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【STEPN】Swapできない時の対処方法

皆さん、こんにちは。FSL公式アンバサダーのバベです!
アプリ内でのSwapがうまくいかない、失敗する事象が多発しています。今回の記事では、そういった際の確認ポイントや対処方法などを解説します。


Spending⇆Wallet間の送付ができない場合はこちら

今回、Swap失敗時に関する対処方法のため、Spending~Wallet間の転送失敗や届かない場合は、こちらの記事を読んでみてください。

Swap時のエラー表示

まず、最初にSwap時のエラー表示を見てみましょう。それによって確認方法や対処方法が異なります。
なお、以下画像のエラー表示以外もあるかもしれないことを了承ください。

エラーパターン①

こちらのエラーは、少し調べましたが、JSON(要するにプログラム)のエラーのようで、ETHノード関連の不具合の可能性があります。

ソース:https://docs.cloud.coinbase.com/wallet-sdk/docs/errors

画像は、STEPNアプリのETHチェーンでのSwapのため、こういったエラーが出るようです。この場合、解決するまで時間を空けるなどしましょう。

エラーパターン②

上記画像を翻訳すると、次の通りです。
ーーー
トランザクションは 30 秒以内に確認されませんでした。結果は後ほどご確認ください。取引に失敗した場合は、ネットワークまたはガス料金を確認してください(初回取引には0.0025SOLが適用されます)
ーーー

ちょっと分かりにくいですが、要するにトランザクションが通っていない(正しく処理されていない)可能性があるため、少し待ってSwapできたか確認してみましょう。できていなければSwapは失敗しています。

また、この表示ですと、原因が少しわかり辛い・・・。
ということで、いくつか失敗の原因となる可能性のあるものと、対象方法を見ていきましょう。

Swapが失敗した際の確認ポイント

ガス代が足らない可能性

Swapが失敗した際、ガス代が不足している可能性があります。
1回のガス代くらい(約0.0005SOL)通貨を持っていればいいかというと、そういうわけではありません。

ガス代は、Swapするときにガス代の見積もりを作り、Swapを行います。
この見積もりを作る際、想定される最大のガス代に対し、ウォレットの通貨残高が足りていないと、残高不足と判断され、実際のSwap処理に進むことができません。

実際に消費されるガス代は見積額よりは少ないため、「あれ?ガス代あるのにガス代が足りないってエラーが出るぞ?」となるわけです。

必要なガス代の量ですが、その時のチェーンの混雑、時間帯によって変わります。
以下は、ガス代の最低数量ではなく、”これくらいのガス代を積んでいれば、いつSwapしてもガス代でSwapが進まないということはないだろう”という数量を記載しておきます。
Solanaチェーン:0.1SOL
BNBチェーン:0.05BNB
ETHチェーン:0.1ETH
なお、ETHに関しては本当にガス代が高騰した場合、0.1でも足らない場合が出るかもしれませんが、そうなるとSwap1回100ドルとかかかる状況なので、安くなる時間帯を選んだ方が良いと思います。

何らかの原因でSwapが失敗している可能性

ここは正直何が原因とも言いづらいです。運営側の技術的または設備やリソースの問題や、ブロックチェーン側

対処方法

対処法①PhantomでSwapする

こちらは、STEPNのアプリ内ではなく、Phantom(ファントム)という別のアプリを使用してSwapを行います。そうすることによって、もしもSTEPNアプリ上の問題でSwapができていない場合、回避することができます。

一方、Solanaチェーン上での混雑やトラブルが発生している場合、Phantomを使用しても解決できないでしょう。

なお、Phantomを使う場合、STEPNアプリで使用しているウォレットをPhantomへインポートをする必要があります。
インポートの方法は、以下の記事で解説していますので、こちらを読みながら進めてください。

そして、Swapのやり方ですが、Phantomを開き、以下画像赤枠の「⇆マーク」をタップします。

すると、画像の様に、交換する通貨を選択する画面が出てきますので、交換したい通貨を選択しましょう。真ん中のゼロの部分は、交換元の通貨の数量を入力します。

上の赤枠が交換元(持ってる通貨)、下の赤枠が交換先(欲しい通貨)です。

以下の画像は、0.1SOLをGMTへ交換する際の表示です。
これで問題なければ、赤枠「注文の確認」をタップすることで、Swapが実行されます。

<おまけ>
プロバイダーの箇所を見ていただくと「Raydium+Lifinity V2」という表示があります。これは、Raydium、LifinityというDEXをそれぞれ使ってSwapします。
恐らく、SOL⇒GMTへ直接交換できるわけではなく、裏でSOL⇒?⇒GMTというように何か別の通貨(USDCとか)を経由するため、例えばRaydiumでSOL⇒USDCへ交換、LifinityでUSDC⇒GMTへ交換するような流れになると思われます。Phantomではそういった複数のDEXを経由して最良の交換レートを示してくれるので便利ですね!

