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いかに生きるか、という哲学を軸にして、社会、未来、人間を考える。つぶやきは、いまのとこ…

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いかに生きるか、という哲学を軸にして、社会、未来、人間を考える。つぶやきは、いまのところ、自己視点からの感情の排出になりがち。

最近の記事

胃が痛む

 某氏の行動がきっかけで、休業に追い込まれた餃子屋の話を見て、気分が悪くなり、なにかないかとnoteを流し読んでいたら、日本人女子サッカー選手の社会貢献への試みの記事を見つけて、ほっとした。  自由が大事だ、人の生き方、考え方に口を出すな、と社会は言うだろう。それに反論ができない。でも、そのままでいいのだろうか、と思う自分もいる。  よりよい社会を目指す、よりよい人を目指す。  それが間違っているとは思わない。  それと、すべての人の自由とがどう両立していくのか、これ

    • 経済

      経済指数が上向くことと、生活が楽になることが、イコールではなくなっている。 経済学が実感を伴わなくなっている。 だから、経済学の常識に反した政策が一定の支持を持つのではないか。直感的な実感に寄り添うから。 それは、経済全体をどう上向かせるかの議論だが、上向いた経済の果実をどう使うか、あるいは、経済全体を(学問上)上向かせることが的を射ているのか、という疑問も、いまの変化しつつある時代、持ち続けることが必要なのではないか。 勿論、その疑問への回答を検討することも必要だが。

      • 具体案がなければ反対してはいけないわけではない

        よくある自己責任論にも通じる、「なら、代案を示して下さい」。 それは、話の論点をずらしているだけで、真面目な人ほど、それに引っかかるが、反対の意を示すことは、対策とは関係なく、意思の表明。 反対する(なぜ)→対案を出す(どうしたい)、と段階を踏むべきところを一足飛びにするから、話がややこしくなる。 きちんと段階を踏んで、相手の意思を汲んでこそ、建設的なコミュニケーションをはかれる。

        • 言われてみたら、納得。 @dztpさんのツイート: https://twitter.com/dztp/status/1095620489454641152?s=09

        胃が痛む

        • 具体案がなければ反対してはいけないわけではない

        • 言われてみたら、納得。 @dztpさんのツイート: https://twitter.com/dztp/status/1095620489454641152?s=09

          本当にそう。 気づかないうちに、逃げ場所にしてしまっていないかと、自省する。 @sasakinonokaさんのツイート: https://twitter.com/sasakinonoka/status/1094794515423088645?s=09

          本当にそう。 気づかないうちに、逃げ場所にしてしまっていないかと、自省する。 @sasakinonokaさんのツイート: https://twitter.com/sasakinonoka/status/1094794515423088645?s=09

          日本の技術の劣化は心から?

          メーカー勤めなのだが、客前の製品検査で、取り交わした基準に満たない部分を発見したら、上司に文句を言われた。(あるいは、叱責のつもりだったかもしれないが) 面子を潰されたと思ったのだろうか。うまく、基準を満たす部分を見つけて客にみせるのが、検査者の腕前だと。 ……呆れると、本当に言葉が、でないことがある。 彼は、神鋼の品質問題や車のデータ不正が、どこから始まったのか、忘れたのだろうか。検査は、通すためにするのではなく、品質の確認のためにするのである。品質に問題があったときの

          日本の技術の劣化は心から?

          働きながら、ソーシャルワーク

          やってみると難しい。 今は定時に帰れてるし、土日祝も休みなんだけど(なんという贅沢!(笑))、それでも、疲れは溜まる。 先週は聞きたかった講演を寝過ごして、逃してしまった。 本も、仕事と人生論との本に時間をとられて、いや、ソーシャルワークの本が読み応えがあるから、避けてる気もするけど、うーん。 ま、焦らずに少し待ってみよう。時間が解決策を運んでくることも多い。 それまでは、ぼちぼちと。大事なことだから、離れてしまうことは、きっと、ない。

          働きながら、ソーシャルワーク

          共生社会 ~我が事丸ごと構想~

          障害者・高齢者・こどもの共生を掲げる厚労省の「我が事丸ごと」構想を軽く調べてみた。まあ、課題は多いよね。そのなかから、政治や国への不信をもとにした意見を除くと、https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171124-OYTET50027/ が、わかりやすく、かつ建設的な指摘をしてると思う。 私自身は、住民参加・地域ぐるみ、が強制になっていくんじゃないか、という不安派なのだが……集団心理とか組織論とかをやってると、そう発送するのも無理はない

          共生社会 ~我が事丸ごと構想~

          ネットだけで生きられるの?

          最近、さまざまなSNSを流し見ているが、たまに、ネット万歳、ネットネイティブすげえ、みたいな文がある。 メーカーでモノ作りに関わってる身としては、違和感。 食べることも、移動(自身以外の移動、配達も含む)のためのインフラも、住む場所も、着る服も、額に汗して作らなければ、存在しない。 作ること自体がIOTで進化して汗なんてかかなくて済むようになる、という議論があるけど、世にあるモノづくり企業のうち、IOTに全振り投資できるだけのもうけを出している会社がどれだけあると思って

          ネットだけで生きられるの?

          古市氏の発言に

          古市氏の落合氏との対談での発言は、つまりは、死が間近にある者は生きる(生きさせる)努力をしなくていい、という価値観にとれる。コストに見合ってないというなら、命を金に換算する価値観ともいえる。 そうじゃない、そうじゃないんだ。 命はそこにあるだけで価値がある。みっともなかろうが醜かろうが、生きることそれ自体に価値がある。存在自体に価値がある。それが、人権という価値観であり、現代において、人が生きていくことを肯定する基礎になっている価値観なんだ。 価値のない命を選別すると

          古市氏の発言に

          障害者とは何か、の基本

           障害者手帳を取ることを決意したあと、そも障害者とは何か、について、考えてみようと思った。  障害者手帳を今まで取らなかったのは、手続きのめんどくささもあるが心理的抵抗があったからだ。  自分が障害者である、と認めること。それに心理的抵抗があった。  いうなれば、差別感情である。(友人の一人は、自分で稼げないことへの負い目ではないか、といってくれたが。)  差別は多くは、無知からはじまる。私は、学生時代のボランティア活動や学問分野の関係などで比較的、障害者への知識はあるほうだ

          障害者とは何か、の基本