッ!?)
……赤好きなんですが、それはちょっと。


👑「なんだ不服か? それなら青はどうだ」
それもちょっと……。
(好きだけど、テーマカラーとして決定しちゃうのはなあ)


その後も、同じようなやりとりをDENKAとくり返す。

それぞれの色は好き。
テーマカラーは気になるけど、その一色に「決めきろう」とすると息苦しさを感じてしまう。

結局、私はすべてのお言葉を辞退することになる。(命あるのスゴクない?)


だいたいの色みが出尽くしたところで、確信的にDENKAがこう言った。


👑「ならば、お前の象徴は『あらゆる色彩を取り揃えたもの』にすればいい。異論はあるか?」
あ、ありません!!!






なかったー!!!


つまりはマルチカラー!?
DENKA、天才か!?




ここでいうマルチカラーとは、「何が何でも!」「何でもかんでも!」「マルチカラー!」というわけではない。

「自分のテーマカラーはマルチカラーだから、何色取っても大丈夫!」という屁理屈なのだ!!!(結局は決まってないとも言う)


マルチカラーは単色(!)という概念を手に入れた。

決めきれないのが私の魔法!(2回目)


コンセプト決めたあとも、アイテム選びに苦労しそうだなあとは薄々気づいているんですが、こればっかりはどうしようもなさそうだなー……。


でも、ちょっと意外だった!
DENKAって実は、気長におしゃべりに付き合ってくれるんですよう!

(……「よう」? あくまで心のDENKAなんですが)


なんか頬杖ついてうっすら笑いながら、淡々と言葉を投げてくるイメージ。面白がってる感じがします。話がまわりくどくなっても、別にキレたりしない。(イマジナリーDENKA)

あとね、言うことが誘導尋問的!

こっちがついつい建前っぽくなっちゃうところを、「すでに本心知ってる前提」でズバンとくる。

心のDENKA(自分自身)なので、もちろん「本心」は知られてるし、"糖衣"ナシの"本体"部分に近い人なので余計になんだとは思いますが。



なんか、「ハイ……仰るとおりです」ってなりそう。


妄想クローゼットに入れたいブーツが……!

実はこのマルチカラーの一件について、あとから気がついた、おもしろいことがあって。

テーマカラーの洗い出しをDENKAとやりとりする前に、こんなブーツが気になってたんです!


◆ ポール・スミス
ウィメンズレースアップブーツ

・黒のレースアップブーツ(チャンキーソール)
・ソール部分を紫のカラーピースが一周してる
・カラフルな靴紐
・(黒い靴紐つき)


見事にマルチカラーだし!!!
これに気がついて、ビックリしましたよ!

靴についてはサイズや痛みなどが理由で、気に入っても履けない靴がほとんどなので、たぶんこれも確実に履けない部類には入ってしまうんですが、デザインは好き。

なんか好みとか、元々そこに「ある」ものなんですね。自覚してないだけで。
つながってる!!!


結構私、マルチカラー好きなんだな?


あきやさんの記事にあった、ポール・スミスのカーディガンを見たときの衝撃を思い出す。「私が持ってる今までのカーディガンは、単色での面積が広すぎるのかもな」という謎の感想を持った。こんなマルチカラーのカーディガンが存在するとは!

前述の禊noteの回で「モードだ!黒だ!」と騒いでますが、そうなんです、マルチカラーも好きです!(懺悔アゲイン)


マルチカラーの最たるものが『柄』のような気もする。あわよくば柄も単色としてカウントしていいですか?(真顔)

さっきから、ちょいちょい変なこと言ってると思いますけど、「単色(無地)は単色すぎる」ので、「柄(マルチカラー)がちょうどいい単色(全体でひとつ、オール フォー ワン?)」みたいなニュアンスです。

考えてみたらエキゾチックなものとか民族調とか、こまかい柄も大好き。(認識してなかったけど、そうだよ、柄は思いっきりあれ、マルチカラーだよ)


好きだったドラマにも……!

こうした私の「好き」にドストライクだったのが、『探偵が早すぎる』というドラマ!

ご覧になられたことありますか?