また、SwapはJupiterというDEXアグリゲーターを使用することでもSwapできます。

ちなみに、Jupiterの場合はSwapルートを図で示してくれていますね。

対処法②取引所で交換する

こちらは、STEPNのアプリ内ではなく、取引所へ通貨(GSTやGMT)を送ってSwapを行います。そうすることによって、もしもSTEPNアプリ上の問題、またはSolanaチェーンの混雑やトラブルが発生している場合、回避することができます。
※もっとも、Solanaチェーンがトラブルとなっている場合、取引所へ送金自体ができず、この方法は使えないかもしれませんが・・・。

流れとしては次の通りです。
①GSTやGMTが入金可能な取引所を確認する
②STEPNのウォレットから送金する
③取引所で売却する

①GSTやGMTが入金可能な取引所を確認する
GSTやGMTを別の通貨へSwapする場合、GSTやGMTに対応している取引所へ送金する必要があります。

取引所へ送金するには、まずGSTやGMTの取り扱いがされている取引所を確認し、その口座を開設している必要があります。

それぞれ対応している取引所はCoin Market CapやCoingeckoなどで確認することができます。ここではCoin Market Cap(以降CMC)で確認する方法を記載しておきます。

まず、CMCへアクセスしましょう。

続いて、検索窓に「GST」と入力し、
 Green Satoshi Token(SOL)
をクリック、もしくはタップしましょう。

もちろん、ご自身で交換したいチェーンの通貨を選択しましょう。

画像はPC上の表示です

画像の様に「市場」を選択しましょう。英語では"Markets"という表示です。

そうすると以下の画面が表示されます。
画像が右へスクロールでき、そうすると「流動性スコア」という表示があります。
こちらが、高い取引所を選びましょう。
日本人が使えそうな取引所は、今の表示ですと上から、
 KuCoin
 Bybit
 Bitget
 MEXC
あたりでしょうか。もちろん、状況によってスコアは変わるのでたまに確認してみると良いでしょう。

なお、2024年3月現在、日本の取引所でGSTやGMTの扱いはありません。上記は全て海外取引所となります。

流動性スコアの詳細はこちらのページに説明されています。
要するにスコアが高いと流動性が多くあるため、取引が適正価格で成立しやすい取引所、ということです。

上記の流れで対応する取引所を確認しましょう。GMTにおいても同様の流れで確認が可能ですが、GSTが上場している取引所であれば、GMTの扱いもあると思ってよいでしょう。

②STEPNのウォレットから送金する
ここからは端的に説明してきます。

ウォレットからの送金する場合、送付先のアドレスが必要です。
送付先の取引所のアドレスを確認しましょう。

そして、STEPNアプリから送付を行います。

この時、Solanaチェーンが混雑していたり、アプリ上でうまく送付ができないことがあります。何度かやってみるか、時間をおいてやってみましょう。
また、以前書いた記事で、Solanaチェーンのトランザクションの失敗状況を確認する方法がありますので、こちらで確認するのも良いでしょう。

「②エクスプローラでLossが多く出ている時間帯か確認する」の項目です。

③取引所で売却する
取引所で受領したら、該当通貨を売却しましょう。

例えば、Bybitでは、画像のように「GST/USDT」ペアで取り扱いがあります。従ってGSTを売却すると、USDTを得ることができます。

対処法③アプリ内でSwapしたい場合

どうしてもアプリ内でSwapしたい場合、対処法でも何でもありませんが
・何度もSwapを試してみる
・時間をおいて試してみる

恐らくこれくらいしかできる事はありません。

先にも記載した通り、Solanaチェーンのトランザクションの失敗状況を確認し、失敗していない時間帯に試してみるのが良いでしょう。

「②エクスプローラでLossが多く出ている時間帯か確認する」の項目です。

注意点:FSLポイント

2024年2月26日、STEPNの運営会社であるFSL(Find Satoshi Lab)がFSLポイントというものを発表しました。

FSLポイントをざっくり説明すると
・FSL BadgeというSBT(ソウルバウンドトークン:送信や売買不可のトークン)にFSLポイントが貯まる
・ポイントは各プロダクト(STEPN/MOOAR/GasHero/DOOAR)を使用することで貯まる。過去分は遡及して(さかのぼって)付与される
・バッジを保持していると将来特定のFSLイベントに優先参加の権利がある
・商品や新製品の提供などにポイントの引換が可能
という内容です。

STEPNアプリでのSwapは、FSLプロダクトのDOOARを使用します。つまり、FSLポイントが貯まるということです。
ですので、アプリ内でSwapしたほうが、ポイントが得られますが、上記の対処法①と②ではポイントがたまりません。

ポイントのインセンティブがどれくらいの金銭価値になるかわかりませんので、この辺りは各自で判断して方法を選びましょう。



本記事は以上です!
分からないことがあれば、LINEのオープンチャットもありますので、そちらで質問いただければ私含めた有志の方が回答いただけると思います!!
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