多額の遺産を相続することになったヒロインが関係筋に命を狙われてしまう、というのが物語の大筋。毎回事件が起こる前に、彼女を守る雇われ探偵がすべてを見抜いて刺客にトリック返しをするという、アクションあり、アドリブありの謎解きコメディという盛り盛りのストーリーになっております。


本編と同時に楽しみだったのは、ある登場人物のファッション。

滝藤賢一さん演じる探偵、千曲川(ちくまがわ)のコーディネートが好きすぎて!

まず、滝藤さんの盛り耐性がものすごいんですよ。
全体的に「柄に柄!」「色に色!」

だけどアンバランスになりすぎない、この不調和感が絶妙で!
かっこいいのに、どこか可愛い!


千曲川のコーディネートにときめく事実を思うと、「奇抜になりたいわけじゃないけど、好きなものがもう奇抜なんだなあ……」としみじみ思います。

メンズコーデにはなりますが、千曲川氏のコーディネート、よかったら覗いてみてください。色柄お好きなら是非に!

ここまでやってもいいのかと(やらなくてもいいんですが!)、間口が広がる気がします。



探偵が早すぎる


【3話の千曲川氏コーデ】
(↑下方に画像あり)

・チェック柄コート(ブラウン・ブルー・白)
・ドット柄シャツ(ピンクブラウン)
・ストライプパンツ(紺地・ブラウン)
・ピンクの靴下
・茶系ローファー


どうですか、すごくないですか?
この盛りっぷり!

「チェック・ドット・ストライプ 3点盛り ~どピンクを添えて~」

続編はこんな感じ。



探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~


【6話の千曲川氏コーデ】

・黒コート(小花柄のパイピング)

【8話の千曲川氏コーデ】

・ペイズリー柄コート(ブラウン系)
・同系色を重ねた柄シャツ(黒)
・モスグリーンパンツ
・グリーン系スカーフ

【10話の千曲川氏コーデ】

・ペイズリー柄コート(ブラウン系)
・白シャツ
・ブロック柄パンツ(オフホワイト・オレンジ系)
・スカーフ(ピーコックグリーン・ブラウン)


相当厳選するか、逆に量を持ってないと、なかなかこの感じにはたどり着けないんじゃないかなーとか、思ったりして。これがセンスか……。同じアイテムを別の回では違うものと合わせたりして、着まわしが見られるのも楽しいんですよ。

滝藤さんはファッションお好きなようで、私服も色と柄にあふれてます。

(↑冒頭の動画で滝藤さんが語ってる、柄論がおもしろい。わかりみ……)


好きは見えてきたけど、こういう千曲川ファッションで身を包んでみたいのか「ただ見ているのが萌える!」のかは、まだちょっと判別がつかない。


怒り耐性が高いファッションの糸口

禊note後編で「怒り耐性が低いと感じる服には違和感が出てきている」というようなことを書いたのですが、「私にとってシンプル過ぎたりカジュアル過ぎたりするファッションは、怒り耐性が低めなのかな-、着ない服に入ってくるのかなー」と自問自答しているところ。

それで言うなら、ひとつの可能性が見えてきた。

……なんだろう。私の感覚だと、たとえ派手寄りの鮮やかな色でも、単一色の面積が広いと(無地)、ちょっと物足りなさというか……シンプルやカジュアル路線と捉えがち?


もしや私には色だけでなく、服のデザイン性や柄が足りないのか?



ざっくりしてるし、全パターンに当てはまっているわけじゃないけど、

● シンプル系なデザインなら→柄で増し増し?
● 盛りデザインなら→単色・黒などでもOK?



イメージとしては、こういう全体のバランスなんかも見ていくと理想の制服に近づけるのかも。

とはいえ!
全然着ていない柄服も、実際にある!

このあたりはもう少し自問自答が必要。持ってはいるけど、なぜか着ない服の理由みたいなのをはっきりさせないと、また同じような買い物しそうなので。


あとは、DENKA!
DENKAともっと仲良くしたいです!

年明けちょっとばかりモソモソしてたら、noteさんから「31日までに投稿すると、連続6ヶ月間達成ですよー」というお知らせがきて、「おおっと、そうでしたか?」と慌てて滑り込み!


追記: ここで使わせてもらったジブリの画像は、ジブリ作品の「常識の範囲内でご自由にお使い下さい」からお借りしています。


\自問自答ファッション/



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